【発火事故急増中】リチウムイオン電池の分別の徹底をお願いします!

ページ番号1001894  更新日 令和6年11月1日

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ごみの処理施設や収集車両での発火発煙事故が急増しています!
山形市のごみの分別では「雑貨品・小型廃家電類」で電子機器を出す際は電池を抜いて出してもらうようお願いしているところですが、近年、リチウムイオン電池等の混入による発火発煙事故が多発しています。充電式の家電製品に必ず内蔵されています。取り外せないものは家電製品本体ごと透明袋に入れて、月1回の収集日に出してください。

発火発煙事故の原因

現在、その利便性や性能から多くの製品に使用されるリチウムイオン電池は、破損・変形するとショートし、高温に発熱したり発火したりする危険性が高く、雑貨品・小型廃家電類にこの電池が混入すると破砕処理を行っている最中に発熱・発火し、周辺の可燃性ごみに引火することで発火発煙事故や火災を引き起こします。

イメージ

イラスト:リサイクル工場の解砕機・破袋機の刃に圧潰され引火、発熱・発火する様子

イラスト出典:公益財団法人日本容器包装リサイクル協会

充電式の家電はごみ袋に入れる前に次の確認を!

1 こでん里帰りプロジェクトの対象品ではありませんか?

こでん里帰りプロジェクトは山形市が行っている小型家電リサイクル事業です。対象品は市役所や公民館等に設置されたBOXで無料回収しておりますので、ぜひご活用ください。詳細は次のページをご覧ください。

2 電池が取り外せるか確認しましょう(充電式の家電には必ず入っています!)

充電式の家電製品には必ず充電池が入っています。取り外せるものは必ず取り外してください。
※用途上取り外せない製品もあります。そのような製品の場合は次の「充電池類の出し方」へ

充電池類の出し方

リチウムイオン電池等の充電池類(本体)

ほかの電池類同様、透明袋で月1回の収集日に出してください。
(充電池には種類によって次のようなマークが書いてあります。)

イラスト:リサイクルマーク ニカド電池 ニッケル水素電池 リチウムイオン電池


充電池の取り外せない製品

次の製品のように充電池が取り外せない製品も販売されております。
これらは上記の充電池本体とともに透明袋で月1回の収集日に出してください。

充電池の取り外せない製品例

イラスト:充電池の取り外せない製品例1
モバイルバッテリー
イラスト:充電池の取り外せない製品例2
スマートフォン
イラスト:充電池の取り外せない製品例3
電子タバコ
イラスト:充電池の取り外せない製品例4
電気シェーバー
イラスト:充電池の取り外せない製品例5
電動歯ブラシ
イラスト:充電池の取り外せない製品例6
コードレス掃除機

※スマートフォンはこでん里帰りプロジェクトの対象です。

イラスト出典:公益財団法人日本容器包装リサイクル協会

山形市での発火発煙事故の発生状況

ごみの処理施設(立谷川リサイクルセンター)での発火発煙事故はリチウムイオン電池が原因の大半を占め、平成28年から発生件数が急増しています。令和6年度も昨年を上回るペースで発火発煙事故が発生しており、このままでは施設機能に致命的なダメージを与えるような火災が発生する恐れがあります。

立谷川リサイクルセンターにおける発火・発煙件数とその内訳
令和6年10月31日現在

また、収集車両では近年3件の車両火災と1件の発煙事故が発生しており、うち1件は車両投入部が完全に焼け落ち、廃車するほかなくなりました。
原因としては、中身入りスプレー缶・ライター・リチウムイオン電池の混入によるものだと思われます。

写真:収集車
テールゲートが焼け、レッカ―される収集車
写真:消火活動
立谷川リサイクルセンター:コンベアでの消火活動

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このページに関するお問い合わせ

環境部ごみ減量推進課分別収集係
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-641-1212(代表)内線686・694・695・696
ファクス番号:023-624-9928
gomigen@city.yamagata-yamagata.lg.jp