女性のプライバシーに配慮したAEDの使い方
女性にAEDを使うのをためらわないで!
心肺蘇生とAEDの重要性
日本では毎日多くの方が、突然の心停止で亡くなっています。
その命を救うためには、その場に居合わせた方の迅速な心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)とAEDによる電気ショックが必要です。
電気ショックが1分遅れると、社会復帰の可能性は7~10%も低下すると言われています。
倒れた人が女性の場合、男性よりもAEDが使われにくい
令和元年5月に京都大学などの研究チームが、AEDの使用率に大きな男女差が生じていることを報告しました。
研究チームからは、「倒れた人が女性だった場合、服を脱がせることの抵抗感がこの結果を生んでいるのではないか」と分析されました。
AEDを使っていれば、救われていたかもしれない命が「倒れていたのが女性で、駆け付けたのが男性だから使われなかった」という理由で失われてしまうのはとても悔やまれます。
服をすべて脱がさなくても、AEDは使用できます!
AEDは電源を入れて2枚のパッドを素肌に貼りますが、衣服や下着を少しずらして貼ることで対応できます。
服をすべて脱がす必要はありません。
また、パッドを貼った後、その上から衣服などをかけて肌を隠すようにしてもAEDの機能に影響はありません。
さらに、周りの人たちが人垣を作るという配慮も有効です。
女性に配慮したAEDの使用方法
以下に、女性に配慮したAEDの使用方法のイラストを掲載しますので是非ご覧ください。
重要なのは、1秒でも早く電気ショックを行うことです。
女性だからと、AEDを使うことをためらってしまうことで、助かる命が失われてしまうかもしれません。
命を助けるために勇気をもって一歩を踏み出しましょう!
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