秋のクマに注意!
秋は、クマが冬眠に備えて食べ物を探して活発に動きます。
芋煮会やバーベキューでの食べ残し等のごみは放置せず、必ずお持ち帰りください
クマは河川沿いの藪の中に潜んで移動しますので、芋煮会が行われる河川敷近くにはクマが潜んでいる可能性があります。
食べ残しや包装のごみの放置はクマを呼び寄せる大変危険な行為ですので、必ずお持ち帰りください。
山中のブナの実等が不作の年は、食べ物を求めて人里への出没が増加します
令和7年度の山形県のブナの実の豊凶調査によると、ほぼ全域で大凶作が予想されております。
従来クマが出没していなかった市街地での目撃例も増えています。
行楽やキノコ狩りは周囲を確認しながら
クマは足音を立てずに歩きます。
行楽やキノコ狩りに熱中するあまり周辺への注意力が散漫にならないよう注意が必要です。
また、クマ鈴やラジオを過信せず、複数人で行動するなど周囲に十分気をつけましょう。
クマと遭遇しないよう下記のことに注意してください
朝夕の行動は避ける
朝夕はクマが活発に活動します。
この時間帯に山中に入ることは避けましょう。
周囲を確認する
山菜はクマの好物です。山菜のある場所には、クマもいる可能性があります。
特に渓流沿いは水の音で、クマも人もお互いの気配を感じず接近してしまうことがありますので注意が必要です。
クマのいる場所に近づかない
山中はクマの生息地で、どこにいてもおかしくありません。
クマの足跡や糞などを見つけたら、それ以上近づかずに引き返しましょう。
笛、ラジオ、鈴の携帯を
クマは聴覚や嗅覚が人より優れています。
人の気配を感じたクマは自ら避けてくれます。
笛、ラジオ、クマ鈴など大きな音の出る物を携行しましょう。
子グマを見たら立ち去る
子グマの近くには必ず母グマがいます。
母グマは子グマを守るために、人へ攻撃することがあります。
子グマを見かけたら、そのままそっと立ち去りましょう。
犬は連れて行かない
人の気配を感じたクマは、身を隠して人をやり過ごそうとしますが、一緒にいる犬に吠えられるなどして、人へ攻撃をする場合があります。
犬を連れて山中へ入るのはやめましょう。
クマに出会ってしまったら
距離が離れている場合(クマが気づいていない)
ゆっくりと静かに立ち去ります。
比較的距離が近い場合(50m程度)
両腕をふりこちらの存在をクマに知らせ、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退します。
森林内であれば、万が一の突進に備えてクマとの間に障害物となる樹木等がくるようにします。
距離が近い場合(20m程度)
クマがパニックになり突発的な攻撃をする可能性があるため刺激しないことが大切です。
走ったり大声を出したりせず、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退します。
森林内であれば、万が一の突進に備えてクマとの間に障害物となる樹木等がくるようにします。
クマが突進してきた場合(威嚇突進)
威嚇突進の場合は、途中で止まり後退することが多いため、落ち着いてクマとの間に障害物となる樹木等がくるようにゆっくりと後退します。
クマが突進してきた場合(本当の攻撃)
クマ撃退スプレー(射程は10m弱です。)を目や鼻をめがけて噴射します。
クマ撃退スプレーがない場合は、うつ伏せで防御姿勢(両腕で顔や頭をガード)をとります。
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