市議会の概要
自分たちの地域に関係のある身近な問題は、自分たちで責任を持って話し合い、処理していこうというのが「地方自治」の基本的な考え方です。
市民の代表として選ばれた市議会議員が集まり、市の仕事について論議し、決定するところが市議会で、市の議決機関または意思決定機関と言います。そして、市議会で決定したことをもとに、市長が実際に仕事を進めていくこととなり、これを執行機関といいます。
議会(議決機関)と市長(執行機関)はそれぞれ独立した機関として対等の立場にあり、互いに協力して市政を運営していきます。
山形市議会のしくみ
用語の解説
議員
本市議会では、条例で定数33人と決められており、現在は33人の議員で構成されています。また、任期は法律で4年と決められています。
議長・副議長
議長と副議長は、それぞれ議員の中から選挙で選ばれます。
議長は、議会内の会議を取り仕切り、議会を代表するという重要な役割をもっています。
副議長は、議長が出張で不在となった時や病気などで休んだ時に、議長の代わりを務めます。
本会議
全議員で構成する会議で、議場において提出された議案などの審議を行います。提出された議案などに対して、議員が質疑や討論を行い、採決の結果によって議会としての意思が決定されます。
常任委員会
議案などを最終的に決定することは、すべて本会議において行われますが、市の仕事は非常に数が多く内容もいろいろな分野にわたり複雑になってきているため、いくつかの部門にわけ、それぞれに委員会を設けて専門的に審査を行っています。
議員は、少なくとも1つの常任委員会に所属しなければならないことになっていて、任期は条例で2年となっています。
各常任委員会の所管事項は、次のとおりです。
総務委員会
議会、総務部、財政部、企画調整部、会計課、消防本部、選挙管理委員会、監査委員、固定資産評価審査委員会の所管に属する事項。他の常任委員会の所管に属しない事項。
厚生委員会
市民生活部、健康医療部、福祉推進部、こども未来部、市立病院の所管に属する事項。
産業文教委員会
商工観光部、農林部、教育委員会、農業委員会の所管に属する事項。
環境建設委員会
環境部、まちづくり政策部、都市整備部、上下水道部の所管に属する事項。
特別委員会
特別委員会は、特に重要な事項について審査や調査を行う必要があるときに、議会の議決で設けられる委員会です。
本市議会には、予算・決算を審査するための、議長を除く全議員で構成された「予算委員会」と「決算委員会」、避難所の設備や運営、ハザードマップなどの危険個所への対策に関する協議を行うために委員15人で構成する「防災対策特別委員会」、中心市街地活性化に向けたまちづくりに関する協議や、有害鳥獣による農作物被害や人的被害対策に関する協議を行うために委員16人で構成する「まちづくり・有害鳥獣対策特別委員会」の4つの特別委員会があります。
会派
所属政党や主義主張などを同じくする議員によって結成された市議会内の集まりです。本市議会では3人以上の集まりで会派を結成することが出来ます。
各派代表者会
正副議長と各会派の代表者10人によって構成され、各会派間の意見の調整が必要な事項について協議等を行っています。
議会運営委員会
円滑な議会運営をおこなうために、議会運営に関する事項を協議する場です。
全員協議会
市政等に関し議長が必要と認める事項について協議を行います。全議員が参加します。
正副委員長会議
各委員会の運営において共通する事項について調整等を行います。
議会図書室運営委員会
議会図書室の運営に関し必要な事項について協議を行います。
広報広聴委員会
議会報の編集及び発行に必要な事項、インターネットによる議会の広報に関する事項、その他議会の広報及び広聴に関する事項について協議します。
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