ジェネリック医薬品について
ジェネリック医薬品とは、先に開発された新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造される薬のことで、後発医薬品とも呼ばれています。
効き目や安全性が新薬と同等と認められた医薬品で、開発コストが抑えられるため、価格が新薬より3~7割程度安いのがジェネリック医薬品です。
よくある質問
Q.ジェネリック医薬品にしたらどのくらい安くなるの?
A.同じ有効成分のジェネリック医薬品を複数のメーカーで製造しているので、メーカーごとに値段も違います。
【一般的な例】※1日1錠365日服用したと仮定
「出展:日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会リーフレットより」
医薬品 | 薬価 | 3割負担の場合 |
---|---|---|
新薬 |
161.0円 |
17,629.5円 |
ジェネリック医薬品(高いタイプ) |
82.1円 |
8,990.0円 |
差し引き:8,639.5円お得
医薬品 | 薬価 | 3割負担の場合 |
---|---|---|
新薬 |
60.6円 |
6,635.7円 |
ジェネリック医薬品(高いタイプ) |
35.1円 |
3,843.5円 |
差し引き:2,792.2円お得
※上記差額は単純に薬価×365日×窓口負担割合の数字としております。(少数第2位を四捨五入)
実際の調剤報酬の計算方法では点数化しますので、あくまで参考値としてお考えください。
Q.ジェネリック医薬品は安全でしょうか?
A.新薬と同じ有効成分を使って製造されており、審査機関で新薬と同レベルの品質・有効性・安全性が確認された医薬品がジェネリック医薬品です。
Q.どうやってジェネリック医薬品を頼めばいいの?
A.ジェネリック医薬品も、医師による処方せんが必要です。
お薬の種類、処方等については、まずはかかりつけの医師や、薬局の薬剤師にご相談ください。
令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組み
後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある薬で、先発医薬品の処方を希望する場合は、「特別の料金」として先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額4分の1相当の支払いが発生する場合があります。
- 先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等、「特別の料金」は不要です。
- 流通の問題等により、医療機関や薬局に後発医薬品の在庫がない場合、「特別の料金」は不要です。
- 後発医薬品により副作用が出たことのある場合等は、医師、歯科技師、薬剤師等にご相談ください。
使ってみよう!「ジェネリック医薬品希望カード」
「ジェネリック医薬品希望カード」を使ってみましょう。
ご希望の方は市役所国民健康保険課(1階7番窓口)でお受け取りください。
お薬手帳の活用を!
お薬手帳とは、処方されたお薬の名前や飲む量、回数などの記録(薬歴)を残すための手帳です。
- どのようなお薬をどのくらいの期間使っているのか
- 同じお薬が重なっていないか
- 飲み合わせのチェック等
医師や薬剤師でも確認ができます。お薬手帳は、院外処方せんで調剤をする薬局でもらえます。
ジェネリック医薬品の普及によって、みなさんの薬局での窓口負担が節約できるだけでなく、年々増加傾向にある医療費財源の軽減につながっていくといえます。
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このページに関するお問い合わせ
市民生活部国民健康保険課国保医療係
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ファクス番号:023-624-8396
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