化学物質過敏症についてご理解ご協力をお願いします。

ページ番号1003477  更新日 令和3年10月29日

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化学物質過敏症とは

化学物質過敏症とは、身の回りにあるさまざま製品に含まれるごく微量の化学物質が原因で、身体的・精神的な症状が現れる病気です。
その病態や発症の仕組みはいまだ明らかになっていません。

参考:厚生労働省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班

症状

化学物質の種類やその人の体質の違いによって、症状の有無・程度には個人差があります。
頭痛や特徴のない症状が多く、他の疾患との鑑別が難しい場合が多いとされています。

  • 粘膜刺激症状(結膜炎、鼻炎、のどの痛み)
  • 皮膚炎
  • 自律神経障害(冷や汗,手足の冷え,頭痛,疲れやすい)
  • 内耳障害(めまい,ふらつき,耳鳴り)
  • 循環器障害(動悸,不整脈,血行不良)
  • 消化器障害(下痢,便秘,悪心)
  • 眼科的障害(目がちかちかする,目が見えにくい)
  • 精神障害(不眠,不安,鬱状態,不定愁訴)

原因として可能性があるもの

原則的には患者さんにとって合わないものがあれば、何であっても原因物質になる可能性があります。

例)柔軟剤、香水、タバコ、化粧品、芳香剤、建材、接着剤、塗料、排気ガス、大気汚染物質、農薬、殺虫剤、動物の毛、等

化学物質過敏症への対応

化学物質過敏症を誘発しないためには、症状を誘発する科学物質あるいは誘発する可能性のある化学物質に近づかないこと、早期に離れること、滞在する時間を短くすること、使用を控えることが有効です。

近年では、柔軟剤や洗剤などの化学物質の香りによって健康被害を受ける「香害(こうがい)」も、化学物質過敏症を誘発する一因となっているともいわれています。
もしあなた自身が化学物質過敏症ではなかったとしても、身近に化学物質過敏症の方がいらっしゃるかもしれません。
公共の場など多くの人が集まるところでは、化学物質過敏症を誘発する様な香料の使用を控えるなどの配慮をお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

健康医療部健康増進課成人保健係
〒990-8580 山形市城南町一丁目1番1号霞城セントラル4階
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