市長のやまがた自慢「リノベーションまちづくり」

ページ番号1005498  更新日 令和3年9月28日

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写真:「gura」外観
旅篭町にぎわい拠点施設「gura」

本年3月、市役所南側の一番組商店街沿いに、旅篭町にぎわい拠点施設「gura」がオープンしました。当地にもともとあった土蔵と保管されていた石蔵を組み合わせてリノベーション(建物の価値を高める改修)した物件で、レストラン、伝統工芸品の販売、貸しスペースなどの営業が始まっています。
山形市では従来から民間主導でお蔵を利用したカフェ・レストラン、ギャラリーなど、既存の建築物を生かした取り組みがなされてきました。行政も関わったケースとして紅の蔵や山形まなび館などが整備されました。


写真:「とんがりビル」入口
とんがりビル

そうした中、2016年2月、七日町の旭銀座のれん会(通称シネマ通り)に「とんがりビル」がオープンしました。築40年の雑居ビルをリノベーションし、創造的な活動を行う若者が集うビルに生まれ変わりました。それを機に周辺でさまざまな動きが同時多発的に起こり、エリア全体が変わりつつあります。傘屋さん跡、書店、旅館跡、診療所跡等がそれぞれ別業態のお店などに生まれ変わりました。最近も新しい洋菓子店がオープンしたばかりです。雑誌や旅行ガイドなどにも掲載されるようになり、県外からも人が訪れはじめています。
始めから全て計画を決めていくのではなく、一つのリノベーションが他の動きを喚起して徐々に面としての街が変わっていく、新たな街づくりのあり方です。こうした手法はエリアリノベーションと呼ばれています。
それを企画・デザインや人材の面で推進しているのが東北芸術工科大学です。先生、学生や卒業生がさまざまな形で関与し、その輪が広がっています。また、中心市街地全体へのさらなる広がりの芽も出つつあります。
山形市の街づくりの新たな動き、今後もご注目いただきたいと思います。

(広報やまがた平成30年7月1日号掲載)

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