紅花文庫 (教育資料展示室 やまがたクリエイティブセンターQ1館内)

ページ番号1009906  更新日 令和4年9月27日

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平和の使い「青い目の人形」展示

やまがたクリエイティブシティセンターQ1の9月1日オープンを記念して、「青い目の人形」の展示を行います。

昭和初期、日米友好のための親善大使として、ギューリック博士によって日本各地の小学校に「青い目の人形」が贈られました。

(全国12,739体、うち 山形県205体)

また、第一小学校創立100周年記念としてメリーちゃんを抱いた児童のブロンズ像「あしたに」の建造を知ったギューリック博士の孫であるギューリック三世により、平成2年、2代目の青い目の人形を同校へ寄贈いただきました。

今回は、市内の小学校(第一小学校、第十小学校、金井小学校、蔵王第一小学校)で所有している人形すべてを展示します。

 

昭和初期、初代青い目の人形「メリーちゃん」等の3体。

所有校:第一小学校、金井小学校、蔵王第一小学校

青い目の人形展示ケース左


平成2年、2代目 青い目の人形「アイリーンちゃん」等の3体。

所有校:第一小学校、第十小学校、金井小学校

青い目の人形展示ケース右

「紅花文庫」について

やまがたクリエイティブシティセンターQ1は、これまで「山形まなび館」として活用してきた山形市立第一小学校旧校舎をリノベーションした、創造都市やまがたの共創プラットフォームです。

山形市立第一小学校校舎の北側に位置する旧校舎は、鉄筋コンクリート造としては極めて早期である昭和2年に完成した建築物で、その貴重性と山形市における教育・産業史的な価値から、平成13年には登録文化財として認定を受けています。

写真:紅花文庫1

そのやまがたクリエイティブシティセンターQ1内の1階東棟の一角に、第一小学校が所有し、保存してきた貴重な教育資料を展示した紅花文庫があります。


写真:紅花文庫2

紅花文庫は、昭和2年(1927年)の新校舎(現旧校舎)落成記念事業の一つとしてつくられました。当初は,明治5年の学制頒布以降の教科書の整理保存を企画していましたが、大宝令以後の庶民教育の教科書、書類などを収集し、整理したのがはじまりといわれています。
昭和59年には、蔵書目録が作成され、貴重な教育資料として現在まで保存されています。


写真:紅花文庫3

紅花文庫の名称は、化学染料以前の重要な原料の一つとして当地方に広く栽培され、その売買により多大な恩恵を受けた紅花(べにばな)に起因しています。紅花は、江戸時代には日本一の産地として知られ、山形市民には大変なじみのあるものです。
名称の由来は、わたしたち市民が、その紅花と同じように教科書からも恩恵を受ける意を含んでいるといわれています。(紅花は、昭和49年7月1日に市制施行85周年を記念し、市の花として制定されています。)


写真:紅花文庫4

山形市立第一小学校の成り立ち、当時の教科書,学校日誌、卒業生の著作物などの学校に係る資料のほか、明治初期の現在中心市街地周辺の地図などまちの歴史に係る資料、様々な貴重な資料を展示していますので、どうぞご覧ください。


写真:紅花文庫5


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