つながりよりそいチャット（LINEを活用した相談支援［試行的事業］）の実施結果について

実施結果について

　つながりよりそいチャットの実施結果についてお知らせいたします。

 

1．対象者　山形市に在住・在勤・在学し、孤独・孤立に悩みを抱えている方

2．実施期間　令和5年2月16日（木曜）～令和5年2月27日（月曜）

3．実施体制

　専門的な資格のあるスタッフがLINEアカウント「つながりよりそいチャット」上で相談を受け付け、オンラインでよりそいながら必要な情報提供・支援につなげる「デジタルソーシャルワーク」を実施。

4．周知方法　市公式ホームページ、市公式LINE、チラシポスティング、WEB広告、インフルエンサー等の活用により周知。

5．実施状況

　・友だち登録件数　176件

　・LINEやり取り人数（件数）　80人（1，672件）

 

　本事業結果の詳細については、山形市社会福祉協議会や山形労働局、不登校やひきこもりの当事者を支援するNPO法人など8団体で構成される「山形市つながりよりそうプラットフォーム」へ報告しております。

　相談内容の傾向としては、漠然とした生きづらさを抱えている方からの相談が多いため、他の社会資源につなぐ必要はあまりなく、一番のニーズは「話を聞いてほしい」というものでした。また、このチャットのやり取りを通じて、相談者が前向きに変化していく事例がいくつも見受けられ、「つながりよりそいチャット」が孤独・孤立への新たな予防的アプローチとして効果的であることが確認できました。

　これを受け、プラットフォームの会議では、既存の相談窓口等でカバーできない相談を対象としており、求められる事業であるなどの評価を受けております。

　この度の試行的事業の検証を踏まえ、孤独・孤立対策の実施においては、関係機関と連携を図り、当事者の方の思いによりそいながら事業の検討を進めてまいります。