一般質問(平成27年12月定例会)

ページ番号1002989  更新日 令和3年10月29日

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平成27年12月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報195号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
遠藤 和典 議員(翔政会) 選挙公約と財政、財源確保、交流人口の拡大、県都にふさわしいトップクラスの子育て環境に向けて ほか
阿曽 隆 議員(日本共産党山形市議団) TPP、介護保険法改正への対応、認知症高齢者の対策、小学校の適正規模
武田 新世 議員(公明党山形市議団) 「健康医療先進都市やまがた」を目指した取り組み、シティ・プロモーション、AED ほか
渡辺 元 議員(緑政会) 市長の政治理念、道の駅、観光振興、中心市街地の活性化、南部屋内型児童遊戯施設 ほか
伊藤 香織 議員(翔政会) 人権、安心安全を守るために、商工施策
仁藤 俊 議員(翔政会) ふるさと納税、ラーメンCity宣言
佐藤 秀明 議員(市民連合山形市議団) もう一つの日本、格差、循環する地域経済とエネルギー施策、文化振興、財政状況に対する認識と財源
遠藤 吉久 議員(市民連合山形市議団) 市長の今後の市政運営方針、人口30万人への手立て・プロセス・その意味合いなど、子育て環境の充実、労働環境の整備 ほか

【遠藤 和典 議員】故郷で 子供の笑みを見てほしい 応援しよう保育士の雛

5つの項目を柱として掲げた選挙公約への思いはどうか。「みんなから 授けられたねその思い 公約実現市民と共に」

(回答)公約は市民の皆さまとの合作だと思っている。今後もそのことを肝に銘じ、公約実現に向けて精一杯取り組んでいく。「その思い しっかり胸に受け止めて 市民と歩む 決意新たに」

健康医療先進都市に向けて、重粒子線がん治療の補助特典をつけた「山形がん撲滅債」などの住民参加型市場公募債を発行してはどうか。「公約へ 投資できる公募債 込める思いは市民の願い」

(回答)政策実現に向けた施設整備事業を進めていく中で、さまざまな要素を検討して個別に判断していく。「新たなる 市民参加のまちづくり 使うチャンスを追い求めつつ」

東京オリンピックのホストシティタウン構想に参加して海外へ山形の魅力を発信することで、交流人口を増加させてはどうか。「構想へ 参加してのおもてなし 山形いいね交流増加」

(回答)東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化策を進め、可能な限り迅速に合宿地の誘致などにあたっていく。「山形を 世界に発信良いチャンス まずは誘致に全力投球」

山形商業高校の基本構想策定に併せて観光に関する学科・コースを設置し、成長産業である観光産業を担う人材を育成してはどうか。「おもてなし 担う人材育成し 皆に観せる郷土の光」

(回答)観光産業を担っていく人材の育成に観光教育の一層の推進が必要であると認識しており、すでに学科として設置している高校の例も参考にしながら検討していく。「山形の 産業担う若者の 夢を支える商業高校」

蔵王の環境を整備し、蔵王温泉の観光振興につなげるため、リフト割引や宿泊割引などをつけた「蔵王樹氷大好き債」などの公募債を発行してはどうか。「山の上 誘客成功下流にも 蔵王の復活地元へ潤い」

(回答)住民参加型市場公募債の発行のメリットやデメリットを比べて、具体的に事業が進行する時点で個別に判断していく。「お客さん 一風呂浴びたらいがもちと 併せて買ってね市の公募債」

保育士不足の解消のために奨学金を創設し、市内の保育所に勤務した方に返済免除や軽減などの対応をしてはどうか。「故ふる郷さとで 子供の笑みを見てほしい 応援しよう保育士の雛」

(回答)国庫補助の制度があるため、実施主体の県に制度の活用を強く働き掛けていく。「人づくり 希望を胸に故ふる郷さとの 空にはばたけ大きな翼」

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【阿曽 隆 議員】介護保険料と利用料の軽減を図れ

介護保険料の基準額が月5,000円を超え、高齢者の負担は限界である。負担を軽減するとともに、9段階の課税段階を細分化してはどうか。

(回答)国からは、一般会計の繰り入れによる軽減はしないよう求められている。所得段階別保険料細分化は、次期計画に向けて調査・研究したい。

平成28年3月から、要支援者の訪問・通所介護は、市が行う介護予防・日常生活支援総合事業へ移行される。今後はNPOなど資格の無い事業者もサービスを提供できるようになるが、利用者は必要なサービスを受けることができるのか。

(回答)総合事業でも現行相当のサービスが継続され、これまで通り利用することが可能である。地域の実情や必要性を考慮した展開を考えている。

第6期介護保険事業計画では、大規模特別養護老人ホームは新たに整備しないとしている。低年金や認知症の人も増えていく中で、今の整備計画で十分なのか。

(回答)現計画では、地域密着型の小規模特養ホームを1事業所、グループホームを28年度に2事業所整備していく。国の動向を踏まえ、第7期介護保険事業計画に向けて検討していく。

介護従事者は低賃金で労働条件も厳しく離職率が高い。処遇改善の対策が必要ではないか。

(回答)介護報酬改定などに係る適正な検証を行い、質の高い介護サービスを継続するための必要な措置をするよう国に提言している。

県の賃金水準が低く奨学金が返済できないため、県外で学ぶ学生が地元に帰ってこられない状況がある。人手不足の介護職に就いた方の奨学金返済利子を肩代わりしてはどうか。

(回答)県外に一度出た学生を対象とする支援制度を県で検討しており、介護職も対象となるよう要請していく。

12学級以下の小学校は統廃合の選択しか示されていない。人口増加を目指しているが、小学校の適正規模をどのように考えているのか。

(回答)学校の適正規模は、地域住民や保護者とビジョンを共有し、理解と協力を得ながら、子どもたちにとって何が一番良いかを考えながら進めていきたい。

小中一貫校は、小学校高学年の成長の機会が失われ、教員の多忙化などのデメリットが指摘されている。少人数学級で子どもに寄り添った教育に力を入れるべきであり、小中一貫校を進めるべきではないと思うがどうか。

(回答)メリットやデメリットを十分に検証した上で、対応していくことが重要だと考える。

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【武田 新世 議員】世界に誇る「健康・観光都市やまがた」の都市ブランドを醸成せよ!!

健康医療先進都市やまがた実現のためにスマートウエルネスシティ構想を取り入れ、研究会に加盟してはどうか。

(回答)事業内容や効果を庁内横断的なプロジェクトチームで研究し、有効なものであれば参加していきたい。

やまがたし健康ベニレージに、市独自の取り組みを加えて充実してはどうか。

(回答)他市の事例を参考に、さらに多くの市民が健康づくりに関心を持ってもらえるような事業を検討していく。

健診の受診率向上のため、民間企業と連携してはどうか。

(回答)さらなる受診率向上に向け、他市の先行事例を参考にしながら調査研究していく。

宣伝広告の選択と集中を行い、計画的・統一的なPRを実施し、「健康・観光都市やまがた」のイメージを確立すべきだと思うがどうか。

(回答)定期的な市場調査で顧客のニーズにあった企画立案を行い、ターゲットを絞った施策に取り組んでいきたい。

日本一の観光案内所とはどのようなものか。また、案内所に足湯を併設し、山形駅周辺に整備してはどうか。

(回答)魅力をフェイス・トゥ・フェイスで伝える案内所とし、中心市街地への設置を考えている。足湯も含めて検討していきたい。

市長の経営経験を生かし、起業を目指す方への新たな支援策を考えてはどうか。

(回答)優秀な創業者の表彰や中心市街地の空き店舗を活用した創業サポートなどの施策を検討していく。

コンビニエンスストアにAEDを設置してはどうか。

(回答)他市の先行事例を参考にしながら研究していきたい。

それぞれのAEDがカバーしている範囲が分かるマップを作成してはどうか。

(回答)直ちに検討していく。

県都にふさわしいトップクラスの子育て環境の実現に向け、安心して出産・育児ができる環境を整備してはどうか。

(回答)産後ケア事業のニーズ調査を行い、具体的な検討を進めていく。

高齢者向け肺炎球菌ワクチンの予防接種は、該当者への個別通知で接種率を向上させるべきだと思うがどうか。

(回答)確実に接種できるよう、個別通知を検討していく。

ホームページ上で認知症の簡易チェックを行えるようにしてはどうか。

(回答)対面によるテストを実施し、必要な方を医療機関などにつなげられるシステムのモデル事業の準備を進めており、その結果を踏まえて導入を検討していく。

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【渡辺 元 議員】道の駅を整備し蔵王温泉への観光誘客を

道の駅の設置場所は、国道13号線沿いの蔵王温泉入口付近が最適地だと考えるがどうか。

(回答)基礎調査の結果やさまざまな提案も踏まえ、地域が持つ特性や環境、交通量などを考慮しながら、施設の構想や適切な場所を検討したい。

蔵王温泉に年間を通して安定した観光客を呼び込むために、どのような誘客施策が必要だと考えているのか。

(回答)まるごとプレミアムツアーやプレミアム商品券の事業の実績を通して培われたノウハウと、旅行代理店などの関係者とのつながりを生かし、さらなる山形の魅力を発信していきたい。また、民間の手法を取り入れながら、DMOを構築していきたい。

蔵王温泉の入口に位置するインターチェンジ(IC)としてふさわしい名称とするため、山形蔵王ICを山形東ICに、山形上山ICを山形蔵王ICにしてはどうか。

(回答)仙台方面からの来訪者からすると、西蔵王高原ラインを経由する方が蔵王温泉へのアクセスが便利であることや表示板書き換えなどの諸経費も考えると、現時点では慎重にならざるを得ない。今後、蔵王温泉に誘導する方策を検討し、利便性の向上を図っていきたい。

市長の政治理念を聞きたい。

(回答)福祉政策が行き届き、インフラ整備なども行うことができる社会を、バランス感覚を持って実現していくことが理想の政治活動であり、それを目指していきたい。

県民会館の長期的な利用計画や新文化施設建設後の利用などの将来構想を、県と連携して検討すべきではないか。

(回答)本市から具体的な活用策の提案を行うなど、県にも積極的に働き掛けていきたい。また、市の意思としてのグランドデザインも検討していく。

南部への設置を明言している児童遊戯施設は、べにっこひろばと同規模にすべきだと考えるがどうか。

(回答)具体的な整備内容の検討を平成28年度に実施し、基本構想を策定したい。市民ニーズの調査結果を十分に踏まえ、事業手法に創意工夫をしながら、できる限り早い時期でのオープンを目指していく。

小・中学校の図書室に蔵書管理システムを導入すべきだと考えるがどうか。

(回答)学校によって蔵書管理システムの必要性が分かれるため、教育的な意味合いと費用対効果を踏まえて検討していきたい。

人口30万人という目標は、いつまでに達成を目指すのか。

(回答)2050年あたりに自力で達成できるような目標設定として経営計画・総合戦略を検討している。

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【伊藤 香織 議員】「人、心、伝統」いのちを守る施策を!

いじめ防止条例を策定し、これまで以上にいじめ根絶に取り組むべきだと考えるがどうか。

(回答)いじめに関する基本方針の策定を進めており、いじめ対策の検討や重大事案の調査を行う組織に関する条例を3月議会に提案する予定である。それにより、これまで以上に市を挙げていじめ根絶に向けた取り組みを進める決意表明としたい。

いじめ防止条例について、第三者が調査を行えるよう市長の付属機関を設置してはどうか。また、いじめを隠したことに対する処罰規定は盛り込むのか。

(回答)さまざまな意見や他市の事例、過去の事件を踏まえた上で、首長がリーダーシップを取れるよう、より実行性の高い条例にしたい。

人権教育の一環として、市立の小・中・高等学校においてCAPプログラムを実施してはどうか。

(回答)CAPプログラムの良さも学びながら、学校教育全体の中で人権教育が確実に推進されるよう、今後も指導していきたい。

救急救命体制の見直しや強化などは考えているのか。

(回答)消防本部で実施している業務に対する意識や技術の向上を図る研修内容を精査した上で、全ての市民が不安を抱くことのないように救急救命業務を進めていく。

蔵王山の噴火による被害が想定される地区を対象に、同報系防災行政無線を整備してはどうか。

(回答)緊急時の一斉伝達手段の一つとして検討しているが、整備費が莫大であること、悪天候時や夜間の際、屋内にいる方には放送内容が聞き取りにくいなどの弱点がある。防災ラジオが当面の有効な対策と思われることから、緊急性の高い地域への導入を検討していく。

山形鋳物のブランド力を高めるため、複数存在している団体や組合などの統合を働き掛けてはどうか。

(回答)産業基盤の強化やブランド力の向上には、各団体が一つにまとまることが大変重要である。具体的な統合の動きもあることから、さらなる統合に向けた働き掛けを行い、支援していく。

本市の伝統工芸品に加えて、郷土の自慢や文化、お土産品などを1カ所に結集させた「(仮称)山形伝統館」を中心市街地に設置してはどうか。

(回答)長い歴史を持ち、地域に根ざす人々の生活を彩ってきた山形の伝統工芸品を、街なかで普段から見てもらえる施策とともに、特産品の物販や観光案内機能を取り入れた施設の整備を検討していく。

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【仁藤 俊 議員】ラーメンCity宣言で山形市の魅力を世界へ

ラーメン外食費日本一を誇る本市が「ラーメンCity山形」を宣言することで、地域の活性化と観光振興につなげてはどうか。

(回答)市民に愛される食文化のラーメンは、山形の宝であり重要な観光資源である。市民がその特徴をよく理解し、「ラーメンといえば山形市」と言われるようなPRに努めていきたい。ブランドをつくるための知識を自分たちでしっかりと持てるような視点で、今後検討を進めていきたい。

ラーメンの聖地として売り出すことで、外国人誘客につなげてはどうか。また、インバウンド作戦や国内向けの観光誘客をどのように行っていくのか。

(回答)ラーメンは海外でも広く知られており、インバウンド推進の一つの武器になると考えているため、ラーメンの人気がある国にPRしていく。今後、旅行商品の企画立案をDMOという形で進め、その中で戦略的に検討していきたい。

地域活性化や観光振興のためには、市職員の意識向上が必要である。縦割りの組織を事業ごとのプロジェクトチームにしてはどうか。また、国や企業との人事交流、職員の教育や指導への考えを聞きたい。

(回答)平成23年度から経済産業省の中心市街地活性化室へ職員1人を派遣している。また、民間企業主催の研修にも民間の発想に触れる機会として職員を派遣している。今後、プロジェクトチームの活用や外部機関とのさらなる人事交流を積極的に検討するとともに、民間企業などの人材に接することで刺激し合い、幅広い知識と柔軟な発想、豊かな想像力を持った職員育成を目指していく。

ふるさと納税を全国に売り込むために、本市の資産をどのように生かしていく考えなのか。

(回答)四季折々の豊かな農産物、個性ある食文化や伝統的な地場産業など、本市には魅力ある地域資源が数多くある。ふるさと納税で寄付された方への返礼品も、27年度は魅力ある地域資源と山形市らしさを実感できる商品を120品目準備しPRに努めている。今後とも、魅力ある地域資源の発掘に努め、全国に発信していきたい。

県都にふさわしいトップクラスの子育て環境の実現に向け、ふるさと納税の活用を明言しているが、どのようにしていくのか。

(回答)寄付者から最も多く選ばれている使い道は、総合的な子育て環境の充実である。今後は、第三子以降の保育料無料化を始めとする子育て支援や、教育の充実への使い道としてPRする方向で検討していきたい。

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【佐藤 秀明 議員】自然と調和した文化創造都市を目指そう

都市計画マスタープランは自然と調和したまちを目標の1番目に掲げているが、将来像をどのように考えているのか。また、人口30万人都市を目指すことのメリットと合併をどのように考えているのか。

(回答)都市基盤の整備とともに、豊かな自然環境との調和を図りたい。また、人口の増加で雇用を生み出し、圏域からの人口流失を防ぐことができる。合併ではなく人口を増やしていきたい。

西部地区などは、人口構成のゆがみから人口減少が極端に進むことが懸念されている。そのような地域にも人を呼び込むために、移住者に住居や職業を斡あっ旋せんしてはどうか。また、西蔵王などの自然豊かな環境で、農作業をしながら作品をつくることに憧れている芸工大卒業生などへの支援はできないのか。

(回答)本市の魅力をアピールするとともに、住環境の整備や移住者への支援などの施策を検討したい。また、芸工大卒業生などへの支援は、完全な移住ではなくとも必要性を把握した移住の在り方を検討したい。

生活困窮者への就労準備支援は、必要性に応じて活用できるよう積極的に取り組むべきではないか。

(回答)引きこもりなどの相談支援を行っているNPO団体と情報交換を行い、活動を支援しながら生活困窮者の自立に向けた支援を行っていく。

高齢者が集う「いきいきサロン」などは、空調設備のない集会場では開催することができない場合もある。空調設備の設置に補助してはどうか。

(回答)住民のニーズや類似都市の補助制度を把握しながら検討していく。

再生可能エネルギーの活用のために、数値目標を明確にした導入計画を策定すべきではないか。

(回答)導入計画の具体化に向けた課題の追加調査を行い、本市の姿勢を示すことができるような導入計画の策定に取り組んでいく。

ユネスコ文化創造都市ネットワーク加盟を申請しているが、文化振興全体にもっと力を入れるべきである。山形美術館の展示スペースの充実など、基盤づくりを積極的に進めていく必要があるのではないか。

(回答)当面は施設の有効活用を図りながら、必要性などを調査していく。

ふるさと納税は、税制やモラルの観点からも慎重にすべきではないか。また、安定している財源ではないと考えるがどうか。

(回答)ふるさと納税は、地方にとって有益であるため積極的に取り組んでいきたい。

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【遠藤 吉久 議員】市長公約30万人宣言の手立てを問う

人口30万人宣言は公約なのか。また、その手立てはどうか。

(回答)目標として30万人を掲げている。4年間で達成すると考えた市民がどれくらいいるか分からないが、そのような意味とは違うと思っている。

選挙時の法定ビラには、明確に30万人「宣言」と書いてある。現在は2050年に30万人と言っているが、立候補時点と就任後の違いは何か。

(回答)人口の増加は、自然増と社会増の両方で目指していく。達成時期のイメージはあったが、就任後さまざまなデータから考慮して、そのような設定が適切と判断した。

具体的にはどのようにして5万人を増やすのか。その内容では、公約の変更・撤回・先送りと言われると思うがどうか。

(回答)人口の増加はさまざまな要素が絡み合って達成されるものであり、一対一の明確な因果関係を示すのは難しいが、より具体的に示していきたい。

市民が住みやすさを実感するための、除排雪や河川の洪水対策はどうか。

(回答)除排雪は、毎年の試行錯誤を繰り返すしかないと思っている。対策が必要な河川は管理者に要望するとともに、融雪型火山泥流対策は県において対策に向けた調査などが進められている。

保育士確保のための処遇改善や年度途中入所の改善策はどうか。

(回答)処遇については、平成25年度から国の補助金で支援するとともに、27年度から勤務年数に応じた加算があり、ある程度の改善は図られている。中途入所の改善は、一時保育のための保育室改修や保育士の確保が必要だと考えている。

公約に掲げたサッカースタジアムや南部への屋内型遊戯施設、南沼原小などの具体的な建設スケジュールはどうか。また、屋内型遊戯施設については、べにっこひろばと同等の施設を市民は期待しているがどうか。

(回答)新経営計画を策定する過程で整理した上で、長期的なビジョンを持って推進していく。

半郷清掃工場の跡地利用策は、どのように進めるのか。

(回答)川口の新施設の供用開始に併せて稼動を停止するが、解体時期は決まっていない。跡地利用は本市が行うが、具体的な方向性は決まっていない。地域の意見を聞き、有効な活用方法を検討していく。

中核市移行による保健所の体制と不足が懸念される薬剤師や獣医師の確保はどうか。

(回答)保健所は大きな課題である。今後、県から示される移譲事務の内容や量を精査した上で検討していく。

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