現地レポート

ページ番号1012472  更新日 令和5年10月28日

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春(9月~11月)

スワンヒルに春がやってきた

~スワンヒル地方市在住のカースティ・クイックさんからニュースが届きました~

スワンヒルに春が来て、市内はイベントや活動が目白押しです。雨の少ないスワンヒルですが、最近は20ミリほどの降雨量があり、ひどい干ばつに悩まされてきた農家にとっては恵みの雨となりました。

9月第1週は、「スワンヒル芸術祭」という、市内の学校のグループが歌やダンスやドラマを披露するフェスティバルがありました。他にも市民の方々が撮影した、500点を超える写真の巡回展や、スワンヒル地方美術館での絵画のワークショップ、60歳を超える方々のために様々な活動が催される「シニア・ウイーク」などが開かれました。

10月には毎年恒例の「スワンヒル農業・牧畜ショー」があり,家畜のイベントや美術工芸品の展示、子供向きの乗り物、モトクロス、花火やロデオが行われます。その他の10月のイベントとしては、買い物好きにはたまらない「スワンヒル・マーケットデイ」や、地元で作られるワインの品評会で一般向け試飲も行われる「オーストラリア内陸地方ワインショー」、市民が走ったり歩いたりして24時間のリレーを行いガン研究のための資金集めをする「命のリレー」、地域のビジネスを表彰する「スワンヒル地域ビジネス優秀賞」など盛り沢山です。その後間もなく、商店街はクリスマスの装飾が施され、日が長くなって暖かい陽気になり、10月末にはサマータイムが始まります。そして1年があっという間に過ぎ去るのです! 

スワンヒル春
写真展の受賞作品
「マレー川のマリー(低木の一種)のある生活」

夏(12月~2月)

スワンヒル市民はカート・レースに夢中?!

「カート」とは100cc程のエンジンを搭載する小型レーシングカーで、7歳ぐらいから始めることができる手軽なモータースポーツです。幅広い年齢層の人が楽しんでいます。一番金のかからないモータースポーツですが、時速約100キロで疾走するスピード感は最高!興奮度はF1並みです。世界中の一流レーサーも殆どがカートからスタートし、カートで育っています。

スワンヒルにはカート愛好者が多く「スワンヒル・カート・クラブ」というレース競技場(1983年開設)もあります。競技場の中には、シャワー・トイレ完備のキャンプ場が常設されており、エリア内での滞在も可能です。芝生に寝転がりながら観戦できる所があるのも魅力の1つです。またコース内には、“サンダードーム” とニックネームを持つ世界有数の15度ヘアピンカーブがあり、レーサーの腕の見せどころとなっています。「スワンヒル・カート・クラブ」 では、カート・レースが毎週末開催され、レースの順位によってポイントが与えられます。そして、クライマックスとなるのが「ビクトリア州カート協会杯」。7月最初の土日の2日間、その大会が行なわれ、ポイント獲得数によって年間チャンピオンが決定します。

モータースポーツで表彰台のチャンピオンを称えると言えば、やはりシャンパン・シャワー。レース場でのシャンパン・シャワーに参加するのは無理でも、スワンヒル産スパークリング・ワインを飲みながら、南半球の国に思いを馳せてみるというのいかがですか。スワンヒルは美味しいワインの名産地であり、山形でも購入できますよ!

カート
子供も夢中になるカート

大晦日

これまでで最高の大晦日!

大晦日
カースティー・
クィックさん

~スワンヒル地方市メディア担当のカースティー・クィックさんからニュースが届きました~

スワンヒル地方市では、毎年大晦日を祝うイベントを行います。2005年の大晦日は、気温48度という猛暑だったにもかかわらず(スワンヒル地方市は南半球あるため、日本と季節が逆)、7千人以上の人がマレー川の川沿いの公園に集まり1年の最後の日を祝うという、これまでで最高のイベントになりました。
大晦日を祝うこのイベントは、スワンヒル地方市で一番大きなイベントであり、家族全員で楽しむことができます。例えば、無料の子供用乗り物や、音楽・バンドのライブ、ピエロやマジックサーカス、年が明けるときには沢山の花火が打ち上がります。会場にはドーナツやアイスクリームやホットドッグが売られていますが、ほとんどの人たちは弁当を持参し、マレー川の辺で家族や友達と一緒に楽しく過ごしながら新年を迎えました。 

秋(3月~5月)

美味しいワインをどうぞ!

wine
スワンヒルワイン
「ドス・リオス」

~ご存じですか?スワンヒルがワインの名産地であることを!~

ぶどう作りに適した温暖な気候と湿度管理により、フレッシュな最高品質のワイン用ぶどうが実ります。スワンヒルの気候と地方独特の石灰石混じりの土、卓越した醸造者の技術が一体となり、芳醇なスワンヒル・ワインが完成するのです。中でも特に有名なのが「ドス・リオス」というブランドです。オーナーの手で丹精こめて育て収穫された上質のぶどうで醸造されたワインは、ワイン愛飲家はもちろん、オーストラリアの数々のワイン誌でも絶賛されています。

このように “ワインの街” とも呼べるスワンヒル地方市では、毎年「オーストラリア内陸地方・ワイン・ショー」が開催されます。スワンヒルをはじめ、オーストラリア北西部の3つの州の4つのワイン生産地のワインが一同に会し、参加者の舌と喉をうならせます。一流シェフによる豪華ディナーとジャズの生伴奏と相まって、夜更けを忘れる週末のひとときとなります。

味覚の秋でもあります。

秋の夜長、お気に入りの食事や音楽と共にスワンヒル・ワインはいかがですか。

「ドス・リオス」ワインは、お手頃な価格で山形市内でも購入可能です。

ワイン
ワインショーでのワイン(左)
壮大なブドウ畑(右)

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