キッツビューエルとの交流のあゆみ
山形市は、駐在オーストリア大使ハートルマイヤー氏のはからいで、オーストリアのチロル州キッツビューエル市と姉妹都市の縁組をすることになり、昭和38年2月11日の山形市議会で議決、締結式典はキッツビューエル市と本市とで同時に2月17日に行われました。キッツビューエル市は、アルプス山麓の都市で、風景がよく、四季を通じた観光・スポーツの好適地です。特にスキー環境が山形の「蔵王」とよく似ており、また、“銀嶺の王者”(1960 松竹)の映画撮影で来形(S35.1.14) したトニー・ザイラー氏や、蔵王スキースクールで教えるために来形したフランツ・デルブル氏等、スキー関係者の交流が深まり姉妹都市が実現しました。
- 昭和38年(1963年)
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2月17日
山形市、キッツビューエル市姉妹都市盟約締結
2月19日
山形市蔵王温泉総代岡崎金蔵氏のキッツビューエル市訪問に際し、青 銅花瓶と山形市のアルバムを託し贈呈方を依頼した。
3月8日
キッツビューエル市のスキー協会から山形市長に対し、名誉会員並びにバッジが送られた。
5月21日
キッツビューエル市はインスブルック市長の来日に際し、牛につける鈴、風景画計画(印刷)、人形、台所の模型額、長持、木の盆などを託し山 形市に贈られた。
7月22日
岩動洋二氏がキッツビューエル市を訪問するのに際し、山形市から版画 “寸涼”“むさしの”2葉と古鏡型文鎮、レコード、紅皿を託し、キッツビュー エル市に贈った。
- 昭和40年(1965年)
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3月22日
ウィーン大学クルト・ポルケ氏来形。公民館で講演と映画会を催し高校生と交歓会を開いた。
- 昭和41年(1966年)
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2月22日
姉妹都市締結3周年を記念してイングリット・ヘブラー女史のピアノリサイタル(モーツァルトの夕べ)を県民会館で開催。
10月25日
日墺協会設立、会長に大久保伝蔵氏が就任。
11月1日
キッツビューエル市の旅行会社支配人ツチン・タイラー氏がキッツビュー エル市長のメッセージを携えて来形。
- 昭和42年(1967年)
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1月6日
オーストリアスキースクール教師シャンツ・ビリジッタ嬢がキッツビューエル市観光協会長のメッセージを携えて来形。
2月4日
蔵王で開催の全日本スキー連盟指導者特別研修会にクルッケンハウザー教授一行来形。
- 昭和45年(1970年)
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6月10日
本県の医療に新風を起こし、済生救民の父と仰がれたローレツ博士の胸像除幕式が駐日オーストリア大使代理デオル・レニーク氏の出席で行われた。
- 昭和47年(1972年)
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2月8日
第11回札幌オリンピック冬季大会参加のオーストリア選手団激励のため山形市長訪礼、その折、キッツビューエル市長あてのメッセージを選手団に託した。
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昭和48年(1973年)
★10周年
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2月1日
蔵王で行われた姉妹都市締結10周年記念式典にキッツビューエル市長代理として駐日オーストリア大使レギナルド・トーマスご夫妻を招いた。 また、キッツビューエル市で開催された姉妹都市締結10周年記念式典に山形市長夫妻が招待され、さらに日墺青少年交流派遣として、山形市内の中・高校生20人がキッツビューエル市を訪問、交歓を行った。
- 昭和49年(1974年)
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10月17日
キッツビューエル市民であるトニー・ザイラー氏とチロル民族舞踊団員の 計11人が山形市を訪問した。前年夏に、山形市長と市内中・高生の訪問団がキッツビューエル市を訪れたことに対する答礼の訪問。表敬訪 問の席上、トニー・ザイラー氏とチロル民族舞踊団のトニー・プラックスマイヤー団長に特別名誉市民章を贈り、さらに、ハンス・ブレッタウア市長 に贈る同章をトニー・ザイラー氏に託した。一行の4日間の滞在中には、 市民会館でチロル民族舞踊を披露、蔵王・松島などを見学した。
- 昭和50年(1975年)
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11月4日
昭和51年4月に山形市を公式訪問するための日程についてキッツビューエル市ゲルハルト・レッシュ市議会文化委員長が来日し、オーストリア観光局にて山形市と具体的な打ち合わせをした。
- 昭和51年(1976年)
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4月23日
キッツビューエル市のハンス・ブレッタウア市長を団長に、トニー・ザイラ ー氏の父アントン・ザイラー氏ら一行27人が、山形市を訪問。一行は弁護士、建築技士、ホテル経営者、観光協会役員、主婦などの市民訪問団で、4月27日までの5日間にわたり、蔵王・山寺・霞城公園などを視察するなど一層の理解を深めた。
- 昭和52年(1977年)
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6月22日
昭和54年1月に蔵王において開催された国際スキー教育者会議の開 催準備のため、山形市助役ほか8人が西ドイツのバードヴィスゼーの会議に出席し、ヨーロッパ各先進地を視察、途中、キッツビューエル市を表敬訪問した。
12月1日
山形青年会議所が中心となって山形キッツビューエルクラブが結成された。
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昭和53年(1978年)
★15周年
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8月3日
青年会議所を中心とする市民36人が親善訪問団として、8月14日までキッツビューエル市を訪問し、親善を深めた。
- 昭和55年(1980年)
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4月20日
チロルアンサンブルオーケストラ・グンドルフファミリーが来日したのを記念 に山形公演を実施。あわせてキッツビューエルパネル展も開催。グンドルフファミリー団員を囲んでの“オーストリアの夕べ”には駐日オーストリア大使館サッチンガー参事官を招待し、市民と共に友好親善を深めた。
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昭和58年(1983年)
★20周年
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8月
姉妹都市締結20周年を記念して教育長を団長に山形市民20人がキッツビューエル市を親善訪問した。
- 昭和59年(1984年)
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7月7日
フォン・ローレツ博士の没後100年を記念し、同博士に関する講演会を開催した。
- 昭和60年(1985年)
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6月16日
キッツビューエル市の山形クラブ会長であるゲルハルト・レッシュ氏を団長とする一行8人が来形、21日まで滞在した。その際、山形市長と前市 長に対してキッツビューエル市が外国人に贈る最高の栄誉である「金功賞」が伝達された。
8月30日
豊かな観光資源を生かし、観光立県を推進するための「山形県欧州山岳リゾート視察団」が、オーストリア、スイス、フランス等を訪問、その際に キッツビューエル市を訪問し、友好交流を図った。
- 昭和61年(1986年)
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1月9日
オーストリア・アルペンスキー友好75周年を記念したオーストリア・チロ ル州の主催による記念行事に市長代理として建設部長及び民間人2人 が参加し、友好親善を深めた。
3月29日
オーストリア・アルペンスキー友好75周年を記念し、チロル州友好代表 団一行21人が来形。蔵王でのスキーデモンストレーション等を通じ友好 交流を深めた。歓迎会の席上、チロル州議会議員 F・ツァノン氏がワルネファー州知事から託された大鷲勲章を山形市長に授与した。
- 昭和62年(1987年)
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12月26日
キッツビューエル市でグライダーの勉強をしていた加藤隆士氏(山形市出身)が、世界初のモーターグライダーでの20ヵ国2万キロに及ぶ飛行に成功し、千葉県関宿町に着いた。その際、キッツビューエル市長のメッ セージを持参、山形市長に伝達された。
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昭和63年(1987年)
★25周年
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2月17日
キッツビューエル市との姉妹都市締結25周年を記念し、山形市長の祝賀メッセージと記念品をキッツビューエル市長に贈った。
- 平成元年(1989年)
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3月19日
キッツビューエル市観光協会新任支配人ハインツ・ペーター・シュペンデンガー氏が来形、市長表敬訪問及び市民との交流を通し友好親善を図った。
6月30日
山形市制施行100周年を記念して、オーストリア大使館二等書記官ヴォルフガング・アンガホルツァ氏が来形、7月1日の山形市制施行100 周年記念式典に出席した。また、市制施行100周年記念事業「女性が創る国際交流フェスティバル」に、キッツビューエル市出身の留学生スザンネ・シェアマン女史が参加し、山形市民との交流を深めた。
7月23日
山形市長を団長とする市議会・市民の代表合わせて90人が、「山形市 制施行100周年国際友好姉妹都市訪問団」としてキッツビューエル市を訪れた。一行は3日間にわたるキッツビューエル市滞在中に、心のこもった歓迎を受け、また女性訪問団員による合唱披露など幅広い友好交流を行い、親善を深めた。
8月3日
山形市制施行100周年記念事業「おみやげ・ザ・ワールド山形100フェ スティバル」の友好姉妹都市コーナーに、キッツビューエル市に関する文書やパネル名産品等を展示、紹介した。
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平成5年(1993年)
★30周年
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10月14日
キッツビューエル市のフリードヘルム・カペラリ市長他2人が来形し、山形市長への表敬訪問や市内視察、キッツビューエルクラブ等との交流を通 し親善を深めた。また、カペラリ市長に対し、特別名誉市民章を贈呈した。
- 平成7年(1995年)
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11月6日
山形市長を団長とした「山形市友好代表団」一行8人がキッツビューエ ル市を訪問し、市民との交流を行った。
- 平成9年(1997年)
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10月1日
「世界平和都市会議 in 山形」にゲルハルト・アイレンベルガーキッツビューエル市助役を団長に4人が来形。円卓会議におけるパネリスト、パフォ ーマンスの披露など様々な友好姉妹都市交流イベントへの参加を通じ交流が深められた。
- 平成12年(2000年)
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7月7日
山形市国際交流課長を団長に親善訪問団7人が7月7日から14日までキッツビューエル市等を訪問し、姉妹都市締結40周年に向けての打ち合わせと、両市の今後の交流について確認した。
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平成15年(2003年)
★40周年
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9月2日
平成元年に来形された、ヴォルフガング・アンガホルツァ駐日オーストラリア代理大使(当時オーストリア大使館二等書記官)が、「日本に向けられたヨーロッパ人の眼」写真展出席のため再来形、市長表敬訪問を通し、親善を深めた。
- 平成19年(2007年)
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3月5日
山形キッツビューエルクラブメンバー4名が、キッツビューエル市長表敬訪問。山形市長の親書と記念品を渡し、交流会を通して親善を深めた。
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平成20年(2008年)
★45周年
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3月9日
山形国際ジャンプ大会関連でキッツビューエルより関係者来形。パーティ ー時に山形市長に、キッツビューエル市長の親書と記念品を渡し、パー ティーを通して親善を深めた。
- 平成23年(2011年)
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3月12日
東日本大震災に際し、キッツビューエル市観光協会 ニコレッタ・プラム氏より、お見舞いとお悔やみのメッセージをいただいた。
4月19日
キッツビューエル市にて、東日本大震災の被災者支援のため、チャリティ ーコンサートを開催し、多くの市民が参加し、募金活動が行われた。コンサートの模様は地元のテレビでも放映された。
5月10日
4月のチャリティーコンサート等で募金された義援金は、民間の交流団体 である「山形キッツビューエルクラブ」を通じ、岡崎治彌同クラブ名誉会 長より、市川市長あてに贈呈された。
7月21日
キッツビューエル市民の方々は募金活動を継続してくださり、山形市の民 間交流団体「山形キッツビューエルクラブ」へ送金され、同クラブを通じ 山形市に全額贈呈された。義援金の総額は、1万ユーロ(約113万円) に上った。
- 平成24年 (2012年)
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5月15日
山形市議会議員6名が、キッツビューエル市を親善訪問。市長表敬訪問の際、山形市長の親書と記念品を渡し、交流会を通して親善を深め た。
8月14日
アルペンスキーの合宿のため、オーストリアを訪れた蔵王スキースポーツ 少年団の選手3名が、キッツビューエル市へ市長表敬訪問。山形市長の親書と記念品を渡し、国際的なスキー大会が開催されるハーネンカム等を訪れ、交流を深めた。
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平成25年 (2013年)
★50周年
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10月23日
姉妹都市締結50周年を記念し、キッツビューエル市より、市長はじめ34 名の訪問団が来形。蔵王温泉スキー場にあるトニー・ザイラー顕彰碑の ほか、山寺散策や芋煮会等を体験し、交流を深めた。 24日に開催された姉妹都市締結50周年記念式典では、キッツビューエル市のヴィンクラー市長へ山形市特別名誉市民の称号が贈られた。 一行は26日に山形を離れた。
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平成26年 (2014年)
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10月22日
山形市長を団長とする山形市民訪問団38人が、姉妹都市締結50周 年の及び、平成25年のキッツビュール市の山形市訪問の答礼として、キッツビューエル市を訪れた。一行は、キッツビューエル市滞在中に、特設ステージでの歓迎会や、50周年の記念式典など、盛大かつ心のこもった歓迎を受けた。またキッツビューエル市内には、日本風の庭園「山形庭園」が新設され、山形市より寄贈した桜を記念植樹するなど、友好を深め、24日にキッツビューエル市を出発した。
- 平成27年 (2015年)
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10月
山形キッツビューエルクラブ副会長ら3人が、キッツビューエル市を訪問。キッツビューエル市のヴィンクラー市長へ山形市長の親書と記念品を渡し、交流を深めた。
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平成30年 (2018年)
★55周年
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9月3日 ~5日
姉妹都市締結55周年を記念し、キッツビューエル市より訪問団16名が来形。
- 令和7年(2025年)
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2月21日~2月23日
山形キッツビューエルクラブ会長ら7名が、キッツビューエル市長表敬訪問。山形市長の親書を渡し、交流会を通して親善を深めた。
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