一般質問(令和5年9月定例会)

ページ番号1012747  更新日 令和5年11月29日

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令和5年9月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報226号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

【田中 英子 議員】コード化点字ブロックの設置を!!

石川県金沢市では、スマートフォンで読み取ることで音声情報が提供されるコード化点字ブロックを街なかの交差点などに設置している。障がい者や外国人などの利用が期待できるため、本市も導入してはどうか。

(回答)多言語に対応した音声機能での案内が可能であり、外国人観光客を含めたすべての人が活用できるため、金沢市の取り組みを注視しながら、調査研究していく。

市内の夜景スポットをまとめた夜景マップを作成し、宿泊業者やタクシー事業者などに活用してもらうことで、観光客の長期滞在につなげてはどうか。

(回答)夜景をはじめとする市内の観光名所の紹介に特化したSNSのアカウントを開設するとともに、市内の温泉施設などと連携して観光客への情報提供を行い、回遊してもらうことで、長期滞在につなげていく。

伴走型の相談体制の強化や産後ケアの充実など、子育て環境をさらに向上させるため、どのように取り組んでいくのか。

(回答)産婦の誰もが産後ケアを利用できるように、対象者を拡大する予定である。伴走型の相談支援として実施する面談も活用しながら、市民のニーズを把握し、さらなる充実に努めていく。

選挙の投票所は、駐車場やアクセス面などの周辺環境が整った場所を指定すべきではないか。

(回答)市民に分かりやすい施設であることなどを重視し指定している。今後は、投票所の駐車場の情報や混雑する時間帯などの情報をホームページで公開し、混雑を緩和するように努めていく。

山形PAスマートインターチェンジの近隣に産直施設や飲食物を提供する施設を整備し、さらなるにぎわい創出を図ってはどうか。

(回答)西公園で進めているPark-PFI事業の中で、民間活力の導入を検討し、にぎわい創出につなげていく。

被災した外国人や聴覚障がい者と消防隊などとの間で通訳を行う機能別消防団員を設置してはどうか。

(回答)設置の予定はないが、消防団員はさまざまな職業の人で構成されており、技能資格などの状況の把握と活用を消防団と協議し検討していく。

新市民会館の整備では、市産材をふんだんに活用することで、新施設の売りとしてはどうか。

(回答)整備に向けて民間事業者から提案を求める中で、設計段階から市産材の積極的な活用に向けて地元企業との対話を図ることや、市産材の使用量を市に報告することなどを要求水準に盛り込み、来館者にとって居心地の良い空間を創出していく。

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【高橋 正樹 議員】支援体制を充実させ、安心して学べる教育環境の整備を

教育DXの推進のためには、対応可能な人材の確保が必要となるが、教員志願者が減少する中で、教員への支援をどのように行っていくのか。

(回答)ICT支援員を積極的に配置し、授業づくりへの相談対応や児童生徒のタブレット操作への支援などを行っている。また、学校への訪問研修なども行っており、質の高い教育環境の実現に向けた取り組みを進めていく。

教育DXで学びの個別最適化が進むと、興味のある分野への学習の偏りなどが生じるのではないか。

(回答)令和5年度に導入したAI型学習ドリルなどでは、すべての児童生徒に対して、基礎的・基本的な知識と技能の習得を中心とした、一人一人に合った指導を行うこととしており、単一教科への偏りはないと考えている。また、ICT機器を活用したグループワークなどで、協働的な学びの充実を図るなど、一人一人に必要な資質や能力を育成していく。

部活動の地域移行先の決定方法はどうか。また、重大事故が発生した際の責任の所在など、移行後の市の関わりはどのようになるのか。

(回答)5年度に実施するモデル事業では、部員数や指導者の配置状況、受入団体の体制などを踏まえて、受け皿を決定していく。市や学校の関わり方や事故が発生した場合の対応は、モデル事業での課題や他市町での先行事例の状況などを踏まえて研究していく。

アリオンテック蔵王シャンツェを地域の活性化に活かすため、夏季はスロープカーを開放し、観光客がスタート地点からの景色を体験できるようにしてはどうか。

(回答)令和5年12月にスロープカーを更新し、乗車定員が20人となることから、6年春以降は観光客も活用できるように調整していく。

江戸時代の古地図や昭和の地図と現在の地図を見比べて街歩きを楽しめるようにすることや、歴史を感じる遺構を紹介することで、観光誘客を図ってはどうか。

(回答)市も参加する山形アーカイブ実行委員会では、江戸時代から昭和初期の地図を現在の地図に重ねたコンテンツをホームページで公開している。また、複数の文化財をさまざまなストーリーでつなぎ、発信することを検討しており、郷土愛の醸成と観光誘客につながるように取り組んでいく。

村山市では、5年7月から帯状疱疹ワクチン接種への助成を開始しているが、本市でも助成を行ってはどうか。

(回答)国の専門委員会で有効性や安全性が実証された定期接種を公費負担の対象としているが、現在審議中のワクチンであるため、助成制度の在り方を調査研究していく。

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【安久津 優 議員】長期的な視点で持続可能な政策を!

既存の公共交通網の沿線に新たな公共施設を整備することで、施設や公共交通の利用者の増加を図ってはどうか。

(回答)公共施設の設置では、さまざまな要素や条件を考慮する必要があり、一律に建設地の考え方を定めることは難しいが、公共交通網の充実や市民の利便性の向上などに重要な視点であるため、施設整備の際は今後も考慮していく。

霞城公園の最上義光像などのフォトスポットで「映える写真」を撮れるように案内看板を設置し、二次元コードで多言語に対応した説明を行ってはどうか。

(回答)霞城公園のPRとなり、さらなる誘客も期待できるため、周辺景観との調和に配慮しながら設置を検討していく。

中心市街地のコインパーキングの上限料金を分かりやすい表記に統一するように事業者に働きかけてはどうか。

(回答)東北都市消費者行政協議会を通じて、国へ要望を行うことなどを検討していく。

環境に優しい水素コンロの普及を図るため、飲食店事業者などを対象とした補助制度を設けてはどうか。

(回答)水素は、脱炭素社会の実現に有効なエネルギーであるため、普及に向けた取り組みを調査研究していく。

文化創造都市の推進に向けて、個人レベルでの文化活動を盛り上げるため、設備の整った小規模な会場を新市民会館に整備してはどうか。

(回答)発表やリハーサルにも対応できる舞台設備や遮音性などを取り入れた大スタジオを設置し、幅広い分野の催しに活用してもらうことで、文化芸術活動を推進していく。

JR東日本と意見交換を進め、福島県柳津町を参考に無人駅を活用した文化の発信拠点を整備してはどうか。

(回答)観光や地域振興など、さまざまな観点で無人駅の利活用の可能性を検討し、JR東日本と意見交換を行っていく。

体育祭の練習中に熱中症で複数の生徒が救急搬送される事案が発生したが、練習の中止を判断する権限や体制づくりなど、改善に向けて、今後どのように取り組んでいくのか。

(回答)児童生徒の命を守ることを最優先に、安全管理体制の改善や、より適切な判断で安全に教育活動が展開されるように、校長会などを通して指導していく。

県は中学校と高校の屋内運動施設へのスポットクーラーの設置に対して補助を行うが、冷房設備の整備に向けて、本市はどのように取り組んでいくのか。

(回答)中学校体育館へのスポットクーラーなどの設置は、部活動の合間などの一時的なクールダウンには有効であるため、導入を検討していく。

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【高野 英明 議員】地域農業の振興と雇用拡大につながる企業誘致を図れ!

国は水田活用の直接支払交付金の交付要件として「5年水張りルール」を設けているが、要件を改めるように国に要望してはどうか。

(回答)山形県市長会を通した国への要望を継続しながら、山形市農業戦略本部で対応策を検討していく。

肥満体質の改善が期待されるあけびを戦略農産物として生産振興し、本市の食文化を全国に発信してはどうか。

(回答)生産規模拡大の課題を整理しながら、山形市農業戦略本部で検討していく。

JAを中心とするコンソーシアムを実施主体として、南山形地区でやまがた紅王の団地化を図ってはどうか。

(回答)山形大学農学部に委託したさくらんぼの適地・適作調査の結果を踏まえ、施設整備の内容、場所や規模、運営の実施主体などを検討していく。

社会情勢を踏まえて、山形市鳥獣被害対策実施隊の活動費を増額してはどうか。

(回答)南奥羽鳥獣害防止広域対策協議会の構成市町と情報交換を行いながら検討していく。

サマースキージャンプ大会を2日間とし、選手との交流事業を実施してはどうか。

(回答)競技団体や関係機関と意見交換を行うとともに、サイン会などは集客に有効と考えるため、参加選手から意見を聞きながら検討していく。

西南部の市街化調整区域内に地域空き地空き家供給バンクを構築し、移住・定住人口の拡大を図ってはどうか。

(回答)他自治体の事例も参考に、地区振興会や民間事業者などと連携した地域に特化した取り組みを調査研究していく。

大曽根地区須川左岸の水害が多い農地に建設土砂集積施設を整備し、産業団地などの高度利用を図ってはどうか。

(回答)提案された農地を含めて、建設土砂集積施設の候補地を検討する。また、山形中央インター産業団地などの例を参考に、埋立後の土地の効果的な利用を検討していく。

重要事業として、山形PAスマートインターチェンジ周辺へ産業団地を整備してはどうか。

(回答)新たな産業団地の整備は、次期工業振興計画を基本とし、当該エリアも含めて、早急かつ戦略的に取り組んでいく。

民間事業者と連携し、市有施設に電気自動車の充電設備を設置してはどうか。

(回答)民間事業者の充電インフラの整備状況などを見ながら、初期費用などの負担がかからない民間ビジネスモデルの整備手法も含めて検討していく。

コミュニティセンター事務局職員の処遇改善に向けて、一時金を増額してはどうか。

(回答)一時金である期末手当の増額は、山形県人事委員会勧告などを参考に検討していく。

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【渋江 朋博 議員】市民の安全・安心を最優先に施策の推進を図れ!!

救急搬送困難事案を減少させるため、医療機関への一斉受入照会などが可能となる救急医療情報共有システムを早期に導入してはどうか。

(回答)山形連携中枢都市圏ワーキンググループ会議で検討しており、令和6年度の導入に向けて圏域内市町や救急告示病院に働きかけを行っていく。

県と実施するやまがた就職促進奨学金返還支援事業は、支援対象となる就職先や奨学金の種類が限定されているが、テレワークなども含めて要件を緩和するとともに、教育ローンを対象とした返済支援を行ってはどうか。

(回答)県や他市町村の運用状況を注視しつつ、国の動向や教育ローンを対象とする先行事例を把握しながら、より良い支援を研究していく。

首都圏の大学などを卒業した学生のUターンを促すため、(仮称)山形北インター産業団地への企業誘致では、本社機能の移転や研究所など、学生が希望する業種を考慮した誘致を行ってはどうか。

(回答)給与や福利厚生などの待遇面で優位性がある業種は、若者の地元定着への貢献が期待できるため、積極的に誘致に取り組んでいく。

山形市スポーツ推進計画の中で、屋内型スケートボードパークの新設を検討するとされているが、現在の検討状況はどうか。

(回答)推進計画に基づき、(仮称)アーバンスポーツ普及指針の策定に着手しており、その中で新設を検討していく。

理科室などの特別教室にエアコンが未設置の学校も多いが、設置の予定はどうか。

(回答)小・中学校の音楽室、中学校のコンピューター室は設置が完了しており、今後は、計画的な整備を検討していく。

学校プールの水質維持などの衛生面や、使用上の安全面の管理は、教職員の大きな負担であるため、水泳授業を民間へ委託してはどうか。

(回答)教職員の負担軽減などのメリットはあるが、児童生徒の移動手段の確保などの課題もあるため、先進事例の情報収集に努め、より良い水泳授業の在り方を研究していく。

部活動の地域移行に向けて、移行のスケジュール、受け皿となる団体や指導者の確保、家庭の負担軽減などの検討状況はどうか。

(回答)5年度からの3年間で移行計画を策定したいと考えており、5年度の取り組みを通じて課題の把握などを行い、より効果的な取り組みとなるように検証していく。

小白川街道の無電柱化に向けた取り組みはどうか。

(回答)地元協議会の設立に向けた地域の組織づくりを進めてもらいながら、無電柱化に向けた勉強会を継続していく。

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【小野 仁 議員】教育環境の整備促進を

公約の実現に向けて、市長は3期目の市政運営にどのように取り組んでいくのか。

(回答)公約は、当選後の市政経営ビジョンと政策を掲げる極めて重要なものであるため、3期目も、「市民目線の行政」「チャレンジする市政」を貫き、公約の実現に向けて全力で取り組んでいく。

第十小学校は建築から58年が経過し老朽化が進んでいることから、早急に建て替えを行い、子どもの学ぶ環境を整備すべきではないか。

(回答)築50年を超える小・中学校が、第十小学校を含めて10校以上あるため、老朽化の状況調査を行いながら、教育環境の実情も踏まえて整備の手法などを検討していく。

広島県三原市では、児童館の開館時間延長や無料Wi-Fiの整備を行い、中高生の利用促進に取り組んでいる。本市でも児童館を中高生の居場所として活用してはどうか。

(回答)北部児童館と東部児童館は、放課後児童クラブを併設していることなどから、中高生の利用には向いていないと考えている。南部児童館では、少数ではあるが、中高生の利用もあるため、乳幼児や小学生の利用の支障にならない形での利用を継続していく。

子どもに関わる不審者情報や事件が後を絶たないが、子どもの安全を守るため、市立保育園の防犯対策にどのように取り組んでいるのか。

(回答)警察や警備会社に直通でつながる通報装置を設置しているほか、門扉・玄関などの施錠を徹底するとともに、来訪者への対応はインターフォンで行っている。さらに、不審者対応などを想定した訓練を定期的に実施するなど、職員だけではなく、園児に対しても日頃から防犯教育を行っている。

車いす使用者の利便性の向上を図るため、県では車いす使用者用駐車施設へのカラー塗装を推進しているが、本市でも積極的に周知・啓発を行うべきではないか。

(回答)県は、病院やホテルなどの生活関連施設の駐車場に車いす使用者用駐車施設の設置を求めているほか、望ましい基準として、塗装方法などの整備基準を定めている。障がいのある人が地域で安心して生活していくため、市有施設を含めた車いす使用者用駐車施設の設置者に対して、周知・啓発を行っていく。

家賃低廉化補助金の低廉化対象世帯に、母親のみで養育するひとり親世帯を含めてはどうか。

(回答)低額所得者世帯を含む住宅確保要配慮者の円滑な入居を促進するため、令和4年度に居住支援協議会を設置している。本市の実情や他市の事例なども踏まえながら、協議会を構成する関係機関などと支援の在り方を協議していく。

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【武田 新世 議員】女性活躍の推進と誰一人取り残さない学びの保障を図れ!

女性の雇用創出に向けた企業の誘致活動を積極的に行うことで、若年女性が就職したいと思える働き甲斐のある職場を確保し、多様性の創出を図るべきではないか。

(回答)(仮称)山形北インター産業団地での企業誘致では、女性が活躍し、働きやすい職場づくりを実践する視点を含めた誘致活動を行う。また、若者や女性が働きたいと思う職場環境づくりを、地元企業へ働きかけていく。

学びの多様化学校を設置して効果をあげている自治体があるが、本市でも導入してはどうか。

(回答)先行事例の情報を収集するとともに、国の動向を注視し、県教育委員会と連携しながら、学校に通えない子どもの教育機会を確保するための取り組みを研究していく。

教育現場や地域でのヤングケアラーに対する認知度を高め、早期に把握するとともに、相談体制を構築するなど、支援を充実させるべきではないか。

(回答)関係機関との連携体制の在り方や、必要な支援を効果的に行うための取り組みを検討していく。

近年改築された学校と築年数の長い学校では、教育環境に格差があるが、どのように公平性を図っていくのか。

(回答)築年数の長い小・中学校で老朽化の状況などの調査を行い、整備の手法なども含めた検討を進めるとともに、すべての子どもたちが質の高い教育を受けられるように、教育環境のさらなる充実に取り組んでいく。

県は中学校と高校の体育館への小規模な冷房設備設置の補助制度導入を決定したが、市での対応はどうか。また、小学校体育館にも冷房設備を導入すべきではないか。

(回答)中学校体育館へのスポットクーラーなどの設置は、部活動の合間などの一時的なクールダウンには有効であるため、導入を検討していく。また、小学校への設置も望ましいことから、設置に対する支援を県に要望しながら、導入を検討していく。

医療費の増大や罹患者の休職に伴う経済的損失を避けるため、帯状疱疹ワクチン接種への助成制度を創設してはどうか。

(回答)当該ワクチンの定期接種化は、現在、専門委員会で審議されている最中のため、国の動きや他自治体の状況を注視しながら検討していく。

大野目地区の公園空白地域解消は喫緊の課題であるため、警察職員アパート跡地へ公園を設置してはどうか。

(回答)提案された場所を候補のひとつとして、令和5年度からワークショップを開催し、空白地域の解消に向けて検討していく。

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【遠藤 吉久 議員】河床の樹木の伐採と除排雪の徹底を求める!

千歳橋や見崎橋周辺の河床には、豪雨の際に水流の妨げとなる樹木が繁茂しているが、国や県と連携して対策を行うべきではないか。

(回答)支障木の伐採は洪水を防ぐためにも重要であり、市に寄せられた要望は速やかに進達するとともに、引き続き国や県へ要望していく。

千歳橋の4車線化は重要要望事業として県に要望し、県が主体となり勉強会が開催されてきた。これまでの経過を踏まえて、県と連携して4車線化を早期に進めるべきではないか。

(回答)4車線化の必要性は認識しているが、事業の困難性や現状の課題などから、令和4年9月の勉強会では、銅町交差点の混雑緩和に向けた社会実験を行うこととした。今後は、社会実験で得られた知見を拡幅整備の検討の際の基礎材料とするなど、4車線化の早期実現に向けた協議を継続していく。

二口橋の東西口は変形の五叉路となっており、朝晩や冬期間の交通渋滞が顕著である。渋滞解消のため、隅切の施工や歩行者用通路の新設などの対策を行ってはどうか。

(回答)橋梁の架け替えや歩行者用通路の新設予定はないが、交通量などの現況調査を行い、道路管理者や関係機関と効果的な渋滞対策を協議していく。

社会全体が高齢化し、よりきめ細やかな除排雪体制を構築すべき時期に来ていると考えるが、袋小路などの除雪では、当事者と十分に話し合いを行うべきではないか。また、住民からの申請を待つのではなく、積極的に手を差し伸べていく体制が必要ではないか。

(回答)除排雪対策は、市民目線でのきめ細やかな対応が必要と考えており、随時見直しを行っている。事業者が気象条件などを確認し、基準に達した場合に出動する自主判断区域の拡大を検討していく。また、除排雪対策を広報やまがたや市ホームページで周知するとともに、令和4年度に作成した「山形市道路除雪ガイド」での周知を5年度も継続するほか、4年度に試行設置した克雪の相談のためのワンストップ窓口を、5年度も継続して設置する。

酷暑への対策として、各分野を総合的に網羅する対策計画を策定して啓発を行うとともに、市としての体制を整えてはどうか。また、高齢者世帯がクーラーを設置する際に補助を行ってはどうか。

(回答)気温の高い状態は、世界全体で今後もしばらく続くと言われていることから、市民生活をはじめとした各分野での対応を引き続き行うとともに、対策計画の策定は、必要性を含めて検討していく。高齢者世帯のクーラー設置への補助は、他市の事例を参考に調査研究していく。

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