特定外来生物「オオキンケイギク」について

ページ番号1002388  更新日 令和3年10月29日

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「オオキンケイギク」は北アメリカを原産とするキク科の植物です。強靱でよく生育することから観賞用、緑化用として日本に導入されました。しかし、あまりにも強く一度定着すると在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。
なお、山形市内でも生息が確認されております。

特徴

オオキンケイギクは下記のような特徴があります。

  • 開花期は5~7月頃
  • 高さは30~70cm程度
  • 葉は細長いヘラ状の形で、付け根付近に小葉あり
  • 葉の両面には荒い毛が生えており、葉の周囲はなめらか(鋸歯がない)
  • 花びらは黄橙色、直径5~7cm、花びらの先端に不規則に4~5つのギザギザがある
  • 八重咲のものや、花びらの付け根が赤茶色のものもある

写真:花びら

写真:葉

似ている花との見分け方

似ている花にキバナコスモスがありますが、下記の点で見分けることが出来ます。

  • 開花期が初秋
  • 花びらの先の形が違う(ギザギザが少ない)
  • 葉が短く、切れ込みが多い
写真:キバナコスモス
キバナコスモス(提供:九州地方環境事務所)

駆除方法と注意点

  • オオキンケイギクを繁茂させないようにするためには、種子を地面に落とさない、もしくは種子が付く前に駆除を行うことが大切です。
  • オオキンケイギクは基本的に、生きたままの運搬が禁止されています。駆除を行う際は、根から抜いたあと袋に入れ密封し、天日にさらして枯らす、腐らせるなどの処置をしてから燃えるゴミとして処理して下さい。
  • 違反した場合、法律で罰せられますので、ご注意ください。(下記リンク参照)

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