市長のやまがた自慢「山形和傘」
「山形和傘」
城下町である山形市には、いまも数多くの伝統工芸が残っています。山形で和傘が最初に作られたのは寛政元(1789)年といわれます。その後に山形藩主となった水野家が制作を奨励し、盛んに作られるようになりました。明治維新後にも産業として発展し、一時は百軒を超え東北一の産地となりました。
その後、洋傘の普及に伴って和傘職人の数は減少し、その伝統の技を受け継ぐのは市内で唯一、古内清司さん(古内和傘店)のみとなってしまいました。このまま途絶えてしまう懸念もありましたが、市内在住の横山純子さんが古内さんに弟子入りし、技術を習得されました。古内さんが亡くなられた現在、その技を受け継いで制作に励んでおられます。
一本一本が完全な手作りで、竹の骨組みに和紙を重ね、油を引いて仕上げる番傘や蛇の目傘には、洋傘にはない風情があります。特に番傘は雪国である山形の気候を考え、骨の数が52本と多く、頑丈でサイズも大きいのが特徴です。また、山形花笠まつりに欠かせない「踊り傘」も横山さんが制作しています。
200年以上も続く伝統の技が今も引き継がれていることは素晴らしいことです。ぜひ一本お持ちになってはいかがでしょうか。
(広報やまがた令和8年4月1日号掲載)

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