「TOKYO スタディトリップ（女性人材育成事業）」を実施しました！

　男女共同参画センターでは、資生堂ジャパン株式会社から寄附をいただいた企業版ふるさと納税を活用し、山形市と包括連携協定を締結している株式会社Ridiloverが持つ人材育成のノウハウを活かした、女性人材育成事業を公民連携で行っています。

　本プロジェクトの一環として、8月25、26日に、参加者による「TOKYOスタディトリップ」を実施しました。これは、社会課題解決にあたり、先進的な取り組みを行っている団体から直接学びを得ることにより、今後の自分たちの活動にも活かしていくために行ったものです。

　なお、12月6日に成果発表会を行う予定です。詳細が決まり次第再度お知らせしますので、是非ご来場ください！

【TOKYOスタディトリップの実施詳細（訪問中の様子など）】

（訪問及び講演を行っていただいた団体の名称及び概要）
【8月25日】※団体へ訪問
　特定非営利活動法人Chance For All
「生まれ育った家庭や環境でその後の人生が左右されない社会」の実現を目指し、学童保育の運営、小学生の放課後に関する調査／研究事業を運営。
こどもたちが豊かな放課後の時間の中で成長できるような居場所づくりを行っている。

　スリール株式会社
　誰もが「自分らしいワーク＆ライフ」を実現し、笑顔で生きられる社会を目指し、企業向けコンサルティング、研修、ライフとキャリアのデザイン教育（ワーク＆ライフ・インターン運営）、個人向けセミナー開催などを運営。
　それぞれの人が「自分らしいワーク＆ライフ」を実現し、笑顔で働く人が増える事で、組織や日本が強くしなやかになっていくよう、人材育成事業を行っている。

　特定非営利法人マドレボニータ
「母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、本来持っている力を発揮できる日本社会」を目指し、産前産後ケア教室を全国で開催する教室事業、産前産後ケアプログラムを実施できるインストラクターを養成・認定する養成事業、産後に関するさまざまな知見の収集・分析に取り組む調査・研究・開発事業の運営を行っている。

【8月26日】※講演
　特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド　代表理事　吉岡マコ様
　家族の在り方や生き方がますます多様化する現代において、困難な状況に陥りやすいひとり親の女性が本来持つ力を発揮して、活きいきと暮らしていけることを目指す。
　シングルマザーのセルフケア講座、女性のエンパワメント支援、マイノリティ支援者のためのスキルアップ研修、家族の多様性や生き方の多様性に関する啓発事業を行っている。

　上記団体への訪問及び講演は、参加者一人一人にとって非常に有意義で学びのあるものとなりました。
　また、現地へ参加が出来なかった参画者においても、オンラインを活用し、訪問を行った団体にリアルタイムで質問を行うなど、オンライン参加者にとっても満足度の高いものとなりました。