市民の食とくらしを守る
美味しい山形の発信と未来につなげる元気な農業の創造
第6次山形市農業振興基本計画の中間見直しを行いました
平成29年6月に「第6次山形市農業振興基本計画」を策定し、「市民の食とくらしを守る」という基本理念のもと、山形の農業の発展を目指し、各種農業施策を展開してきました。
策定から5年が経過し、農業者の高齢化や担い手の減少などの従来からの課題に加え、国の方針の転換など農業を巡る情勢が変化しています。計画の進捗状況等を点検、評価し、必要に応じて見直しや改善等を行い、今後の農業施策の在り方を整理しました。
■問 農政課 内線437
中間見直しの内容
「美味しい山形の発信と未来につなげる元気な農業の創造」をメインテーマに、「持続的に発展する農業の確立」「地域の『強み』を活かした農林業の確立」「市民と農業をつなぎ健康で笑顔溢れるくらしの確立」の3つの基本目標実現に向け、山形の農業発展を目指してきました。これまで各種農業施策を展開してきましたが、中間見直しを行い、新たな取り組みを追加しました。
主な内容については次の通りです。
(1)園芸団地の今後について
- 新たな品目の団地化
- 園芸団地を活用することによる新規就農者の育成・確保
(2)農業DXの推進
- 農業機械の自動化や営業管理システム等の農業DX普及啓発
(3)みどりの食料システム戦略の実現に向けた取り組みの推進
- 持続可能な食料システムの構築に向け、調達、生産、加工、流通、消費の各段階の取り組みとカーボンニュートラル等の環境負荷軽減のイノベーションの推進
- 耕畜連携による堆肥利用の促進
(4)農業経営基盤強化促進法の改正への対応
- 区域ごとに目標地図を盛り込んだ地域計画の策定、農地の集約化推進
(5)現状の課題等への対応
- 「農作物被害への支援」「農業生産基盤の災害対策」「農業経営体への支援」といった災害等に対する支援
- 旅行業者への農作業委託事業、農業系大学の学生や高等学校生徒の派遣、援農ボランティア団体との連携等、多様な農業労働力の確保
- 新たな森林経営管理制度による、手付かずの森林の施業推進や脱炭素社会の実現(適正な森林整備による二酸化炭素吸収量の確保、木材利用による炭素貯蔵機能の発揮)
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