市長のやまがた自慢「山形セルリー」

ページ番号1005476  更新日 令和3年9月28日

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写真:「とのセルリー」と「ひめセルリー」

山形市は気候条件や水、そして豊かな土壌に恵まれ、数多くのおいしい農産物の産地として知られています。しかし、東北唯一の「セロリ」の産地であることは、意外と知られていないかもしれません。山形市ではフランス語読みで「セルリー」と呼び、ブランド化を図っています。
山形市のセルリー栽培の歴史は古く、約50年前、若手生産者4人が挑戦を開始。「セルリー栽培の神様」と称された東京都江戸川区の伊藤仁太郎氏(故人)の下に通い、勉強を重ねて栽培を始めました。試行錯誤を繰り返しながら熱心に取り組み続けた結果、山形市はセルリーの産地として定着し、市場から高い評価を得るに至りました。
その後、担い手の減少や施設園芸の多角化によって作付面積が減少し、栽培技術の継承が課題となっていましたが、近年新たな動きが始まっています。山形市農協が戦略的にセルリーのハウス団地化を進め、新規就農者を受け入れています。山形市のセルリー名人会田和夫さんの指導の下、若い人材が育ち始めています。
現在、新たなブランド名として、大株のものが「とのセルリー」、小株のものが「ひめセルリー」と名付けられ販売されています。山形市農協では、セルリーの即売会を行ったり、アル・ケッチァーノの奥田シェフと「セルリー大使」としてのパートナー協定を結び、PRに一役買っていただくなど販売面でも活発に動いています。
旬の時期は年2回あり、5月末から6月までと10月末から11月までになります。まだ食べたことのない方はぜひお試しください。生でもおいしいですし、炒め物や漬物など、意外とメニューの幅も広いです。山形市の農業の新たなチャレンジ「山形セルリー」を市民みんなで応援していきましょう。

(広報やまがた平成28年7月1日号掲載)

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