一般質問(平成26年9月定例会)

ページ番号1002964  更新日 令和3年10月29日

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平成26年9月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報190号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
今野 誠一 議員(日本共産党山形市議会議員団) 集団的自衛権容認、農業の振興、防災対策、福祉灯油の実施
高橋 公夫 議員(市民連合山形市議団) 災害への対応、色覚検査、成年後見人制度、子育て支援 ほか
斎藤 淳一 議員(緑政会) 新年度予算の編成、防災対策、子育て推進の充実、市立商業高改築 ほか
中野 信吾 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 農地中間管理事業、有害鳥獣被害、二口トンネル、仙山線の運行充実、人口減少、警戒区域の指定推進 ほか
小野 仁 議員(緑政会) 市長の政治信条、文化振興政策、広報政策、福祉政策、都市計画道路政策、学校保健政策
加藤 孝 議員(市民連合山形市議団) 双葉小学校の跡地利活用、適正規模の学校の在り方、忙しすぎる先生対策の検討、教育委員会の今後の在り方 ほか
伊藤 香織 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 緊急時の対応、持続可能な活力ある山形市、蔵王温泉一帯のグランドデザイン ほか
菊地健太郎 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 本市を中核市に、組織改編による行財政改革、何故本市に「道の駅」がないのか、霞城公園での花火の打ち上げ ほか

【今野 誠一 議員】農業への充実した支援で担い手育成の後押しを

退職後に農業を始めた人や兼業農家などの小規模農家を支援することで、多様な担い手の育成につながるのではないか。また、そのことが耕作放棄地の抑制や農業振興につながると思うがどうか。

(回答)農業総合相談窓口を設置して各種経営相談に応じている。経営形態にあった支援により、耕作放棄地の発生防止と農業振興につなげたい。

米価の下落などで規模拡大を図る農家が厳しくなる中、どのような支援をしていくのか。

(回答)規模拡大に伴う設備投資に対し、農業用機械の導入やオーバーホール、農業生産施設の整備への支援を行っており、併せて国や県の補助事業の活用も指導している。

本市は核廃絶を訴える平和都市宣言をしており、集団的自衛権容認の閣議決定は受け入れられないものと考えるがどうか。

(回答)我が国の安全保障に関わる重要な問題と認識している。集団的自衛権の解釈は、平和都市宣言から逆行するものだと考える。

本市が関わっている自衛官募集により、自衛官になった市民が戦地に行く可能性があることをどのように考えているのか。

(回答)自衛隊の任務は、国の防衛のみならず大規模な災害での人命救助活動や国際平和協力活動などもある。自衛官になることは、一つの職業の選択であり、市民の自由意思に基づくものである。

東日本大震災に伴い見直した防災計画は、異常気象による災害などに対応できるのか。また、状況変化に合わせてハザードマップや避難計画の見直しは考えているのか。

(回答)全国的な大雨による浸水害、土砂災害が多発している中で、国が示したガイドラインに基づき、避難勧告などの発令基準の明確化を行った。土砂災害警戒区域や浸水想定区域に含まれる自主防災組織に対して、自主防災計画の見直しを勧めていきたい。

地域の実情にあわせて、災害種別ごとのきめ細やかな避難計画を作成して訓練を実施すべきだと思うがどうか。

(回答)市内の避難所と避難場所について、災害種別ごとの使用の可否を整理中である。訓練は一部の地区で実施しており、総合防災訓練に合わせて実施を推進していく。

市民の防災意識を向上させるため、「用心、怠りない心」などの花言葉のあるナナカマドを活用してはどうか。

(回答)パンフレットや出前講座の資料を作成する際に、市の木としての由来や花言葉を必要に応じて掲載していく。

燃料価格が高い水準で推移している現状を踏まえ、福祉灯油の実施を考えるべきではないか。

(回答)平成19年度や20年度のように、全国的な緊急対策として行われるべきものと考えており、本市独自で福祉灯油を実施する考えはない。

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【高橋 公夫 議員】災害情報の伝達強化に防災ラジオを導入せよ

未明の災害に備えるため、広報車では伝わりにくい屋内をカバーするとともに、情報を瞬時に送信できる「防災ラジオ」の有償配付を実施してはどうか。

(回答)避難勧告などを発令した場合は、広報車や緊急速報メールの配信など、多様な伝達手段を活用して周知に努めている。深夜における伝達は、防災ラジオを含めた新たな手段を必要に応じて検討していく。

市内には土砂災害警戒区域などの指定を受けている箇所が多数あるため、早急に土砂災害ハザードマップを完成すべきではないか。

(回答)平成26年6月に山寺地区および東沢地区で避難地図を作成し、全世帯に配付した。その他の11地区についても早急に作成していく。

本沢川は大雨の影響により2年連続で大きな被害を受けている。県に対して早急な河川改修や治水対策を要望すべきだと思うがどうか。

(回答)早期の災害復旧に向け、河川管理者である県に引き続き要望していく。

児童生徒の適切な進路指導などにつなげるため、学校での色覚検査の体制作りや保護者などへの積極的な周知をすべきだと思うがどうか。

(回答)色覚検査に関する基本的事項を含め、各学校にさらなる周知を図り、市医師会などの関係機関とも連携しながら、児童生徒の健康診断が適切に行われるよう対応していく。

市民後見人を早期に養成する体制を整備するとともに、成年後見センターを市民後見人養成の場として活用してはどうか。

(回答)家庭裁判所や専門職後見人を受任している団体などの関係機関と十分に協議し、専門職後見人の受任拡大に向け、市民後見人の養成などを検討していく。

放課後児童クラブを利用する児童数の推移をどのように見込んでいるのか。また、国で定める人数や面積基準と本市の現状をどのように整理して今後の条例化を進めていくのか。

(回答)留守家庭児童数の増加に伴い、今後5年間で487人の増加を見込んでおり、国が省令で定めた基準どおりに条例を規定すれば、基準に適合しないクラブが多数発生することが懸念される。各クラブや利用者が混乱することのないよう引き続き国の動きに注目し、早期に条例を提案するよう準備を進めていく。

国で進める放課後子ども総合プランでは、放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的または連携して実施することが示されているが、今後どのようなことを実施していく必要があると考えているのか。

(回答)まだ詳細が示されていないことから、その内容や補助制度の動向などを見ながら十分に協議した上で、検討していく。

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【斎藤 淳一 議員】市政発展に向け積極的な施策提案と予算編成を図れ

市長の任期最終年度となる新年度予算をどのような方針で編成するのか。

(回答)平成27年度は5カ年計画である第二期経営計画の4年目であり、重点施策の仕上げや完了時期を視野に入れた政策選択を行い、積極的な課題解決を図っていく。

子ども・子育て支援新制度に移行すると、保育ママの代替保育は連携保育所でしか行えず、保育ママ自身が連携保育所を探すことになる。エリア別の連携保育所の設定や、市からのあっせんなど本市独自の制度を実施してはどうか。

(回答)現在の連携施設であるつばさ保育園とあたご保育園に加え、民間立保育所や認定こども園などに働き掛けていく。

保育ママが子どもの食物アレルギーなどに合わせた人員体制や調理設備を整えるのは困難なため、入所決定時に配慮が必要ではないか。

(回答)新制度では保育サービスが多様化するため、利用者支援事業を充実させることで、供給者との需給ニーズを調整していく。

山形商業高は30年度に新校舎の着工を予定しているが、現在の場所に改築するのか。

(回答)移転した場合の概算費用や工事中の授業、周辺住民への影響などを比較検討しており、27年度に策定する学校改築基本構想で改築場所を決定する。

改築予定の山形商業高に、教科センター方式を導入してはどうか。

(回答)生徒指導の充実のためにホームルーム教室は必要だが、教科センター方式のメリットなども参考にしながら、施設整備構想を検討していく。

雨水対策の現状と今後の方向性をどう考えるか。

(回答)大雨時には、五堰の取水口の閉鎖や堆積土砂の撤去などを行っている。今後も雨水管の整備や道路側溝などの維持管理を徹底し、浸水防止に努めていく。

都市計画道路の美畑・天童線と国道348号線の交差点の渋滞緩和に向け、どのように改良を行うのか。

(回答)現在の道路幅員の中で対応することができるのか、県や警察などと協議していく。

空き家などの適正管理について、今後条例化をどのように進めて行くのか。

(回答)早期の条例制定に向けて作業を進めており、国の動向を踏まえ、26年12月定例会常任委員会で骨子案の報告を行う予定である。その後パブリックコメントを実施し、3月定例会で条例案の提出を考えている。

JR敷地内の水路周辺は雑草に覆われ、集中豪雨の際には濁流となっていた。水路周辺の敷地や水路の管理はJRと協議しているのか。

(回答)雑草が水路へ覆われて流れを阻害している場合などは、その都度協議している。今後も現地調査などを行い、強く申し入れていく。

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【中野 信吾 議員】二口トンネル整備の実現を求む

県道仙台山寺線の二口トンネル構想は、本市と仙台市を最短距離で結ぶことができるため、整備を進めるべきだと考えるがどうか。

(回答)山形と仙台を結ぶ道路は国道48号と286号があり、災害発生時にはそれぞれの道路が代替道路として機能すると考えている。

山寺への交通手段の確保や市民の公共交通機関の利用促進に向けて、JR仙山線の山形駅と山寺駅を往復運行するようJRに強く要望してはどうか。

(回答)1日上下線とも18本ずつ運行しており、これに加えて往復列車を運行することは、採算性、車両や乗務員の確保、ダイヤ編成などの課題があり難しい。JRからは、相当の利用が見込めるイベントの際に、臨時的な運行を検討するとの回答があった。

人口減少が問題となる中、若者が定住するような魅力ある地方の拠点都市を目指すべきだと思うが、どのような政策が重要だと考えているのか。

(回答)山形で生まれ育った若者が地元で就職して家庭を持って定着でき、進学などで転出した若者がUターンできるような魅力あるまちづくりを進めることは重要な課題である。自治体の間で定住人口を奪い合うような施策では、国家全体での人口減少問題の解決策とはならないため、国や県の動向に注目しながら有効な施策を見極めて実行する視点も重要だと考える。

上山市や尾花沢市では鳥獣被害対策実施隊を設置して、鳥獣の生育調査や捕獲・追い払いなど地域ぐるみで被害防止の活動をしている。地元の意見を反映した有効的な対策を実施するために、本市でも設置してはどうか。

(回答)鳥獣被害対策実施隊の設置は、地区対策協議会や農協、山形猟友会などの関係機関と協議していく。

中山間地などの耕作不利地は、農地中間管理事業の定着後も借り手がなく、耕作放棄地が増えていくと考えるがどうか。

(回答)中山間地域農業施設整備事業で、地域の特性を生かした作物の生産を推進するなど、中山間地域における農業の振興と耕作放棄地の発生を防止している。農業振興公社が実施している農作業受託事業に助成を行い、中山間地や不整形地など耕作不利地の作業を通して耕作放棄地の発生防止に努めているが、今後も農協など関係機関と連携しながら支援していく。

2014年度全国学力テストの結果が文部科学省から公表された。本市の状況は、全国や県内各市町村と比較してどうか。

(回答)小中学校ともに国語と算数・数学で、国や県の平均より高い値を示している。各学校で昨年度の結果を分析し、学力向上のために授業の改善を積極的に実施した結果だと考えている。

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【小野 仁 議員】インクルーシブな社会をめざして

政府は集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行ったが、市長の考えはどうか。

(回答)世界の恒久平和を希求する平和都市宣言に逆行するものだと考えている。

映像都市山形を実現するため、ユネスコの創造都市ネットワークへの加盟を目指し、まずは創造都市ネットワーク日本に加入してはどうか。

(回答)創造都市ネットワークへの参加を視野に入れながら調査研究している。このたび、創造都市ネットワーク日本への参加届を提出した。

健康促進が期待できる口腔ケアの推進に積極的に取り組んではどうか。

(回答)4月に歯と口腔の健康づくり推進条例を施行した。今後も歯科医師会などと連携して、積極的に進めていく。

6月に地域医療・介護総合確保推進法が成立し、市の体制整備が求められるが、在宅医療と介護の連携をどのように考えているのか。

(回答)在宅で医療や介護が一体的に提供されることは重要だと考えている。市医師会も同じ考えを持ち、医療と介護の連携を実現するため、新たな財政支援制度を活用した事業を県に申請している。

高齢者を対象にニーズ調査をしているが、医療を提供する側からの意見を聞くことも必要ではないか。

(回答)市医師会の医師を対象にアンケート調査を実施しており、結果を踏まえて計画に反映させていく。

病院を退院した後、ソーシャルワーカーが大変苦労しながら次の施設を紹介している。実情をどのように把握しているのか。

(回答)入院前から日常生活の動作が低下しているなどの理由で、入院継続を希望する方もいることは把握している。

市街地西部では、老健施設が不足していると感じる。計画に入れるべきではないか。

(回答)計画に基づいて地域的なバランスにも配慮しながら整備を進めている。今後も福祉審議会などの意見を聞きながら進めていく。

先進自治体を参考にして「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい社会づくり条例」を制定してはどうか。

(回答)条例化した自治体の取り組みや今後定められる国の基本方針などを踏まえて検討していく。

旅篭町八日町線の県の事業部分は順調だが、その先の市が担当する部分も早急に着手すべきではないか。

(回答)市民会館前の整備区間は、十日町双葉町線と県事業の進行状況を見ながら整備していく。

学校での色覚検査が希望制となり、異常に気付かず進路に影響することがある。早い段階での色覚検査を実施すべきではないか。

(回答)児童生徒などが自身の特性を知らないまま進路選択において不利益を受けないよう、保護者への周知方法を工夫していく。

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【加藤 孝 議員】双葉小学校跡地の今後の利活用策は

双葉小学校の跡地利活用の事業が中断したことを、市長としてどのように受け止めているのか。

(回答)障がい者を対象とする新たな事業所の運営ということで期待していたが、大変残念に思っている。地区住民をはじめ多くの方々の期待に反することとなり、誠に遺憾である。

西部地区には、年間30万人を超える利用がある西公園や、全国的にも優れたロケーションの県民の森があり、少年自然の家もある。双葉小学校の跡地と連係させて、教育や福祉の施設として利用するなど、総合的な活用を検討すべきではないか。

(回答)利活用に向けた進め方などを整理した上で、一括での活用や分割した活用なども検討していく。また、地元の意向をどのように反映していくかなど、閉校時に立ち戻り、今後の活用の方向性を決めていきたい。

外部指導者の活用は、学校の枠を超えて市が部活動をサポートする取り組みが必要である。本市の実態に合わせて大幅に増員すべきだと考えるがどうか。

(回答)実技指導のサポートと生徒の競技力向上を目的として推進している。部活動の活性化と強化のためには、教員である部活動顧問と合わせて適切な指導者の存在が重要であると考えており、今後も競技団体や市体育協会などとも連携して、これまで通り各学校の実態を踏まえた指導者の活用を図りたい。

学校教育では教えることに専念できる環境づくりに努めるべきである。教員がゆとりを持って生徒と接することができるような予算措置をすべきだと思うがどうか。

(回答)教職員が子どもと接する時間を確保して教育効果を高めるため、教育相談員や特別支援指導員の配置を独自の予算で行ってきた。今後も適切な予算措置を行いたい。

平成25年3月定例会で、ドーム型競技場の事業凍結と新サッカースタジアムの誘致が提案されたが、新サッカースタジアム構想の現状や今後の見通しはどうか。

(回答)県と株式会社モンテディオ山形の動向を見守っている。間もなく株式会社モンテディオ山形より何らかの考え方が示されるのではないかと注目している。

災害時における避難者への無料インターネット環境の提供や、観光面での活用も考慮しながら、Wi‐Fi環境の整備を積極的に取り組むべきではないか。

(回答)26年度に山形駅の市観光案内センター、霞城セントラル、国際交流プラザ、山形テルサ、市民会館、中央公民館の6カ所に整備した。今後も国の検討状況や観光誘客の推進、市民の利便性向上、災害時の利活用などを考慮しながら、接続ポイントの増設を含めて、さらに検討を進めていく。

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【伊藤 香織 議員】最優先は暮らしの安心!!積極的に山形の未来を描こう

救急要請をした際、通報内容から口頭指導の必要性を判断する基準は何か。

(回答)国の実施基準により、心停止など生命の危険が推測される場合、救急隊が到着するまでの間、通信員が電話をつないだまま心臓マッサージの指示をするなど、マニュアルに基づき口頭指導している。

救急車の到着まで口頭指導することを原則として、マニュアルや業務フロー図などを定めて適正に運用すべきだと考えるがどうか。

(回答)通報内容を踏まえた対応を指示した上で、容態が変化した場合には再度通報するよう伝えて会話を終了し、119番回線を確保している。今後も、救命率向上のため適切な口頭指導をしていく。

市の関連施設にあるAEDは、必要な時に効率的に活用することができ、夜間や休日などの使用も考慮した適正な場所に配置されているのか。

(回答)平成18年度から配備を進めているが、AEDの利用に対する市民の認識度の高まりや施設の状況の変化から、25年9月に厚生労働省より公表されたガイドラインを踏まえ、基本方針を見直すための調査を進めている。夜間や休日の使用は、管理の方法を考えながら検討していく。

緊急時にAEDを確実に活用できるようにするため、各施設の設置場所に合わせた具体的な運用手順マニュアルを整備して、施設職員へ日頃から訓練を実施すべきではないか。

(回答)16年度より新規採用時、19年度には全庁的な職員研修を行っている。今後も、施設職員が適切に取り扱えるよう進めていく。

コミュニティセンターなどの周辺住民にAEDの設置を周知するとともに、緊急時に市民が使用できるようにしてはどうか。

(回答)消防本部での応急手当講習会や防災センターで市民への講習を実施している。設置場所は市のホームページで公表しているが、建物の中の具体的な場所の周知は、今後進めていく。

本市を代表する観光地である蔵王温泉一帯のグランドデザインをどのように考えていくのか。

(回答)近年のウィンタースポーツ人口の減少により観光客が激減しているため、今後の観光誘客に向けた取り組みを高等教育機関と連携しながら、地元と一緒になって検討していく。

蔵王ジャンプ台のサマーヒル化改修完了後には、選手や関係団体などへ積極的に誘致活動をすべきだと考えるがどうか。

(回答)夏季における国内トップ選手の合宿誘致やサマージャンプ大会の開催など、新たな誘客が期待できる。2018年には韓国で冬季オリンピックが開催されるため、各国代表チームの合宿地としての誘致を目指す。

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【菊地健太郎 議員】県都山形市を中核市に 山形市に「道の駅」を

本市は県内で唯一、中核市の要件を満たしているため、県都として中核市に移行すべきだと考えるがどうか。

(回答)移行することで保健所設置の経費や職員の増員が必要となるため、利点と費用対効果を考慮し、必要性や有効性を検討している。地方中枢都市制度が創設され、中核市が指定要件となることも踏まえて検討を進めていく。

東北中央自動車道の福島山形間の平成30年の開通を契機に、山形中央IC周辺に道の駅を設置してはどうか。また、直売所なども設置し、6次産業の拠点にしてはどうか。

(回答)同地域は、新産業団地の整備などで西の玄関口としての役割が高まっている。状況の変化も踏まえ、設置場所と整備内容を検討していく。

イベントの集客や中心市街地の活性化につながるよう、さまざまなイベント時に霞城公園で花火を打ち上げてはどうか。

(回答)霞城公園での花火は、文化財保護の観点もあり文化庁に確認している。中心市街地への誘客や商業振興に向けたイベントは、関係団体と連携し検討していく。

地域包括ケアシステムを構築する中で、今後、地域包括支援センターの負担が増えると思われる。同システムは、地域の自主性や主体性に基づき地域特性に応じて作り上げるべきものだと思うが、どのように考えているのか。

(回答)国の基準を超えて職員を配置している。センター同士の総合調整などを行う基幹的で機能強化型の地域包括支援センターの設置を検討し、効率的かつ効果的な運営を図っていく。

あかねヶ丘陸上競技場を県から借用したり市有地と交換することで整備すべきである。屋根付きで約2万人収容の施設とすることで、モンテディオ山形の試合や大きな陸上競技大会も招致できるようになると思うがどうか。

(回答)スポーツ振興計画の中で、陸上競技施設の将来的な整備を目指しており、引き続き、県での運営を基本と考えている。

仙山線や奥羽本線などの短い区間で列車を増やすようJRに要望すべきである。高齢者などの市街地への移動手段も増え、観光客の二次交通にもなると思うがどうか。

(回答)JRへ要望しているが、車両や乗務員の確保、採算性などもあり困難であるとの回答を得ている。今後も利用状況や必要性を踏まえ、引き続き要望していく。

東周り循環バスと西周り・市街地循環バスを乗り換えて利用する際の割引制度を創設することで、バスと鉄道をつなげて利用する市民が増え、公共交通機関の利用促進につながると思うがどうか。

(回答)運賃割引制度は利用促進につながるが、システム導入に相当の費用が掛かるため、今後、交通事業者と協議していく。

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