家庭系ごみの有料化の経緯

ページ番号1001872  更新日 令和3年10月29日

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山形市では、「山形市第7次総合計画」の経営方針の一つである「環境の保全と循環型社会の構築」と、重点課題である「環境にやさしい暮らしづくり」の実現に向け、ごみ処理基本計画を策定し、その中で「みんなでつくる循環型の暮らし」と「循環型ごみ処理システムの構築」の2つの基本方針を掲げ、発生抑制・排出抑制、循環資源の有効利用、快適な生活環境の創造を柱に循環型社会の形成に向けた様々な施策を行っています。

山形市のごみ発生量は、平成12年度をピークに年々減少傾向にありますが、市民1人1日あたりの家庭系ごみの排出量は、まだまだ多い傾向にありますが、平成29年度までに家庭系ごみを17パーセント(120グラム)以上削減して570グラム以下とする目標を掲げ、より一層のごみ減量を積極的に展開しています。

さらなるごみ減量を図るためには、これまでのごみ分別による資源化に加え、ごみの発生抑制・排出抑制の視点に立った、より積極的なごみの減量、資源化が求められるとともに、ごみ排出量の差異によるごみ処理経費の負担の違いの是正、また、清掃工場の老朽化に伴い、焼却ごみ量削減による清掃工場に対する負荷軽減が不可欠であります。

家庭系ごみの有料化は、経済的動機づけにより市民のみなさんのごみ減量に対する意識の向上が図られ、発生抑制・排出抑制としての効果が期待されるごみの減量・資源化のための有効な施策の一つであります。
制度の実施にあたっては、市民のみなさんに直接かつ密接なものであることから、山形市清掃問題審議会に諮問を行い進めてまいりました。
また、家庭系ごみ有料化の効果を発揮し維持させるためには、適切な制度設計と有料化以外の減量施策を併せて行なうべきと考え、様々な新たな施策を行いました。

ごみの減量は市民のみなさんのご理解とご協力があって実現できるものであり、今後とも、市民・事業者・行政がそれぞれの立場で協力し、ごみ減量を行なうことが不可欠であります。

経緯

平成20年2月22日

「家庭系ごみの有料化の基本的手法の考え方について」を、山形市清掃問題審議会に諮問する

平成20年6月13日

「家庭系ごみの有料化の基本的手法の考え方について(中間答申)」について、山形市清掃問題審議会より中間答申を受ける

平成20年7月22日~8月9日

家庭系ごみの有料化に関する地区懇談会を開催する
【市内30地区(公民館等30ヶ所)】

平成20年10月10日

「家庭系ごみの有料化の基本的手法の考え方について(答申)」について、山形市清掃問題審議会より答申を受ける

平成21年1月

山形市清掃問題審議会の答申を受け、山形市として家庭系ごみの有料化を導入することを目指し、「家庭系ごみの有料化の導入に向けた基本方針」を策定する

平成21年1月28日~2月21日

「家庭系ごみの有料化」市民説明会を開催する
【市内30地区(公民館等30ヶ所)】

平成21年3月

市議会定例会において、「山形市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例」が可決となり、平成22年7月1日から家庭系ごみの有料化が始まることとなる

平成21年4月

家庭系ごみの有料化について市民のみなさんの理解を得ながら円滑な実施を図り、さらなるごみの減量・資源化に向けて全庁一丸となって取り組むため、山形市家庭系ごみの有料化実施本部を設置する

平成21年8月

家庭系ごみの有料化に向け、具体的に行う施策をまとめた、「山形市家庭系ごみの有料化実施計画」を策定する

平成21年9月28日~22年3月31日

家庭系ごみの有料化に向けた地域説明会を開催する
【市内535町内会】

平成22年7月1日

家庭系ごみの有料化を導入する

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環境部ごみ減量推進課循環型社会計画係
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-641-1212(代表)内線697・689
ファクス番号:023-624-9928
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