市長のやまがた自慢「柏倉陣屋と田内与七郎」
「柏倉陣屋と田内与七郎」
江戸時代、山形藩では多くの大名家が目まぐるしく代わりました。その中で、1700年から山形藩主を務めたのが堀田家です。石高は10万石で、堀田正虎、正春、正亮の三代にわたり、その後1746年に下総佐倉藩(現在の千葉県佐倉市)10万石に転封となりました。
その際、現在の西山形地区、大曽根地区、南山形地区など、四万石にわたる広大な土地を山形分領(飛び地)として領し、拠点となる役所「柏倉陣屋」が設けられ、明治の廃藩置県まで続いたことはご存じでしょうか。
陣屋には代官が任命されるのですが、その中で田内与七郎成伸(1787~1862)という人物が代官に就任以来、さまざまな改革を行いました。公平な税制の実現によって生産性を高めるとともに、水害に際しては領民の力を結集して復旧にあたり、飢饉に際しても適切な対処で餓死者を出さなかったといわれています。また、陶磁器の生産を振興し、収入増に努めるなど、多くの事績を残しました。
今も地域ではその善政が語り継がれています。今、柏倉陣屋の面影を残すものとして、柏倉陣屋の守護神とされた堀田永久稲荷神社があります。その境内には「堀田氏功徳碑」が建っており、その中でも田内与七郎のことが書かれています。地域の偉人の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。
(広報やまがた令和8年3月1日号掲載)

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