一般質問(平成26年12月定例会)

ページ番号1002969  更新日 令和3年10月29日

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平成26年12月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報191号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
阿曽 隆 議員(日本共産党山形市議会議員団) 子どもの貧困、再生可能エネルギーの活用、市営住宅、南部交流バス
遠藤 和典 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 地球温暖化対策実行計画の実効性を高めるための提言、公共交通機関の充実、郷土愛を育むために ほか
長谷川幸司 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 山形市の観光、市長の4期目への考えなど、道の駅、地方創生課の設置、国の省庁との人事交流、雇用対策 ほか
武田 聡 議員(緑政会) 地域創生・東京一極集中回避政策に対する市長の基本スタンス、現実的な地球温暖化防止対策の進め方を ほか
丸子 善弘 議員(自由民主党新翔会・改革会議) 県都山形市としてスポーツ施設の充実を、市立保育園の今後のあり方、地方創生のとらえ方、指定管理者制度のあり方
斉藤 栄治議員(市民連合山形市議団) 地域医療の向上、子育て環境の充実、働く市民の生活向上、環境エネルギー政策、災害・公害対策、市民生活の向上 ほか
遠藤 吉久 議員(市民連合山形市議団) 経済状況をどうとらえ市民生活の現状をどう認識するか、まち・ひと・しごと創生法 ほか
渋江 朋博議員(緑政会) 解散総選挙の影響、山形市を魅力ある街に、子どもたちの教育環境の整備、選挙公報のWeb化 ほか

【阿曽 隆 議員】子どもの貧困実態把握し適切な支援を

子どもの貧困率が拡大して、母子家庭のおよそ半数が貧困層といわれる中で、適切な支援が必要である。母子家庭の特性やニーズ把握を目的に生活実態調査を行ってはどうか。

(回答)県が実施したひとり親家庭実態調査の結果を分析し、母子家庭が抱える課題を把握した上で、相談・就業・経済支援などを実施していく。本市のひとり親家庭の調査や自立促進計画の策定に向けて調査研究を行っていく。

経済的な理由により進学できない子どもへの支援のため、県内大学や短大へ進学する生徒を対象に、返済義務の無い給付型奨学金事業を行ってはどうか。

(回答)国の施策の検討状況や県の動向に注目し、どのような対応が必要か検討していく。

全国的に給食費の無償化に取り組む自治体が増えてきているが、本市の考えはどうか。

(回答)子育て支援として各種施策を実施し、保護者負担を軽減している。給食費は、公平性や受益者負担の原則から保護者負担と考えており、無償化は考えていない。

再生可能エネルギー活用指針は数値目標や行動目標に具体性が無い。実効性の高い施策とするため、基本条例を制定してはどうか。

(回答)現在、国や電力会社の動向に注目しながら、具体的な数値目標を入れた導入計画の策定を進めている。条例化は具体的な取り組みの中で検討していく。

森林資源の利用促進のため、市西部地域を中心とする木質バイオマスの活用拡大により、雇用と地域活性化を目指すことが必要である。今後の取り組みをどのように考えているのか。

(回答)未利用の森林資源は収集運搬コストなどに課題があり、有効活用は難しい。低コストでの有効活用に向けて研究している国の動向に注目していく。

古い風呂釜であるバランス釜は劣化による不具合が心配され、重大事故を招くおそれがある。10年を経過した市営住宅のバランス釜は、市が責任を持って安全点検を実施し、必要な修理や交換を行うべきだと考えるがどうか。

(回答)ガス事業者が3年ごとに定期保安調査を実施している。点検で不具合が見つかった機器は、指定管理者へ修繕の要請があり、その都度修理・交換などを行い、管理台帳で修理履歴も含め適切に管理している。

地域交流バス南部線は、南山形・本沢・村木沢と中心市街地を結ぶ重要な交通手段であるが、所要時間が長いことや運行本数が少ないなど不便である。経路の見直しなどが必要だと考えるがどうか。

(回答)運行内容は、毎年停留所がある地区の自治推進委員と協議して必要な改善を行っている。引き続き地域と連携して見直していく。

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【遠藤 和典 議員】ぼくわたし 込めた思いが鍋になる みんなで作る地域の誇り

日本一の芋煮会の大鍋を、平成30年の第30回開催時の更新を目標に、市民や子どもたちにアルミ缶回収などの協力を仰ぎ製作してはどうか。「ぼくわたし 込めた思いが鍋になる みんなで作る地域の誇り」

(回答)日本一の芋煮会フェスティバル協議会と検討していく。「鍋太郎 みんなで作るアイディアを これからじっくり煮込みましょう」「リサイクル 思いをこめた大鍋に 地球を愛する子どもの笑顔」

民間事業所のCO2削減を支援するため、J-クレジット制度への参加を勧める支援をしてはどうか。「事業所へ 優遇措置になるのでは Jクレ参加行政支援」

(回答)地球温暖化防止活動協賛事業所に制度の内容などを紹介し、参加希望があれば、関係機関との協力・連携に努めていく。「民間へ 更に伝えるクレジット 環境・財務にやさしい取り組み」

山形駅山寺駅間のJRの線路を借りて、鉄道を独自に運行してはどうか。「自らで 独自運行できるかも 市民の熱意列車走らす」

(回答)鉄道事業には多額の費用を要するが、それに見合う利用者の増加が見込まれないため独自運行は行わない。「自らが 走らす費用は相当や 利用に合わせた適切本数」

新都市計画マスタープランは鉄道に改めて光をあてた土地利用とすべきではないか。「鉄道が 運ぶ新たなお客様 光あてよう既存インフラ」

(回答)山形中央インター産業団地への立地状況や既存の都市基盤の有効活用も踏まえ、適地も含めて検討していく。「産業団地 既存インフラ活用も 念頭に入れ立地検討」

スポーツセンター前に臨時駅を新設してはどうか。「新駅が もたらす未来の可能性 周辺地域活性化に向け」

(回答)提案の設置場所は、羽前千歳駅から1キロメートル足らずで、同駅からスポーツセンターまでも約1・2キロメートルであるため、新駅の設置を進める考えはない。「傍らに 既に駅有り新駅は 市域全体俯ふ瞰かんし検討」

最新鋭の空撮用ラジコンヘリを導入し、観光PR用動画の作成や防災対策などに活用してはどうか。「最新の 機材が写すわが街の 新たな魅力新たな安心」

(回答)荒天時の飛行が困難であるなどの課題があるため、今後有効な活用方法や費用対効果を検討していく。「無線ヘリ 新たな視点がおもしろい 活かす方策次なる課題」

小・中学校で、読んだ本の履歴を残す読書通帳を導入してはどうか。「本開き 新たな知識身につくよ 記録が見れる心の貯金」

(回答)子どもが読書通帳への記帳を楽しみに本を読むなどの効果が考えられるため、優れた事例として小中校長会で紹介していく。「たまるたび 広がる知識と豊かな世界 自ら手に取る読書通帳」

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【長谷川幸司 議員】プロ野球を開催できる新野球場の建設を

新野球場は、プロ野球の興行もできる2万席を確保すべきだと考えるがどうか。

(回答)建設事業費や維持管理、プロ野球開催の頻度などを考えた場合に実現は無理であり、現在の計画で進めていく。

平成20年度に観光基本計画を策定し、計画期間の3分の2を経過したが、これまでの成果はどうか。

(回答)観光客数の目標を達成している。今後も、一層の観光誘客を推進していく。

台湾をはじめとする、親日的な外国人の観光客を増やす取り組みをしてはどうか。

(回答)台湾をはじめとする海外からの観光誘客は、県や村山地域などと広域的に連携しながら、観光ルートの設定などに取り組んでいく。

市長の3期目の成果と課題はどうか。

(回答)保育所の整備促進やこども医療給付の対象拡大、べにっこひろばオープンなどの成果を上げている。今後の課題は、サッカースタジアムへの対応や山形商業高の改築などである。

道の駅は観光や6次産業のほか、災害時の拠点にもなる。山形中央インター付近が設置場所としてふさわしいと思うがどうか。

(回答)今後、設置場所や整備内容を検討する。

政府が最重要課題として掲げる地方創生に、市長直轄の部署を設けて取り組んではどうか。

(回答)市の総合戦略の中で組織見直しの必要性を検討する。

国の省庁との人事交流を積極的に進めて情報収集することで、戦略的な街づくりを進めてはどうか。

(回答)経済産業省への派遣と東北経済産業局との人事交流を行っている。今後も機会を見ながら人事交流を行い人材育成に努めていく。

山形中央インター産業団地は、研究開発部門に特化して誘致を進めてはどうか。また、社員が地元の大学で夜間も学べるようなシステムを構築してはどうか。

(回答)製造業のほか、研究開発部門などの誘致を目指している。企業からの要望・意見を聞きながら新たな支援の可能性を検討していく。

若者の働く場所が少ないとの声を聞くが、雇用対策をどのように考えているのか。

(回答)26年度は山形中央インター産業団地の募集も開始しており、雇用の確保に向け鋭意取り組んでいる。

東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致に、積極的に取り組んではどうか。

(回答)誘致の意向があると県の意向調査に回答しており、誘致に向けて情報を発信していく。

各種団体への補助金・助成金は、市民から不信感を抱かれることがないよう、明確な基準を設定してはどうか。

(回答)対象が多岐にわたる事業は、公平性を確保するために補助要綱で一定の基準を定めて対応している。

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【武田 聡 議員】地域力を高め、県都としての自覚と誇りを持った施策の推進を

花笠祭りが雷雨などにより中止となった場合、県民会館や市民会館などを開放して、観光客と踊り手が共に楽しめる代替策を構築すべきだと思うがどうか。

(回答)中止となった場合でも観光客や踊り手が楽しんでいただけるよう、県花笠協議会で具体的な対応策を検討しており、平成27年5月の協議会総会で具体案が示されるよう、調整していく。

蔵王での安全性をさらに高め、安心して来てもらうためにも、道路の消雪整備などを推進すべきだと考えるがどうか。

(回答)消雪用の熱源の確保が課題となっており、温泉水のほか、近くにある井戸水の利用などを検討してきたが、有効な熱源の確保が困難な状況にある。今後も熱源の確保に向けて、地元町内会や観光協会などと協議を進めていく。

山寺の立石寺にある山寺行啓記念殿を市重要文化財に指定し、新たな観光資源としてPRしてはどうか。

(回答)観光資源として多くの方に周知できるよう、山寺観光協会との連携を図り、観光パンフレットを活用しながら記念殿をPRしていく。文化財への指定は、所有者などの同意が必要になることから、所有者と記念殿維持管理支援会からの意向が示された場合には、文化財保護委員会に諮るなど検討していく。

再生可能エネルギー固定価格買取制度の影響などを踏まえ、現実を見据えた温暖化防止政策の見直しが必要ではないか。

(回答)制度の見直しは、再生可能エネルギーの普及と国民の負担抑制のバランスも検討されることから、国などの動向に注目しながら、導入計画に具体的な数値目標を盛り込んでいく。

コミュニティバス西部循環線のさらなる利用を促進するため、土日の運行やイベント時の運行などをしてはどうか。

(回答)現状の平日運行を継続し、1便あたり10人という最終的な目標達成に向けた利用促進に取り組みながら、今後の利用や状況を踏まえて検討していく。

総合スポーツセンターにある50m屋外プールは、雷雨など気象状況の影響を受けやすく老朽化も進んでいるため、屋内型に改修してはどうか。

(回答)当面は大規模な改修などは行わず、現状を維持していく。

部活動などのスポーツ環境整備のため、外部顧問制度の導入や中体連などへの引率の在り方を検討すべきだと思うがどうか。

(回答)生徒がスポーツから学ぶ機会を確保するためにも、今後の日本中体連の動向や他市の先進的な事例なども踏まえ、実態に合った運用を県中体連へ働きかけるなど、市中体連とともに調査研究を進めていく。

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【丸子 善弘 議員】県都山形市にふさわしいスポーツ施設の充実を

ドーム型競技場とサッカースタジアムの明確な方向性を示す時期だと思うが、どのように考えているのか。

(回答)株式会社モンテディオ山形の方向性が示された段階で、県の意向なども踏まえて判断したい。

新野球場の観客席を、プロ野球が開催できる2万席以上にすべきではないか。

(回答)建設事業費や維持管理、プロ野球開催の頻度などを考えた場合に実現は無理であり、現在の計画で進めていく。

全国大会などが開催できるソフトボール場を新たに建設すべきだと考えるがどうか。

(回答)新たなソフトボール場の建設は、現在のところ予定していない。

山形商業高の改築の際に校舎を移転して、跡地に長水路プールや総合的な大型スポーツ施設を整備すべきだと考えるがどうか。

(回答)現在の計画でスポーツ施設を整備する予定はない。スポーツ施設の建設地として検討する以前に、まずは学校の改築場所として判断したい。

少子化により保育所の入所者の減少が見込まれているが、市立保育所の今後をどのように考えているのか。

(回答)平成26年度末までに、市立保育所整備計画を策定するよう進めている。0歳児から2歳児までの低年齢児枠の拡大や民間立保育所への指導と助言、障がい児や病後児への保育など、今後も市立保育所が果たすべき役割や機能を十分に検討していきたい。

地方創生関連2法が成立し、本市の活性化のためには各種施策を知恵を絞って実施する「行政力」の向上が求められる。国の動きをどのように把握しているのか。

(回答)地方公共団体の責務として法に定められている「区域の実情に応じた自主的な施策の実施」は、これまでも経営計画に盛り込み対応してきた。施策の推進には、自治体が財源を自主的に使える本来の枠組みが必要と考えており、地方交付税をはじめとする自主財源の充実を国に要望していく。

25年度に行われた市斎場と霊柩車の指定管理者の審査結果で、実績が全く無い団体が実績のある団体よりも評価が高かった。審査基準に不備があるのではないか。

(回答)指定の手続き等に関する条例に規定する4つの基準を基に、13の審査項目と26の審査ポイントを設けて審査した。審査基準に不備はなく、適正に候補者を選定している。

指定管理者候補者等審査委員会の委員に、各施設の業務内容に見合った専門的知識を持つ第三者を加えてはどうか。

(回答)審査基準に基づき、施設の機能や特性に応じた審査項目と審査ポイントを客観的に反映させることで専門性を担保しているため、審査員の構成は適切なものだと認識している。

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【斉藤 栄治 議員】中核市に移行し、魅力ある街づくりを発信せよ

魅力ある街づくりを前向きに発信することで人口増加につながるよう、一定の権限を持つ中核市に移行すべきと思うがどうか。

(回答)他の特例市の状況なども踏まえ、市民サービスのより一層の向上を図るためにも、中核市へ移行すべきと考えている。移行に向けた取り組みを進めるため、平成27年度は新たな担当を設け、財政や要員、時期などの検討を始めたいと考えている。今後は、県や関係機関と十分連携しながら、支援・協力が得られるよう準備を進めていく。

医療体制の充実と地域医療の向上を図るため、医療従事者に対する修学資金貸付制度を創設してはどうか。

(回答)修学資金貸付制度を独自に創設する予定はないが、県が保健医療従事者の確保と資質向上のために、医師や看護師を生涯に渡ってサポートする施策を推進していることから、県と情報を共有し、事業のPRなどの協力をしていきたい。

在宅ケアに関わる医療・保健・介護・福祉関係者で設立された団体があるが、このような取り組みを市が中心となって積極的に行い、地域包括ケアシステムを周知していくべきではないか。

(回答)医療と介護の連携推進は重要な取り組みであり、多職種の連携を図るための在宅医療連携拠点の設置を検討している。設置にあたっては、市医師会と情報交換しながら、効果的な取り組みとなるよう検討している。

市の臨時職員の賃金はあまりにも低く、ワーキングプアを生み出す恐れがあるのではないか。市民の生活を守ることからも待遇を改善すべきだと思うがどうか。

(回答)非常勤職員の業務の整理を行っているが、臨時職員の賃金は、27年度に向けて引き上げる方向で見直していきたい。

子ども・子育て支援新制度での、今後の待機児童数の見通しと対応はどうか。

(回答)新制度開始により特定保育が廃止されるため、一時預かり事業の利用条件を見直すことで、年度途中の保育ニーズに対応できるよう検討している。認可保育所の創設や既存の認可外保育施設の認可化への移行、新たに制度化される小規模保育事業の促進により、保育定数の拡大を図りながら待機児童の解消を目指していく。

消防団は地域の防災を担う大きな力として重要であり、自主防災組織や地域住民の中心となるべき存在のため、活動報酬の見直しや貸与物品の充実などの待遇改善をしてはどうか。

(回答)平成25年12月に制定された消防団等充実強化法において、消防団員の処遇や装備の改善などが求められている。すでに整備しているものもあるが、他都市の状況を考慮しながら今後も計画的に取り組んでいく。

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【遠藤 吉久議員】魅力ある山形市づくりを急げ!!

市民生活の安全・安心、福祉の向上につなげるための平成27年度当初予算の編成方針と目玉施策は何か。

(回答)27年度は第2期経営計画の4年目に当たり、計画全体の推進と進展に向けた大変重要な年である。重点施策の大きな課題である新野球場の建設に向けて準備を進めるとともに、新年度から始まる子ども・子育て支援新制度や介護保険法の改正など、新たな枠組みへの対応も重要な課題である。より暮らしやすい市民生活の実現を目指して的確に対応していく。

地方創生の実現に向けて、どのように進めていくのか。

(回答)人口減少社会において本市が今後も継続的に発展していくためには、市が所有する資源を最大限に活用した取り組みによって持続可能なまちづくりを進めることが重要である。このような視点から施策を検討して総合戦略に盛り込んでいく。

人口減少に対する活性化対策の一つとしても期待される都市計画マスタープランをどのように位置づけていくのか。

(回答)20年後を見据えた都市計画の基本方針を定めるものであり、その方向性に基づき関連計画などの見直しを行いながら、具体的な施策を展開していく。

市街化区域と市街化調整区域の区分や、農振地域を見直してはどうか。

(回答)新都市計画マスタープランでの土地利用構想が具体化した段階で、県の方針との整合性などを検討するとともに、農業利用上、支障がないことを踏まえて、農業振興地域整備計画における農用地利用計画の変更などについて関係機関と調整しながら定めていく。

県民会館の移転に伴うまちづくりをどのように考えているのか。

(回答)県が主催する山形駅西口拠点整備の県市等連絡調整会議などで情報を把握しながら、有効活用策を県に提言していく。

二世代、三世代住宅建設へより充実した補助をするとともに、より安価な住宅建設のために、市・県産材を活用した部材供給体制をつくってはどうか。

(回答)二世代、三世代同居は、介護や子育ての面で大きなメリットがある。同居を推進するための支援制度について、現在のリフォーム補助や市産材を活用する際の補助制度とあわせて検討していく。

24時間介護のサービス体制を独自に充実させてはどうか。

(回答)国の在宅サービス重視の方針と、介護を要する高齢者の一層の増大に対応するため、今後も24時間介護サービスを必要とする高齢者に適切なサービスが提供できるよう、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所への周知と啓発に努めていく。

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【渋江 朋博 議員】「山形さん」で地域の魅力を再発見

山形青年会議所が10月に発表した「山形さん」を小学校などで活用することで山形をより深く知り、好きになってもらえるのではないか。

(回答)「山形の魅力再発見!やまがた大好きフェスタ」で披露され、子どもを中心に来場者から好評だったと聞いている。青年会議所と共に、利活用の在り方を検討していく。

増税の延期により、増税を前提に準備を進めているさまざまな施策に影響があると思うがどうか。

(回答)国の検討状況を見ながら予算を執行するとともに、自治体に悪影響を及ぼすことのないよう、必要に応じて要望活動などを行っていく。

奥羽本線の上下線それぞれの終点駅を、かみのやま温泉駅と天童駅にすることで、南北間の移動の際に山形駅での乗換えが不要となり、利用者の増加と本数の増発にもつながるため、JRと協議すべきだと考えるがどうか。

(回答)南北を往来する列車の運行と増発は、機会を捉えてJRに要望していく。

地域の活性化や医療福祉分野への貢献など、多様な可能性があるパークゴルフの普及を推進するために、本市東部にある馬見ヶ崎川の河川敷にもコースを整備してはどうか。

(回答)生涯を通して楽しめるスポーツの普及は、市民の健康増進の観点からも非常に喜ばしいことである。河川を管轄する県の考えや、整備後の維持管理をする地域団体の意向を確認していく。

本市の小学校で実施しているスキー教室は、山形ならではの授業だが、移動手段として利用しているバスの料金値上げにはどのように対応するのか。

(回答)現行の制度で当分の間継続したいと考えているが、値上げが与える影響を調査研究していく。

障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト」に第三小学校が参加しているが、この研究成果を生かし、他の小・中学校でも積極的にタブレット端末などを活用すべきだと思うがどうか。

(回答)画面の拡大や音声読み上げ機能などが、読み書きを苦手とする子どもへの指導で効果的だったとの報告を受けているため、費用対効果を踏まえて調査研究していく。

子ども貧困対策法が施行されたが、本市における子どもの貧困対策に関する計画策定を含めた支援策はどうか。

(回答)平成27年度に県が策定予定の子どもの貧困対策計画を十分に精査し、県と市の役割を考慮しながら、支援策を検討していく。

山形中央インター産業団地への企業誘致の際に、研究開発部門に優遇措置をするなど、雇用の質に注目した誘致を行ってはどうか。

(回答)事業用定期借地権による貸付制度を創設し、研究開発部門の立地に対し、優遇制度を適用する。

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