スマートインターチェンジ整備事業について

【祝】開通！！！

山形PA（やまがたピーエー）スマートインターチェンジが開通しました

　令和元年より山形市及び東日本高速道路株式会社と共同で整備を進めてきた、山形PAスマーインターチェンジが令和6年3月24日（日曜）15時に開通しました。

 

事業概要

　山形PA（やまがたパーキングエリア）の周辺には、年間約30万人の来園がある西公園をはじめ、温泉、史跡及び観光農園などのレジャー•観光施設や、工業団地及び産業団地が隣接しており、さらには、農作物集出荷所も点在しております。そのため、スマートインターチェンジの設置により、産業振興、交流人口の拡大などが図られ、地域経済の活性化が期待されます。
　また、高度救急医療機関への搬送利用や、周辺市町からのアクセス向上による広域連携機能の強化なども見込まれることから、東北中央自動車道のストック効果を活用した多面的かつ広域的な整備効果が期待されます。整備については、山形市と東日本高速道路株式会社とで協定を結び、共同で行っております。

計画概要

名称

山形PAスマートインターチェンジ

高速自動車国道の路線名

東北中央自動車道相馬尾花沢線（山形上山IC～山形中央IC間）

接続形式

PA接続型

形式

全方向（上下線出入可能）

運用形態

ETC車載器を搭載した全車種、24時間

スマートインターチェンジとは

スマートインターチェンジは、ETCを搭載した車両専用のインターチェンジです。

• スマートインターチェンジとは（国土交通省ホームページ）（外部リンク）

これまでの経過

山形PAへのスマートインターチェンジ設置に係るこれまでの経過は、次のとおりです。

平成30年度

• 国土交通省による「準備段階調査」の実施が決定（8月）

• 国土交通省による「（仮称）山形PAスマートインターチェンジ準備会」が設立（9月）

• 準備会の開催（9月、12月、2月）

令和元年度

• 山形市主催で「（仮称）山形PAスマートインターチェンジ地区協議会」を設立（8月）

　※地区協議会とは、山形市が主体となり、周辺自治体（長井市、白鷹町、山辺町）や関係機関と連携し、スマートインターチェンジの設置に向け、必要な検討•調整を行うものである。

　内容：地区協議会設立の趣意と規約について説明、実施計画書（案）の承認　

• 「実施計画書」及び「連結許可申請書」を国土交通大臣へ提出（8月）

•NEXCO東日本と基本協定を締結（12月）

（仮称）山形PAスマートインターチェンジについて、令和元年9月20日、国土交通大臣より、東北中央自動車道と接続道路である市道西部工業団地村木沢線との連結が許可されました。
令和元年10月11日に連結許可書伝達式が行われ、山形河川国道事務所竹下正一所長（当時）から佐藤孝弘市長へ、国土交通大臣からの連結許可書が手渡されました。

令和2年度

• 用地測量を実施（2月～6月）

• 東日本高速道路株式会社にて詳細設計を実施（9月）

 

令和3年度

• 用地取得完了（11月）

• 関連農業施設整備、畦畔工事着手（11月）

• 第2回地区協議会の開催（3月）

　内容：案内標識設置についての協議•検討、用地取得状況及び事業内容への同意状況等について報告

令和4年度

• スマートインターチェンジ本体工事着手（4月～）

•市道西部工業団地村木沢線改良工事着手（4月～）

• 第3回地区協議会の開催（1月）

　内容：名称原案について協議•検討

• 名称決定（3月）

• 第4回地区協議会の開催（3月)

　内容：名称決定について報告、案内標識の設置箇所等の報告

令和5年度

•スマーインターチェンジ本体工事

•市道西部工業団地村木沢線改良工事

•記者発表（開通予定について）

• 開通（令和6年3月24日（日曜）15時）

　

• 記者発表資料（開通日時について） （PDF 1.8MB）

現地の状況

着手前　令和3年4月（福島方面から山形PAを望む）

現在　令和5年12月（福島方面から山形PAを望む）

利用促進方策

西公園との連携

　現在、西公園は年間30万人を超える利用者がありますが、民間事業者が持つアイディアやノウハウを取り入れた公園の運営管理により、さらなる利便性や魅力の向上、加えて地域の活性化を図るため、Park-PFI等の導入検討を行っております。今後トライアルサウンディングなどを実施し、事業の検討を行う予定です。その中でスマートインターチェンジを活用した高速道路の利用と連携させることで、さらに有効的かつ効果的な西公園の利活用を図ってまいります。

位置図

• 地図を表示する（外部リンク）