一般質問(平成25年12月定例会)

ページ番号1002949  更新日 令和3年10月29日

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平成25年12月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報187号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
高橋 公夫 議員(市民連合山形市議団) 障がい者福祉施策、学校給食における食物アレルギーへの対応、子育て支援 ほか
遠藤 和典 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 山形市地球温暖化対策実行計画の実効性を高めるための提言、スポーツと地域振興、道の駅の活用 ほか
武田 聡 議員(緑政会) 山形の観光を更にPRしよう、雇用は生活の基盤、スポーツ振興策の更なる強化 ほか
田中 英子 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 斎場の今後、山形の観光振興、食育、清風荘、ふるさと納税
丸子 善弘 議員(自由民主党新翔会・改革会議) ドーム型競技場、山形駅南アンダー汚染土壌訴訟、119番通報訴訟、山形市の審議会・審査会等のあり方
佐藤亜希子 議員(日本共産党山形市議会議員団) 福祉灯油の実施、店舗や事務所へのリフォーム助成制度の創設、点字ブロックの改善 ほか
渡辺 元 議員(緑政会) 観光への取り組み、市民の安全・安心、子育て支援施策、中心市街地の施設整備
加藤 孝 議員(市民連合山形市議団) ものづくりと伝統工芸の育成、技能五輪開催と若者の育成、製造品出荷額の向上を目指す取り組み ほか

【高橋 公夫 議員】軽度・中等度難聴児に補聴器購入費の助成を

本市の障がい者虐待に関する通報や相談、届け出の件数とその対応を聞きたい。

(回答)平成24年10月から25年11月末までに17件あり、虐待と判断したのは6件である。通報などを受けた場合、障がい者への相談や助言を行い、内容によっては、障がい者保護のため短期入所などの対応をしている。

障がい者就労施設からの物品などの調達に関して、本市の25年度の調達方針策定の進行状況はどうか。

(回答)25年中に策定できる見込みである。物品や役務、委託などの区分を設け、年度単位で目標金額を示していく。

身体障がい者手帳の交付対象にならない、18歳未満の軽度・中等度難聴児の補聴器購入への助成制度を創設してはどうか。

(回答)県に補助制度の創設を要望するとともに、本市において補聴器購入費の自己負担が原則3分の1程度となるよう助成を実施していく。

済生館の医師を学校に派遣し、全教職員に食物アレルギーや緊急時の対応方法に関する研修を行ってはどうか。特に、エピペンの処方を受けている人がいる学校は、早期に研修を行うべきではないか。

(回答)25年度に済生館の医師を講師としてエピペン処方の研修会を実施している。エピペンの処方を受けている人が在籍する学校では、対応マニュアルなどが整備され、校内での研修も実施している。

婚姻歴の無い一人親世帯の経済的負担軽減のために、保育料算定の際、寡婦(夫)控除を「みなし適用」すべきだと考えるがどうか。

(回答)婚姻歴の無い方も所得税や市県民税の寡婦(夫)控除を受けられるよう税制改正を国に要望するとともに、本市において改正に先立ち保育料算定時の「みなし寡婦(夫)控除」を実施する。

今後の放課後児童クラブの推進策をどのように考えているのか。また、本市の子ども・子育て会議の中で大きな課題と捉え、継続的に取り組んではどうか。

(回答)国の運営基準の審議内容に注目し、学校活用を軸にハード・ソフト両面から支援していく。放課後児童健全育成事業の充実は、今後の大きな課題として引き続き議論していく。

ニュータウンへの中核施設の計画策定を前倒して、早期に施設の方向性を示すべきだと考えるがどうか。

(回答)第2期経営計画期間内で取り組む蔵王ジャンプ台の整備や、現在凍結中のドーム型競技場整備事業の進行状況などを考慮し取り組んでいく。

防火や防災の意識向上のため、女性防火推進員を積極的に増やしてはどうか。

(回答)地域に応じた防災活動への女性の参加を勧めるため、自主防災組織リーダー研修会などを紹介している。関係機関と連携しながら、組織の拡大を支援していく。

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【遠藤 和典 議員】手入れした 自慢の庭をご覧あれ 緑が増える地域も奮う

省エネルギー機器の導入や設備改修などにより、J-クレジット制度の認証を受けることで、温暖化対策や財源確保に繋げてはどうか。「温暖化 対策自体が財源だ 新たな仕組み乗るのは今だ」

(回答)大規模設備改修や、広域環境事務組合が進めているエネルギー回収施設での活用の可能性を検討していく。「クレジット 活用しての財源確保 検討したが今はまだなし」

市民に省エネの成果を身近に感じてもらうために、節電量を数値化して商品券などに交換できるポイントを付与する仕組みを検討してはどうか。「節電が 商品券に化けるかも みんながいいね対策参加」

(回答)平成24年度から実施している公衆街路灯のLED化や、生ごみやさいクル事業などは市民が省エネの成果を身近に感じられる事業だと考えている。今後も情報収集を行い、調査研究していく。「二酸化炭素 減らす取り組み市民とともに 守る住みよい山形市」

オープンガーデンの取り組みを推奨し、市民の緑化への意識高揚や地域振興などを図ってはどうか。「手入れした 自慢の庭をご覧あれ 緑が増える地域も奮う」

(回答)市民のオープンガーデンへの取り組みの希望があれば、本市としてどのような支援が可能か検討していく。「華が咲き 人が集いし我が庭に オープンに向け知恵を絞らん」

7年後の東京オリンピック・パラリンピックでの本市出身選手の活躍に向け、育成に力を入れるべきではないか。「見てみたい 地元市民の躍動を 7年先の東京で」

(回答)大会参加選手への出場奨励費交付など選手の育成や強化に取り組んでおり、今後も継続して中学・高校生のレベルアップに努めていく。「持たせましょう 夢と希望を子どもらに する見る支える東京五輪」

地域振興と地場産品の流通拠点となるよう、卸売市場敷地などに道の駅を整備してはどうか。「道の駅 市内に一ついるだろう 地場産品流通に向け」

(回答)道の駅が持つ機能の一部を備えた施設はあるが、必要な機能を全て備えているわけではないため、必要性も含め、今後研究していく。「必要性 あるのかどうか道の駅 バランス見ながら今後研究」

山形大花火大会は、新産業団地整備に伴い平成27年以降の開催場所を調整しているとのことだが、交通アクセスなども含めどのように考えているか。「凄魂の 感動運ぶ夢花火 毎年見たい夜空への華」

(回答)平成26年は現在地で実施する方向で山形大花火大会協議会と協議を進めている。27年以降の継続開催に向け、本市も全面的に支援していく。「山形の 夜空彩る凄魂の 未来夢見る道標かな」

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【武田 聡 議員】様々な視点からの観光復興策で地域経済の活性化に繋げるべき!

東北六魂祭の対応で過去の開催地での課題を踏まえどのように対処するのか。また、開催時期やメインとなる通り、開催地の費用負担などはどのように想定しているのか。

(回答)開催に向け、費用負担の件も含めて事業パートナーである株式会社電通をはじめ関係機関と協議しており、交通規制や警備、トイレの確保なども含め安全面を第一に考え準備を進めている。開催日程や場所などは、平成26年1月末ころまでに明らかにできるものと思っている。

食・歴史・文化・スポーツなど山形の秋の魅力は多いが、全体としてのPRが不足していると感じる。山形の秋をひとつのパッケージとしてアピールしていくことが必要ではないか。

(回答)パッケージPRなど、より効果的な周知方法を今後検討していきたい。

下椹沢の新産業団地に関して、アンケート実施後の状況はどうか。また、市長のトップセールスの状況を聞きたい。

(回答)アンケート結果を受けて14社を訪問し、誘致活動を行ったが立地には至っていない。東京で行われる市内金融機関の取引企業との情報交換会や、山形に縁のある経済人で組織する「がんばれ山形ネットワーク全体会議」などを通じて、トップセールスも含め積極的に企業を誘致していく。

本市出身の選手のサポートを含め、東京五輪にどのような関わりを持ち、対応していくつもりなのか。

(回答)日本経済への好影響を期待する一方で、東京への国の予算や民間資本の集中的な投資が想定される。経済状況にも注目していくが、外国人観光客の増加も期待されるため、いかに山形の良さを知ってもらい、山形に来てもらえるかが重要になっていくと考えている。

LINEなどの普及により利便性が高まる一方、SNSでのネットいじめが増えている。どのように考え対応していくのか。

(回答)SNSなどによる誹謗中傷でいじめの温床になる可能性があり、事例も数件確認している。今後も、情報モラルを各学校で指導するとともに、国の指針に基づいた具体的な指導例を各学校に紹介し、より一層の情報モラルの向上に努めていきたい。

道徳教育を正式な教科として取り扱うこととなれば、評価手法や判断基準を含めて教育現場に多大な影響が出てくることが想定される。教育委員会として、どのように対処していくつもりなのか。

(回答)具体的な施策は、これから議論になると把握している。本市の小・中学校では、道徳教育の全体計画を作成して計画的に指導しているが、道徳の教科化決定の有無に関わらず、今後も道徳教育の充実に努めていく。

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【田中 英子 議員】重粒子線がん治療を軸とした医療ツーリズムの検討を

山形大学医学部に重粒子線がん治療施設が設置されるが、重粒子線がん治療を軸とした、山形らしいおもてなしを取り入れた医療ツーリズムを積極的に推進してはどうか。

(回答)重粒子線がん治療施設が実現すれば東北・北海道地区で初めてとなり、多くの患者やその家族が訪れることが予想される。また、観光振興の促進も期待されるため、PET検査と連携した医療ツーリズムが成り立つのかも含め、関係団体と連携しながら情報を収集していく。

国の登録有形文化財である清風荘は、これまでの公民館のような利用を制限して大切に保存していくべきと思うがどうか。

(回答)茶会や結婚披露宴などに利用されてきた歴史的経緯もあり、条例や規則で飲食を禁止する規定は設けていない。節度ある利用をお願いするなど、今後とも登録有形文化財として大切に保存していく。

他の市町村では、ふるさと納税をした人に地元の特産品を贈る特典を与えるなど、納税額の増加につなげている。本市にも魅力ある地場産業があることから、返礼の品を考え直し、税収アップにつなげてはどうか。

(回答)山形へ継続的に関心を持っていただけるような取り組みとなるよう、イベント案内や山形で暮らす障がい者の方々の作品を使うなど、より効果的な方法を検討しており、本市にふさわしい返礼の在り方を検討していく。

済生館中央親水広場は、知名度が低く訪れる人が少ないと感じる。積極的にPRを行い、新たな観光名所としてはどうか。

(回答)本市の公式ホームページに写真を掲載するなど、積極的にPRを行っていく。また、認知度が高まるようさまざまな面から考えていく。

栄養教諭を配置して各学校を定期的に巡回することで、食育を進めていくべきだと思うがどうか。

(回答)学校給食センターに4人の管理栄養士を配置し、きめ細やかな食育を推進している。今後も、学校と連携しながら指導内容を充実していく。

斎場の運営は、建て替えも含め今後の喫緊の課題であり、方向性を明確にすべきだと思うがどうか。

(回答)建築から29年が経過しているが、耐用年数としては今後約20年は使用可能だと考えている。新たな斎場の建設については、時期を逸することのないよう調査していく。

仙山線の所要時間の短縮や増便で、観光・通勤・通学など仙台市との総合交流を高めるため、ノンストップ便の運行や一部複線化などをJR東日本に要望すべきではないか。

(回答)沿線の利便性やJR側の費用効果など、さまざまな課題が考えられるため、今後、仙山線整備促進同盟会の中で検討していく。

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【丸子 善弘 議員】市民の立場に立ったわかりやすい市政を

ドーム型競技場とサッカースタジアム建設は、切り離して考えていくべきだと思うがどうか。

(回答)ドーム型競技場の建設は、サッカースタジアム建設の方向性の確認との兼ね合いで判断したい。

ドーム型競技場建設についての結論はいつ頃出すのか。

(回答)サッカースタジアムの建設について、平成25年12月中に株式会社モンテディオ山形が方向性を出したいと報道されている。県やモンテディオ山形と率直に話をして、任期中には結論を出したい。

25年4月開通の山形駅南アンダーの土壌汚染訴訟の和解において、3億円強の損失を受けたことを市民に説明すべきだと思うがどうか。

(回答)25年10月1日の和解成立後、概要をホームページに掲示して、市民への周知を図っている。

土壌汚染などの問題については、情報を共有し、迅速に判断して行動すべきと思うがどうか。

(回答)業務を行う上で情報の共有は重要であり、土地の買収に携わる職員だけではなく職員全員で情報を共有するため、公共用地の取得における土壌汚染への対応の徹底についての周知を図り、再発防止に努めている。

119番通報に関する損害賠償訴訟は、市民の多くが早期解決を願っていると思うがどうか。

(回答)裁判の早期解決については同感である。早期解決の方法として和解が考えられるが、裁判所からの提案があれば検討したい。

各種審議会・審査会などの構成員は、どのような基準で選出しているのか。

(回答)特に法令などで定めのある場合を除き、その審議会などの設置目的に応じて市民の幅広い意見や専門的な観点からの意見が反映され、公平性が確保される構成に努めながら選出している。

指定管理者募集においての公募・非公募の判断基準は何か。

(回答)公募を原則としているが、施設の管理運営上の性質である「運営にあたっての特殊な専門性」「地域と密着した運営の必要性」「他団体との信頼関係等」などを考慮し、総合的に判断して公募・非公募を決定している。

指定管理者の選定基準や経過、審査委員会の構成はどうか。

(回答)総務部長・財政部長・企画調整部長や学識経験者3人の計6人を審査委員としている。提案者からの事業計画書、収支予算書などの申請書類やプレゼンテーションをもとに、「平等利用の確保」「施設の設置目的の効果的・効率的達成」「施設管理を安定的に行う能力」「施設の性質又は目的に応じたその他必要な基準」の4項目を審査し、項目ごとに点数をつけて候補者として選定している。

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【佐藤亜希子 議員】保護者と子どもが安心できる保育環境を

平成19・20年度に行われた灯油購入助成事業を、生活弱者世帯に対し、市が独自に行うべきではないか。

(回答)灯油購入助成事業は、灯油価格が著しく高騰したことに伴い、冬期間における経済的負担を軽減するために行ったものであり、補助することは考えていない。

群馬県高崎市で行われている店舗などのリフォーム助成制度を創設することで、中心市街地の活性化などにつながると思うがどうか。

(回答)補助目的を明確にした上で、他市の事例も参考にしながら、第2期の中心市街地活性化基本計画に反映していく。

歩道の点字ブロックは、弱視の方でも色を区別できるように改善すべきだと思うがどうか。

(回答)中心市街地など景観に配慮する必要のある所は、視覚障害者福祉協会と協議の上、色彩を決定している。改修が必要になった場合も同様の対応をしていく。

通学路の安全を確保するため、グリーンベルトを市内全域の通学路に整備してはどうか。

(回答)バス路線の通学路で、路肩に75センチメートル以上の歩行者空間が確保されている路線に設置している。バス路線以外でも歩行空間が確保できる所は、関係者などと協議の上、対応していく。

子ども医療費助成の外来診療分を、中学3年生まで拡充してはどうか。

(回答)安心して子育てができる環境づくりに総合的に取り組んでいるところであり、子育て支援施策全般の拡充を見据えながら、今後の検討課題としたい。

妊娠中でも認可保育所の申し込みができるよう、手続きを改善してはどうか。

(回答)年度途中の保育需要に対応するため、随時入所受け付けを行い、毎月の入所選考の対象としている。今後、仮申し込みを受け付けている自治体の実態を調査研究していく。

子育て中の市民の意見は、どのように反映していくのか。また、保育所入所者向けのアンケートを実施すべきだと思うがどうか。

(回答)子ども・子育て会議での協議を重ね、市民の意見が反映されているか確認しながら計画を策定したい。保育所入所者向けのアンケートは、対象者がニーズ調査の対象に含まれているため、現段階で行う考えはない。

子どもたちの発達を守り、保護者の就労を保障するためには、制度が変わっても保育の質を後退させてはならないと考えるがどうか。

(回答)保育の本質を変えることがあってはならないと考えており、子どもたちがのびのびと身体を動かし、心を開放しながら豊かな体験ができ、保護者が安心して就労できる保育環境をつくりあげていくことが大切である。

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【渡辺 元 議員】中心市街地の活性化と子育て支援施策の推進を

平成26年に開催されるデスティネーションキャンペーンは本市をPRする絶好の機会だと思うが、どのように連携して取り組むのか。

(回答)広域連携による誘客事業が不可欠と考えている。「めでためでた♪花のやまがた観光圏推進協議会」などと連携し、旅行商品の企画作成を行っており、成功に向け積極的に取り組んでいく。

25年10月の台風で被害にあった東京都大島町では、夜間に避難勧告を出さなかったことが問題視されている。本市では、夜間であっても勧告などが発令されるのか。また、熊本県阿蘇市で取り組んでいる日没前の予防的避難への考え方はどうか。

(回答)避難の必要があれば、夜間でも勧告などを発令する。予防的避難は、今後研究していく。

土砂災害警戒区域などの指定を受けた区域の土砂災害ハザードマップの作成を急ぐべきではないか。また、大雨の場合などの避難の必要性は、どのように判断するのか。

(回答)完成目標を28年度として進めるが、可能な限り早期に完成したい。避難の必要性は、気象台などの情報を基に、職員のパトロールや地域住民からの通報による現場状況の確認も踏まえ判断する。

横断歩道や信号機の設置は、簡単に実現しないのが現状である。市民の安全・安心のため、危険箇所への早期設置を働きかけてはどうか。

(回答)市民の安全・安心の確保に向け、危険箇所には信号機や横断歩道が早期に設置されるよう、今後も警察に対し強く要望していく。

26年4月の待機児童の見込みはどうか。また、施設整備の考え方はどうか。

(回答)あたご保育園の増築を行うなどの対策を図り、26年4月の待機児童の解消を目指していく。また、26年度においても、民間立保育所の施設整備に対する支援などに取り組んでいく。

子ども・子育て支援事業計画の策定には、市民意識の把握と民間事業者との連携が重要だと思うが、新制度の計画策定に対する思いを聞きたい。

(回答)計画策定に当たっては民間事業者の意見を聴くことが義務付けられており、会議参加者から議論をいただきながら策定していく。市民、事業者、行政が一体となって計画を策定し、よりよい子育て支援の施策を推進していく。

県民会館が山形駅西口に移転すると中心市街地に与える影響が大きい。移転とその後の利用をあわせて考えるように県と議論していくべきではないか。

(回答)新県民文化施設は、建設に向け着実に前進している。現在の県民会館について、今後の利用方法はまだ示されていないが、中心市街地にとって重要な場所であるため、集客機能が発揮されるよう積極的に提言していく。

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【加藤 孝 議員】工業製品出荷額の向上を図れ

地場産業としての工業製品の宣伝を積極的に行うべきだと考えるがどうか。

(回答)本市は高い技術力を持ち、市外から直接指名買いされる企業が存在する一方、本市として売り込むべき最終製品が少ないという事実がある。県や産業支援機関が開催する商談会などへの市内企業のさらなる参加を促すとともに、市長として自らセールスを行っていく。

本市の工業製品出荷額は毎年減り続け、平成元年の約半分に落ち込んでいる。原因はどこにあると認識し、出荷額向上に向けた新たな施策をどのように考えているか。

(回答)長引くデフレおよび製品価格の下落などの景気要因や、大規模工場の撤退により工業製品出荷額が大きく落ち込んだ。企業の誘致が出荷額向上の一番の策であると考え、最大限に努力していく。

西部工業団地の現状分析と今後の展望はどうか。

(回答)鋳物、鉄鋼、非鉄、建設といった団地組合があり、異業種企業が多く立地している。これからの西部工業団地の在り方は、各団地組合の意見を聞いて慎重に検討していく。

西部工業団地における新たな取り組みとして、全国で活躍している本県出身者や各種学術機関と連携すべきだと考えるがどうか。

(回答)産業振興の分野において全国で活躍している本県出身者と協力し、新たな取り組みへ積極的に関わっていく。

西部工業団地の樹木の剪定や害虫の駆除、街灯の設置など、環境改善に取り組むべきだと思うがどうか。

(回答)適正な維持管理を山形西部工業団地協同組合連合会に指導していく。

西公園の管理は、「西公園を綺麗にする会」や多くのボランティアに支えられている。今後の管理の在り方を検討すべきだと思うがどうか。

(回答)一部業務委託を行うとともに、ボランティアの協力を得ながら直営で管理している。今後は、指定管理者の導入を検討していく。

スマートインターの設置や近隣地区で収穫された野菜の産直販売など、総合的な西公園の将来像を検討すべきだと思うがどうか。

(回答)30年度までに東日本高速道路株式会社が整備する予定の山形パーキングエリアとの連携を図り、各種イベントの充実とともに、利用者の拡大に努めていく。

日本の良き伝統と文化の育成と発展のため、子どもたちが民謡や邦楽、祭りに触れる授業を取り入れるべきだと考えるがどうか。

(回答)小・中学校では、音楽の時間に和楽器の学習を行っているほか、地域の伝統芸能の指導者を講師に招き、体験的な学習を行っている。今後とも、各学校で地域や日本の伝統文化に触れる学習を推進し、伝統芸能の継承に努めていく。

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