地下貯蔵タンクの内面コーティング(ライニング)について
地下貯蔵タンクの流出事故
昭和の高度経済成長期に、給油所の自動車燃料や、大きな建築物の暖房用燃料の貯蔵設備として、地下貯蔵タンクが多数設置されました。これらは消防法に規定する「危険物」、石油系の燃料を貯蔵するものです。
これらのタンクは埋設から数十年が経過し、著しく劣化、貯蔵している内容物が漏れ出し、付近に損害を与える事故が多発しました。そして、地下水や用水路などにも流出し、広い範囲に悪影響を及ぼすことも有りました。
このため平成22年、「危険物の規制に関する規則」等が改正され、消防法に規定する「危険物」の地下貯蔵タンクについては、その設置年数、板厚、外面保護(塗覆装)の種類に応じて流出事故防止対策が義務付けられました。
流出事故防止対策
この「危険物の規制に関する規則」等の改正で義務付けられたのは次の2点です。
- 危険物の微少な漏れを常時検知するための設備の設置を行うこと。
- 地下貯蔵タンクの腐食を防止する為の方法によりタンクを保護すること。
地下貯蔵タンクの流出事故防止対策の基準
前述のとおり、設置年数、板厚、外面保護(塗覆装)の種類に応じて、その内容が決められています。
概要は下記の添付ファイルをご覧ください。
また、「地下貯蔵タンクの内面の腐食を防止するライニング」に関する留意事項も、併せてご覧ください。
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