一般質問(平成30年3月定例会)

ページ番号1003040  更新日 令和3年10月29日

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平成30年3月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報204号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
小野 仁 議員(緑政会) 附帯決議、重粒子線がん治療施設、ユネスコ創造都市ネットワーク、外国人起業家への創業支援、条例、体育施設 ほか
田中 英子 議員(翔政会) 高齢者の交通手段の確保、街なか観光施策、子どもの受動喫煙対策、手話言語条例の制定 ほか
松田 孝男 議員(公明党山形市議団) 国保による特定健診の向上等、公共交通機関の充実、SNS相談窓口の設置、学習用タブレット活用 ほか
須貝 太郎 議員(翔政会) 「不安な個人、立ちすくむ国家」経済産業省の若手官僚たちがまとめた報告書、少子化問題、教育問題 ほか
斎藤 武弘 議員(翔政会) 豪雪への対応、宅地造成の支援、公設地方卸売市場の指定管理者制度の導入、山形市都市計画道路の整備、農業の今後 ほか
佐藤亜希子 議員(日本共産党山形市議団) 子育てを支えるために、重い国保税の軽減を求める
伊藤美代子 議員(市民連合山形市議団) 市民に寄り添った市政を、ヤングケアラーのことを知って、介護現場の過重労働対策に自動寝返り支援ベッド導入支援を ほか
佐藤 秀明 議員(市民連合山形市議団) ユネスコ創造都市ネットワーク加盟を受けて、所有者不明土地と空き家対策、環境政策、吉林市との交流、福祉政策 ほか

【小野 仁 議員】文化活動こそが街づくりに役立つ

ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟認定を機に、専門的なセクションを設置し、事業に取り組んではどうか。

(回答)平成30年度から文化振興課に創造都市推進係を設置し、増員して推進体制の強化を図る。新たなセクションの設置は、事業の取り組みの中で必要性を検討していく。

山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーの機能を街なかへ移転してはどうか。

(回答)街なかへの機能移転も含め、あるべき姿を検討する必要がある。収蔵庫などの課題もあるため、調査研究していく。

ユネスコ創造都市として、国立映画アーカイブの誘致を国に働きかけてはどうか。

(回答)誘致の条件が整った場合は、推進すべきと考えている。現在、地方都市への移転の情報はないが、情報収集や関係者との意見交換を進めていく。

29年度の一般会計予算に対する附帯決議の内容を、30年度当初予算にはどう反映しているのか。

(回答)発展計画を強力に推進するよう編成し、執行についても同様の考えである。今後も、丁寧な説明を行いながら、発展計画の実現を目指していく。

山大医学部と、重粒子線がん治療事業に関する情報の共有は図られているのか。共有されていない場合、寄附は認められるのか。

(回答)診療開始スケジュールや診療開始後の収支見込みなど、適宜、状況を聞いている。市民の身近な所で最先端の医療環境が整うことなどから、支援は意義があると考えている。

市有施設に歩行誘導マットを設置し、視覚障がい者をサポートしてはどうか。

(回答)計画的な取り組みの中で、導入を検討していく。

高齢者の犬や猫の多頭飼育崩壊の問題が全国的に増えている。福祉部門との連携が図られるような動物愛護条例を制定すべきではないか。

(回答)30年度に制定を予定しており、有識者の意見や実態を踏まえながら検討していく。

35年度までに撤去予定の県体育館の代替施設や、多くの利用者への対応はどうか。

(回答)多くの利用者を他の体育施設で受け入れることは困難なため、市内へ新たな代替施設の整備を県と協議し、方向性を検討していく。

教育委員会が主体となり、小・中学生を対象にした子ども議会を開催してはどうか。

(回答)効果や実施する場合の課題などを整理し、検討していく。

村山広域水道の受水費が下がることに伴い、水道料金を見直す考えはあるのか。

(回答)30年度に予定している水道料金体系の見直しの中で、総合的に検討していく。

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【田中 英子 議員】高齢者の交通手段の確保を図れ

運転免許証返納者をはじめ、70歳以上の希望者にバスのシルバー3カ月定期券購入補助を行っているが、市内全ての高齢者の交通手段を確保するため、タクシー券も選択できるようにしてはどうか。

(回答)平成30年度から、70歳以上の運転免許証返納者に対し、シルバー定期券とタクシー券を選択できるようにするほか、路線バスの再編やコミュニティバスの導入、住民主体の自主運行など、地域の実情に合った交通手段を住民と共に研究していく。

清風荘の宝紅庵茶室内は経年劣化による汚れが目立ってきていることから、改修すべきと考えるがどうか。また、32台分の駐車場では十分とは言えないため、駐車場の増設も併せて検討してはどうか。

(回答)清風荘の宝紅庵は、茶室内の経年劣化も徐々に進行しているため、茶室設計者の助言を得ながら、修繕計画の策定や整備スケジュールを含めて検討していく。紅葉シーズン時は、臨時駐車場として山形大学職員駐車場を借用し、警備員による周辺道路の誘導も行っている。また、停留所が近くにできたベニちゃんバスの活用なども促進しながら、適切な駐車場用地の情報収集にも努めていく。

子どもの受動喫煙防止対策は喫緊の課題である。本市でも受動喫煙防止対策検討委員会を設置し、対策を講じてはどうか。

(回答)29年度に健康づくり計画「山形市健康づくり21」の中間評価を行い、市民の健康の実態に基づいた対策として、受動喫煙防止対策を新たな推進項目として進めていく考えをまとめたところである。また、受動喫煙防止対策に関する組織の設置は、今後、法の趣旨を踏まえた上で、総合的な受動喫煙防止対策の中で検討していく。

本市には聴覚障がい高齢者用の養護老人ホームがなく、手話通訳者の配置などもないため、スタッフとの対話は筆談となり、不便なこともあると聞く。施設への手話通訳者の配置、学校での手話学習や公共の場への手話通訳者の派遣などができるよう、手話言語条例の制定を積極的に進めるべきと考えるがどうか。

(回答)多様なコミュニケーション手段を確保するため、手話通訳者、要約筆記者を派遣するとともに、手話奉仕員養成研修事業にも取り組んでいる。また、筆談のみでは十分なコミュニケーションが保たれないなどの相談があれば、県と連携して事業者への働き掛けを行うとともに、聴覚障がい者団体などと協議しながら、施設に入所している聴覚障がい者への支援も検討していく。手話言語条例の制定は、手話の普及の観点から、引き続き調査研究していく。

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【松田 孝男 議員】健康長寿のまち・子どもも大人も安心して暮らせる山形に

※保険者努力支援制度による医療費適正化に向けてどう取り組むのか。

(回答)加点の高い糖尿病等重症化予防事業に新たに取り組むとともに、その他の指標についても財政支援が得られるよう、積極的に取り組んでいく。

県内で低い水準となっている特定健診の受診率をどのように捉えているのか。

(回答)健康寿命延伸に繋がるため、今後もきめ細かい受診勧奨事業の実施に努めていく。

子どもの医療費助成に係る国保の国庫負担金の減額調整措置の廃止に伴い生じる財源は、少子化対策に充てるべきではないか。

(回答)国保事業会計の中で有効に活用していく。

健康寿命を延ばすため、公園などに健康遊具を設置してはどうか。

(回答)公園整備や老朽化した遊具を更新する際には、地域住民や公園利用者の意見を参考に、健康遊具の設置など、健康寿命を延ばせるような環境づくりを進めていく。

高齢者の運転免許証の自主返納を促すため、運転経歴証明書の交付手数料に対し、助成してはどうか。

(回答)警察や関係機関などと情報交換をしながら、自主返納しやすい環境づくりに向けて調査研究していく。

公共交通の充実のため、仮称南北くるりんバスの整備や、東西くるりんバス路線の延伸拡充を図ってはどうか。

(回答)路線バスの再編やコミュニティバスの導入、住民主体の自主運行など、地域の実情に合った交通手段を住民と共に研究していく。

くるりんバスの利用を促進するため、通勤や通学の定期券を導入してはどうか。

(回答)定期券を含む各種乗車券がより利便性の高いものとなるよう、東北運輸局や交通事業者と継続して研究しながら協議していく。

子ども達が相談しやすいよう、電話やメールによる相談に加え、SNSによる相談窓口を設置してはどうか。

(回答)現在のメールや電話による相談活動の周知に努めるとともに、既にSNSを活用した相談窓口を設置している自治体の状況を研究していく。

不登校の児童生徒に、自宅学習用としてタブレットを貸し出してはどうか。

(回答)先行して実施している自治体の取り組みなどを調査研究していく。

小・中学校の授業の一環として、認知症サポーター養成講座を実施してはどうか。

(回答)学校の実情に応じて取り入れることができるよう、さまざまな講座の事例や講師の情報を提供していく。

※保険者努力支援制度…ジェネリック医薬品の推進や生活習慣病の予防に取り組むなど、医療費を抑制する自治体に対する支援制度。

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【須貝 太郎 議員】子どもや教育に最優先で成長投資

平成29年5月に経済産業省の次官・若手プロジェクトがまとめた報告書「不安な個人、立ちすくむ国家」は、国家の将来を憂う官僚としての熱い思いが伝わるものとなっている。この報告書に対し、市長はどのような感想をもっているか。

(回答)国民一人一人が、また、企業やNPOをはじめとした各種組織が行う課題解決へのチャレンジや実践の積み重ねがまず先にあり、それに合致した制度改正や、そうした動きを奨励するような政策展開が求められるケースが増えてくると考えている。

子どもや教育への投資を財政の最優先課題にすべきという提言はとても重要であると考えるがどうか。

(回答)高齢化社会への対応や少子化対策のため、今まで以上に家族政策の充実やコミュニティ支援の充実を図ることが必要である。今後も時代に合わせた効果的な家族政策を研究していく。

富山市では、イタリアの大学との共同研究で、エゴマ油とオリーブオイルの最適配合によるブレンドオイルの開発に取り組んでいる。地方都市による発想は都市間競争を勝ち抜く上でとても重要で、これからの政策展開に必要だと思うがどうか。

(回答)若手職員自らが問題意識を持って市民ニーズの把握や事例研究、さらには活用可能な、国やその他の関係機関の制度調査などに取り組める環境を整えたい。

医学界や教育界、企業人を巻き込み、20~30年後の出生率向上に向けて、自然発生的な少子化対策の醸成に、専門的に取り組むプロジェクトチームを設置してはどうか。

(回答)山形市発展計画に掲げる現在の施策を実行した上で、プロジェクトチーム設置の必要性を検討していく。

教員の資質向上や学校間連携の円滑な推進とノウハウの共有など、さまざまなメリットが考えられる校種間人事交流の提案に対するその後の進行状況はどうか。

(回答)校種間の人事交流には大きなメリットがあり、今後も県に要望していく。また、中学校区における小中連携の活性化や特別支援学校の教員を含めた研修の実施などで、お互いの専門性の向上を図っていく。

国は、公共事業などの障害となっていた所有者不明土地の利用を可能とする法案を提出する方針だが、本市ではどのように準備を進め、問題解決につなげていくのか。

(回答)国が検討している新たな法制度を積極的に活用していく。また、相続登記未了のため所有者が特定できないものは、これまで行ってきた相続人調査をさらに徹底し、所有者の特定に努めていく。

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【斎藤 武弘 議員】地域の特性を生かしたより具体的な農業振興策を

第6次農業振興基本計画では、広いエリアを中山間地域としており、明確な対策が見えにくい。東西南北の平坦地と東西南の中山間地域に分け、より具体的な営農計画を立てるべきではないか。

(回答)中山間地域の振興は、中山間地域と、それ以外の地域に分けただけでは対応が難しい。農業戦略本部で地域の特性や産物を生かし、より具体的な施策を展開していく。

鳥獣被害対策実施隊がパトロールをする際は、猟銃を持って行うべきではないか。

(回答)田畑と居住地が隣接している場所では誤射の危険性があることや、実施隊が創設されたばかりで、警察との協議が整っておらず、銃器の使用は控えている。他市の状況を参考に警察や猟友会などの関係機関と協議し、検討を行っていく。

第6次産業化などが進み、農業関連の業務が多岐に渡り、事務が煩雑化している。農業関連イベントは山形市農業振興公社が中心に実施し、市職員がもっと現場で現状に触れるなど、農業振興施策に深く関われるようにしてはどうか。

(回答)現状でも担当職員は可能な限り直接現場に足を運ぶように努めている。山形市農業振興公社の活用を含め、市職員が現地に行ける体制づくりに向け、検討を行っていく。

早い段階で豪雪対策本部が設置できるよう、現行1カ所の積雪量の観測地を増やしてはどうか。

(回答)降雪量は標高などにより異なるため、観測地を増やすことも含めて調査研究していく。

一斉除雪の出動基準となる観測地を増やしてはどうか。また、自主判断除雪区域の対象を広げ、さらに出動基準を5~7センチメートルまで引き下げてはどうか。

(回答)現在10地点で積雪量などの観測を行っているが、より詳細な状況把握のため観測地の増設や位置の変更を検討していく。また、山間部などは自主判断区域に設定し、業務受託者の判断で除雪をしており、出動基準を見直す予定はないが、平成29年度から滝山・明治・楯山地区の一部も自主判断区域に追加しており、さらなる区域拡大の必要性を今後も検討していく。

都市計画道路は、明確な完成時期を設定し、集中的に整備してはどうか。また、主要地方道山形山寺線から楯山駅への整備の見通しはどうか。

(回答)他事業の進行状況や用地確保の都合上、明確な完成時期の設定は困難だが、事業着手の優先順位を国や県と協議しながら計画的に進めていく。また、都市計画道路楯山停車場天童線や主要地方道山形山寺線などの進行状況や、完成後の交通状況などを勘案し検討していく。

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【佐藤亜希子 議員】子どもを※1 エンパワメントする山形らしい豊かな保育を

保育需要と安全面から拠点保育所の整備計画を前倒ししてはどうか。また、平成30年度から保育指針が変わり、子どもへの評価項目が細かく定められる。指針を押しつけず、子どもをエンパワメントする山形らしい保育を発信してほしいがどうか。

(回答)各拠点保育所は、2年程度の期間をおいて整備する計画としている。各園で毎年園の目標と年間指導計画を策定し、保育理念の実現に向けて取り組んでおり、今後も質の高い保育を提供できるよう努力していく。

市立保育所の正規職員の割合を高めてはどうか。

(回答)民間立保育所の人材確保への影響など、さまざまな点を勘案しながら検討していく。

市立保育所の3歳児以上に主食を提供し、民間立保育所などには、主食代を補助してはどうか。また、主食代を公定価格に加算するよう国に要望してはどうか。

(回答)調理室が狭く、衛生的にごはんを提供できる環境が整っていないと考えている。主食代の補助は、保護者と事業者の意見を聞きながら検討していく。公定価格への加算は機会を捉えて国に要望していく。

パパママ応援元気すくすくネットをスマートフォン対応とすることで、病児・休日保育、産後ケアなどの緊急時に必要な情報へアクセスしやすくしてはどうか。

(回答)検索性の向上や、スマートフォンへの対応を検討していく。

国の子ども・子育て支援整備交付金制度を利用し、公設民営の放課後児童クラブを新設してはどうか。

(回答)交付金を活用し、クラブを学校施設に入れるなど、公設民営の形で実施している。今後も、学校の事情に応じたクラブの整備を進めていく。

小学校の入学準備金の入学前支給を実施する予定はあるのか。実施する場合、2月支給としてほしいがどうか。

(回答)中学校の入学前支給は、31年度に入学予定の就学援助を受けている小学6年生を対象に、平成31年2月に支給する方向である。小学校の入学前支給は、既に実施している他市町の状況などをさらに調査研究していく。

負担が大きい※2 国保税を引き下げるべきではないか。

(回答)財政支援のさらなる拡大を国に求めながら、ジェネリック医薬品の利用促進などの取り組みを強化することで国からの支援を確保し、加入者の負担軽減に努めていく。

子育て支援の観点から、国保税の子どもに係る均等割を軽減すべきと思うがどうか。

(回答)他市の事例を参考に調査していく。また、全国市長会を通じて要望していく。

  • ※1 エンパワメント…人が持っている力を引き出し、湧き出させること。個人や集団の潜在能力を発揮させる考え方。
  • ※2 国保税…国民健康保険税。

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【伊藤美代子 議員】公立夜間中学の設置計画を求める

公立の夜間中学をつくる計画はないのか。また、中学段階の学び直しをしたい人がどの程度いるのか実態を把握する考えはあるのか。

(回答)学び直しに必要な支援を探るため、また、方向性を検討するためにも実態把握が大切であると捉えている。実態把握をした上で、県教育委員会と連携しながら、夜間中学などの設置の必要性を検討していく。

斎場の2階待合室を椅子席にしてほしいと望む声が多い。改修の見通しはあるのか。

(回答)建物の構造上の制限や改修時の使用制限などの課題もあり、テーブル席の設置や段差の解消などの対応が、どの程度可能か現在検討している。

親や家族を介護している※1 ヤングケアラーの実態をどのように把握しているのか。

(回答)福祉まるごと相談窓口で、現在、この傾向にある児童生徒が4人いることを確認している。今後も、各学校への周知や実態調査に努めていく。

ヤングケアラーが児童生徒の場合、学校と行政が一体となった支援策が必要と考えるがどうか。

(回答)個々の子どもに対する支援は、学校と関係機関で情報共有を図りながら、必要に応じてケース会議を開いて対応している。ヤングケアラーの問題も同様の対応で解決することが望ましいと考えており、今後も、学校と行政が一体となった支援を継続していく。

介護施設利用者の安心や職員の負担軽減につなげるためにも、自動寝返り支援ベッドを導入する施設に対し、支援してはどうか。

(回答)自動寝返り支援ベッドの効果について、介護人材の確保に向けた協議会で意見を聞くとともに、国や県にも問い合わせながら、支援のあり方を調査検討していく。

平成29年度の一般質問で※2 LGBTへの取り組みなどについて質問をしたが、その後の取り組み状況はどうか。

(回答)情報提供や理解促進に努めており、今後も具体的な窓口対応のガイドブックを作成するなど、性の多様性に関する理解が深まるよう取り組んでいく。

LGBTを正しく理解するためにも、※3 ダイバーシティ講座を開催してはどうか。

(回答)現在のところ、性的マイノリティやダイバーシティに特化した講座などは実施していないが、今後、学びの機会の提供を検討していく。

誰もが持っている性的指向と性自認を表す※4 SOGIという言葉の認識を深めることが必要だと思うがどうか。

(回答)新しい概念であり、まだ一般化されているとは言えない状況と思われる。今後の国民的議論や国の動向などの推移を注視していく。

  • ※1 ヤングケアラー…病気や障がいなどを持つ両親や祖父母などの家族の介護を行っている10代から20代の若い人達。
  • ※2 LGBT…女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、性別越境者の英語の頭文字をとった総称。
  • ※3 ダイバーシティ…多様な人材を積極的に活用しようという考え方。
  • ※4 SOGI…Sexual Orientation and Gender Identityの略称。性的指向と性自認を表すもの。

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【佐藤 秀明 議員】芸術文化創造都市を創ろう

ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟認定を機に、新たに文化振興条例を制定してはどうか。

(回答)新たな文化芸術振興ビジョン策定を目指し、条例制定を今後の研究課題としていく。

※アーツ千代田3331を参考に、まなび館を文化的拠点施設にしてはどうか。

(回答)拠点施設として想定しており、参考にしていく。

山形交響楽団にジュニアオーケストラを編成してはどうか。

(回答)当面は、青少年が音楽に親しむ活動をさらに充実させていく。

相続後の未登記による所有者不明の土地が問題となっている。国の制度変更に伴い、積極的な問題解決に当たるべきではないか。

(回答)新たな法制度を積極的に活用し、所有者の特定に努めていく。

つるおかランド・バンクが行っている小規模連鎖型区画編成などを参考に、空き家の解消に取り組んではどうか。

(回答)つるおかランド・バンクも参考にしながら、各業界と協力して事業を推進していく。

市地球温暖化対策実行計画で設定した、温室効果ガス1人当たりの排出量80%の削減目標は、達成が可能なのか。また、循環型社会の構築に向けて、再生可能エネルギー基本条例を制定してはどうか。

(回答)国・県よりも目標は高いが、きめ細かい施策で意識高揚を図っていく。また、条例の制定は考えていないが、再生可能エネルギーの活用方針や基本理念の理解をもらうことは重要であると考えている。

滝山地区の国道13号線東側には、スーパーや銀行がなく、高齢者などが不便を感じている。都市計画マスタープランでは、このエリアに地域の拠点を作るというがどうか。

(回答)平成31年に予定している滝山地区の都市計画地域別構想の策定を、地域の方と共に進めていく。

平成30年度に、経済訪問団の来訪が予定されている友好都市の吉林市と、ウィンタースポーツを通じた交流を深めてはどうか。

(回答)交流人口の拡大に向けて両市で協議していく。

ハローワークと連携した就職相談窓口を本庁や社会福祉協議会に設置してはどうか。

(回答)相談窓口の設置は、対象者の利便性向上などから効果的であると考えられるため、関係機関と検討していく。

中核市移行に伴う連携中枢都市圏形成の範囲や連携分野はどう考えているのか。

(回答)現在、定住自立圏を形成している3市2町と協議の上、他の3市4町と協議したいと考えている。

※アーツ千代田3331…東京都千代田区にある、閉校した中学校の校舎を改修して開設した文化芸術施設。

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