防災と減災 はじめの一歩

ページ番号1013780  更新日 令和6年5月31日

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防災と減災 はじめの一歩

自分の命を守る行動を確認しよう

 6・7月は大雨による水害が多い時期です。山形市でも令和2年7月に、大雨による土砂災害や河川の氾濫を警戒し避難所を開設するなど、皆さんも身近に災害が起こりうるという意識が強くなっているのではないでしょうか。

 防災は、災害による被害を未然に防ぐための備えのことをいい、減災は、災害による被害が起きる前提で、被害を最小限に抑えるための備えのことをいいます。個人ができる減災として事前にハザードマップを確認したり、非常持出品を用意したりすることで、「いざというとき」に素早く適切な避難行動を取ることができます。自分の身を守るために、日頃から備えておきましょう。

■問 防災対策課 電話内線383

いざというとき 減災のポイント

自助(家族や自分の命は自分たちで守る)と共助(地域や周囲の人たちと助け合う)を大切に

 災害発生時の救助では、救助者の約9割が自分自身または家族や近隣の方から助けられたとのデータが。普段からご近所とのコミュニケーションを大切に。

非常持出品や備蓄品のチェック

 定期的に非常持出品や備蓄品を確認し、食品はローリングストック(普段の食品を少し多めに買い置きして、食べたら買い足すことで一定量の食品を常に家庭に備蓄しておく方法)で確保し、常備薬などの「自分にとって欠かせないもの」は多めに準備しておくことが大切です。

家族でハザードマップを確認

 避難場所や避難経路、被害の発生が想定される区域等をよく調べ、災害が発生したときに「いつ・どこへ・どのように」行動するかを事前に話し合い、避難計画をメモなどにして貼り出しておきましょう。
 

減災 水害編 マイ・タイムラインを作ってみよう


 大雨による土砂災害や河川の氾濫の恐ろしいところは、道路や河川の状況が急激に悪化するため、避難のタイミングを失ってしまうところです。水害による被害に遭わないためには、家族や自分の命は自分たちで守るという自助の考えと「自分で行動に移す」ことを意識して、しっかり計画しておくことが大切です。

 マイ・タイムラインは、皆さん一人一人の防災行動計画であり、自分自身の避難行動を時系列で整理するための計画表です。それぞれの家族で構成や年齢が異なるため、命を守る避難行動も異なります。急な判断が迫られたときでも、慌てずに避難できるように一度、家族で話し合いながら「いつ・どこへ・どのように」行動するかを事前に整理してみましょう。

行動をシミュレーション

まずは、リスク知ろう

一つの状況で基本的な逃げ方を考える

異なる状況ごとに複数の逃げ方を考える

夜間だったら?
休日だったら?
職場や学校だったら?

水害以外の災害リスクを検討して複数の逃げ方を考える

土砂崩れが起きたら?
車で避難できなかったら?
道路が冠水していたら?

8月26日が「火山防災の日」になりました

 明治44年8月26日、浅間山に日本で最初の火山観測所が設置され、観測がはじまったことから、この日を「火山防災の日」とすることになりました。

 大きな噴石や火砕流等は、避難までの時間的猶予がほとんどない危険な火山現象です。万が一に備え、蔵王山火山防災マップ等で、被害の発生が想定される区域や避難場所を確認しましょう。

熱中症対策にクーリングシェルターを設置しました

環境省の「熱中症特別警戒アラート」等の運用開始に合わせ、市では10月23日まで、冷房設備のある市有施設の一部をクーリングシェルター(暑熱避難施設)として開放しています。

熱中症特別警戒アラートが発表された日に限らず、暑いときは、クーリングシェルターを積極的にご活用ください。また、エアコンでの適切な温度調節やこまめな水分・塩分の補給等で熱中症を予防しましょう。

熱中症特別警戒アラート等の登録方法等、詳しくは、市ホームページをご覧ください

クーリングシェルターとして開放中の市有施設

  1. 本庁舎1階エントランスホール等
  2. 公民館全8館
  3. コミュニティセンター全20館
  4. 市立図書館本館

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