山形市総合交通戦略について

ページ番号1013294  更新日 令和6年3月5日

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 山形市では、自家用車に頼らなくても誰もが快適に移動できる環境の構築を進めるに当たり、国の社会資本整備総合交付金をはじめ関係機関の支援を得ながら強力に推進していくため、「山形市地域公共交通計画」等に位置付けられている交通結節点の整備などの都市交通施策と、「山形市都市計画マスタープラン」等に位置付けられているまちづくり施策などをパッケージ化する「山形市総合交通戦略」を策定しました。

総合交通戦略の概要

対象区域

 本戦略の対象区域は、山形市全域とする。ただし、広域的な施策については、近隣市町との連携を図りながら実施していく。

計画期間

 令和6年度から10年間(令和15年まで)とする。なお、ベース計画の変更に応じて適宜内容の見直しを行う。

目指す将来像

 目指す将来像を「山形市基本構想が目指す将来都市像」とし、基本構想が目指す「誰もが健康で安心して暮らすことができる地域社会を広く創るため、産業・経済を発展させながら、豊かな自然や歴史・文化といった環境を守り育て、6つの視点から取り組む持続的発展が可能なまちづくり」の実現に向けて、その視点ごとに戦略目標を設定した交通戦略からアプローチし、その実現を図っていく。

戦略目標

戦略目標1:「健康」と「医療」を核とするまちづくり

 自家用車に頼らなくても、快適に効率よく安心して通院できるよう、鉄道や路線バス、コミュニティバス等、地域の実情に
 合わせた交通手段を確保するとともに、各交通手段を結ぶ交通結節点の整備や公共交通ネットワークの構築を図ります。
 市民一人ひとりの健康寿命延伸に向けて、ウォーキングやサイクリングなど健康増進に資する事業を推進します。

戦略目標2:産業・経済の活力を生み出していくまちづくり

 生活者目線のほか、観光、ビジネスなど多様な目的による移動において、公共交通利用における交通手段間の接続性や利便性
 の向上を図ります。
 市外からの来訪者をはじめとした多様な交流の展開を推進するため、快適な移動環境の整備や分かりやすい情報の発信を図り
 ます。

戦略目標3:豊かな環境をまもり育てるまちづくり

 自家用車の多用から公共交通利用への転換による環境負荷軽減に向け、公共交通の利便性向上を図り、持続可能なまちづくり
 を目指します。
 ゼロカーボンシティの実現に向けて、徒歩や自転車などの脱炭素型の移動手段の利用を促進する事業を推進します。

戦略目標4:安心して暮らせる地域社会を共に創るまちづくり

 地域の実情と利用者のニーズに応じた持続可能な生活交通を確保するとともに、公共交通の利用促進に向けた啓発活動や意識
 醸成を図ります。
 子どもから幼い子連れの方、高齢者・障がい者まで、多様な利用者それぞれのニーズに対応した、分かりやすい情報発信を
 行うとともに、安全で利便性の高い公共交通を構築します。
 高齢者・障がい者を含めた歩行者や自転車利用者等が安全・安心に暮らし、移動できるよう、バリアフリー化、安全確保等の
 環境整備に取り組みます。

戦略目標5:山形で育まれた文化を活かすまちづくり

 歴史や文化に接する機会を創出するとともに、観光資源として活用していくため、自家用車に頼らずとも、目的地まで
 スムーズに移動できる公共交通ネットワークの構築を目指します。

戦略目標6:広域連携による圏域全体の持続的な発展を目指すまちづくり

 山形連携中枢都市圏や仙山圏の連携をよりスムーズにするため、「山形県地域公共交通計画」および連携都市圏の取組と連動
 しながら、鉄道をはじめとした公共交通の利便性向上を図るとともに、交通結節点の整備等により、広域的な公共交通ネット
 ワークの構築を目指します。

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このページに関するお問い合わせ

企画調整部公共交通
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-641-1212(代表)
ファクス番号:023-623-0703
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