一般質問(平成27年6月定例会)

ページ番号1002979  更新日 令和3年10月29日

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平成27年6月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報193号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
髙橋 昭弘 議員(市民連合山形市議団) 子ども達の豊かで確かな学びのために、市南部への施設建設、地域の〝居場所〟づくり、投票率向上のための取組 ほか
松田 孝男 議員(公明党山形市議団) 蔵王山とその他の防災対策、道の駅、市立図書館の整備拡充 ほか
仁藤 俊 議員(翔政会) 中心市街地活性化の状況、公共交通・バス交通の活用、街なかの居住推進策による賑わい創出 ほか

【髙橋 昭弘 議員】子どもたちのために教職員の多忙解消を図れ!

教職員の業務量は非常に多く、時間外勤務が常態化している。多忙解消をどのように考えているか。

(回答)教職員の定数改善や加配を国と県に強く要望し、教職員の多忙解消と健康保持に積極的に取り組んでいく。

教職員が入力している勤務時間と時間外勤務の状況シートをどのように活用していくのか。

(回答)学校や校長会と連携し、教職員間の業務バランスの調整や業務改善など多忙解消に取り組んでいく。

部活動の負担軽減を学校と保護者、外部指導者などが連携して取り組むべきではないか。

(回答)教職員、生徒の心身に過度な負担とならないよう努めていく。

山形の「ものづくり」継承のため、伝統工芸の職人を講師とした体験授業や、中学生の職場体験学習への積極的な協力を求めてはどうか。

(回答)各学校で伝統工芸などの職人の講師招しょう聘へいや工房訪問など、伝統工芸に関わる授業を実施している。職場体験先は、生徒や学校の希望を踏まえて学校と連携し、事業所へ協力を求めていく。

天候に左右されない屋内型児童遊戯施設へのニーズは高い。市全域で公平感のある子育て環境を整えるため、市南部にもべにっこひろばと同様の施設を建設してはどうか。

(回答)市南部での施設整備は、今後の利用登録者の状況やニーズを把握し、財源も含めて判断したい。

スポーツ施設が市北部に集中しており、市南部との不公平感がある。市南部にも新たに屋内スポーツ施設を建設してはどうか。

(回答)スポーツ振興計画でドーム型競技場の整備を掲げているが、サッカースタジアムとの関連で、一時建設を凍結している。それ以外に建設する計画はない。

群馬県富岡市の「ふれあいの居場所づくり」は、地域づくりの拠点として、孤独や孤立の予防や介護予防、世代間交流の場として活用されている。本市でも取り組んではどうか。

(回答)現在の地域コミュニティづくりや世代間交流を進める事業、介護予防事業などを継続して取り組み、富岡市モデルを調査研究していく。地域コミュニティの活性化と共創のまちづくりを進めていく。

今回の市議会議員選挙の投票率は50%を下回った。投票率向上に向け、これまで以上に取り組むべきではないか。

(回答)先進事例を考慮し、効果的な啓発事業を検討していく。期日前投票所の増設は、期日前投票率と総投票率との関連を見ながら検討していく。

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【松田 孝男 議員】文化教育都市やまがたへ市立図書館の施設充実を

市立図書館に、画像の閲覧や複写ができる図書館向けデジタル化資料送信サービスを導入してはどうか。

(回答)国立国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービスは有意義なシステムであるため、導入に向けて検討を進めていく。

市立図書館は最寄りのバス停から離れているため、バス路線を整備すべきではないか。

(回答)図書館周辺は市街地の中でも交通サービス水準の低い地域であるため、路線バス運行の可能性をバス事業者と協議するとともに、将来運行を予定しているコミュニティバス東部循環線でカバーできるか検討していく。

市立図書館の施設整備の方向性はどうか。

(回答)公共施設の長寿命化を基本として、現在の施設を維持しながら、バリアフリー化を含めた耐震化工事や施設の改修などを計画的に行っていく。

蔵王山の火山活動に伴う、これまでの対応と観光客などへの今後の対応はどうか。

(回答)4月13日に蔵王山への火口周辺警報が発令された際は、避難勧告の発令と市ホームページなどで情報発信を行った。今後も的確な情報発信をするとともに、蔵王温泉宿泊パックなど旅行商品のPRも行いながら、観光地としての魅力を発信していく。

緊急時に防災情報が自動的に流れる防災ラジオを導入すべきだと思うが、これまでの検討を踏まえた現在の考えはどうか。

(回答)融雪型火山泥流による洪水や土砂災害など、発生から居住区域までの到達時間が短い場合に一定の効果が見込まれるため、本市の現状に適した情報伝達手段の在り方を検討していく。

道の駅の設置場所は、山形上山インターチェンジ周辺が適地の一つであり、観光誘客だけでなく雇用拡大などの波及効果も期待されると思うがどうか。また、整備する際は外国人向けの観光情報を積極的に発信する施設にしてはどうか。

(回答)平成30年に東北中央自動車道の福島東根間が開通する予定となっていることを踏まえ、適地を27年度中に調査する。調査結果を踏まえ、地域が持つ特性や環境、交通量を考慮しながら設置場所を検討していく。施設の内容は、検討する際の参考としたい。

中核市へ移行する意気込みを聞きたい。

(回答)中核市移行に向けた準備の中で、移譲事務の大半を占める保健所が大きな課題であり、県との協議に時間を要すると考えている。十分な事務調整を行い、市民へ周知しながら、円滑な移行に向けて確固たる道筋をつけていきたい。

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【仁藤 俊 議員】中心市街地の活性化で将来に夢や希望を

七日町第五ブロック南地区市街地再開発事業はどうなったのか。

(回答)建設資材の高騰などの経済情勢の変化や、所有者の都合により事業化されなかった。旧宝塚跡地の利用は、七日町拠点整備事業の中で中心市街地の活性化につながるよう協議していく。

街なかの空洞化を止める施策を早急に進める必要があると考えるがどうか。また、交通手段を持たず、買い物に不便を感じている街なか居住者に対する対策はどうか。

(回答)市民や来街者のニーズ調査を行った結果、デパート・スーパーや飲食・食品関係のニーズが高いことがわかった。第二期中心市街地活性化基本計画では、食品スーパーや飲食テナントを備えた商業施設の整備を盛り込み、国の補助を受けて事業を実施していく。また、山形商工会議所が実施する中心街循環バス運行事業を引き続き支援し、買い物客などの移動の利便性向上を図り、今後も街なかの良好な居住環境を整備していく。

官民一体の複合施設を建設し、施設の目玉として、NPO法人アジェンダやまがたが提案した「(仮称)こどものもりプロジェクト」を取り入れてはどうか。また、市街地版べにっこひろばを設置し、子どもと子育て世代を集客することで、にぎわいを創出してはどうか。

(回答)にぎわいの創出に向けて、(仮称)旅篭町文化交流館整備事業、香澄町一丁目2街区市街地再開発事業、プレミアムショッピングタウン256整備事業などを、第二期中心市街地活性化基本計画で32年3月までに優先的に取り組んでいく。新たな事業計画の提案があった場合は、実現性と実効性を見極めながら検討していく。

平成28年度からコミュニティバス東部循環線の運行を予定しているが、コースの選定や市民への広報、利用促進などをどのように考えているのか。

(回答)運行を想定している地域住民を対象にニーズ調査を行い、道路状況なども考慮しながら検討していく。運行を開始する際は、広報やまがたや市政広報番組などを活用するほか、町内会や商店街からの協力により、地域に密着した広報をすることで、利用促進を図っていく。

本市全体を網羅し、観光客も利用しやすい公共交通の整備を進めていくべきだと思うがどうか。

(回答)鉄道や路線バスの交通事業者も構成員となっている公共交通活性化協議会で議論し、27年度に地域公共交通網形成計画策定のための調査事業を実施する。利便性の高い公共交通ネットワークを構築できるよう、連携を検討していく。

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