やまがた緑環境税を活用した事業紹介

「やまがた緑環境税」とは、県民の皆さまから年間1人あたり1，000円を納税していただき、森林の保全を目的とした事業に充てるためのものです。

山形市はこの「やまがた緑環境税」を活用し、豊かな森づくり活動、森や自然とのふれあい活動及び木に親しむ環境づくりを実施し、市民の皆さまから森林に興味を持っていただけるよう事業を展開しております。

• 【山形県HP】やまがた緑環境税（外部リンク）

山形市で行っている事業紹介

みんなの森づくり活動

豊かな森林を守り、育て、次世代に引き継ぐため、市民が一体となった森づくりを推進し、自然への感謝と森林への理解の醸成を図るため、児童生徒や地域住民の方たちと協働で植樹を行う「山形市植樹祭」を開催しております。

みはらしの丘環境保全林里山整備

みはらしの丘といった好立地条件を活かし、里山の再生に向けたモデル地区と位置付け、地域の方及び市民の皆さまが森林と触れあうことのできる場を整備するため、地元住民と協働で草刈りなどを行っております。また、将来的に体験活動や、学習会のフィールドなどとして、広く市民に親しまれるような里山として機能できるよう整備を継続しております。

野生動物との共生林保全活動

人と野生動物が共生できる環境を維持するため、地元町内会の皆さまと協働で人と野生動物との共生林として整備した既存の緩衝帯（バッファゾーン）の保全管理（下刈り等）を行っております。

森林に親しむ学習会

森林の持つ機能や森林資源の多様性を理解してもらうため、市民の皆さまに参加していただける季節で変化する里山を楽しみながらの森林散策やクラフト、森づくり体験などのイベントを開催しております。

• 癒しの森講座
• 木づかい講座
• My スプーン・お皿つくり

詳細は、各イベント実施日の約1ヶ月前の広報やまがたに掲載しますので、ご確認いただきますようお願いします。

年間を通して内容を決定するため、一部内容を変更する場合がございますのでご了承ください。

イベントの日程等については、直接森林整備課あてお問い合わせください。

小・中学校への市産材の普及啓発

山形市産間伐材を使用した杉板材を中学校での技術家庭・図工の授業で使用する教材や、小学校での木工教室の教材として提供しております。

～先生のご意見紹介～

市産材を提供していただいていることにより、木材の有効性や活用方法について学ぶ機会が得られました。また、緑環境税を通じた森林保護の重要性についても授業で取り扱いました。生徒たちの自由な設計による製作は、各自のアイディアや考えを重視するものであり、これが意欲的な学習につながっています。

間伐材等を利活用した森林環境学習

間伐材の利活用の推進及び森林整備の重要性を理解してもらうため、間伐材等を利用した製品の提供に併せて学習会や事業PRチラシの配布などを行い、間伐や間伐材の利用等及びやまがた緑環境税事業について市民の皆さまにPRを行っております。

• 山形市産間伐材等を利用したごみ集積施設組立てキットを町内会の皆さまと協働で組立作業
• 市有林等の未利用間伐材等を利用した木質チップを町内会の皆さまと協働で敷設作業
• 間伐材等を利用した木製品を公共施設に提供
• 市有林等の未利用間伐材等をペレット化し、ペレットストーブを設置する市有施設へ木質ペレットを供給