一般質問(平成29年6月定例会)

ページ番号1003020  更新日 令和3年10月29日

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平成29年6月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報201号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
斎藤 淳一 議員(緑政会) ICT(情報通信技術)医療、福祉協力員、PFI事業、山形市立商業高等学校、中学校における「防災部」 ほか
田中 英子 議員(翔政会) 健康医療先進都市に向けて、白洲次郎山荘の観光資源化、東京オリンピック・パラリンピックに向けて ほか
尾形 源二 議員(無会派) 政策形成・決定はスピード感も必要だが、万機公論に徹し、丁寧に ほか
髙橋 昭弘 議員(市民連合山形市議団) 小中学校の学び環境、国際交流の在り方、除雪、山寺の景観と山寺小中学校 ほか
川口 充律 議員(市民連合山形市議団) 仙山連携、南沼原小学校、再生可能エネルギー導入の促進、生活排水における悪臭などの解消に向けて ほか
仁藤 俊 議員(翔政会) 山形ブランドの戦略と広報・日本遺産、コミュニティバス東部循環線・東部エリアの充実、子どもの貧困と子ども食堂 ほか
浅野 弥史 議員(翔政会) 企業版ふるさと納税の活用、PCBの処理、子ども達の教育環境整備、医療的ケア児への支援、西公園の有効活用 ほか
小野 仁 議員(緑政会) 財源の見通等、健康医療先進都市、中核市移行に伴う取組等、防災対策、体育施設、観光行政、福祉政策、教育行政

【斎藤 淳一 議員】安心して暮らせるまちづくりに積極的な取り組みを

市民の安全安心を一層高めるために、消防救急隊と病院をつなぐICT(情報通信技術)医療の導入を急ぐべきと考えるがどうか。

(回答)タブレット端末を使用し、消防内での情報共有システムを活用している消防本部もある。既にICTを活用している事例を調査研究しながら、タブレット端末を使った救急業務におけるICTの導入を検討していく。

ICT医療を導入することで、文字通り「世界に誇れる・健康医療先進都市」ができると思うがどうか。

(回答)ICTの技術革新による医療の質の向上や患者負担の軽減が、健康医療先進都市の実現にも資するものと考える。今後とも技術の進歩や国・県の動向を注視しながら、ICTの活用も研究していく。

福祉協力員制度は時間の経過とともにさまざまな課題が生じてきている。今後、どのように支援していくのか。

(回答)今後、さらに民生委員や福祉まるごと相談、地域包括支援センターとの多様なネットワークを整備することで、見守りなどの活動が円滑に行えるようにしていく。

PFI事業ではこれまでの入札制度と違い、多くの市内企業が受注機会を失うのではと懸念している。そうならない制度づくりは可能なのか。

(回答)市内企業の受注機会も含め、地域社会、地域経済への貢献といった点も十分考慮すべきものと考えている。

PFI事業では、分離発注制度も適用外になってしまうのではないかとの声もある。デメリットを克服した導入は可能なのか。

(回答)PFIの直接事例ではないが、立て替え施行により分離発注を行った事例もある。今後、PFI発注の際の条件設定で※1 VFMとの整合性が図れるかなどを研究していく。

東京都荒川区では全中学校に部活動として防災部が設置されている。本市も各中学校に設置してはどうか。

(回答)山形市地域防災計画との関連も踏まえ、先進地に学びながら、本市の中学生に合う防災への関わり方を模索していきたい。

都市計画道路美畑天童線と国道348号線との交差部分は、根本的な渋滞解消にはつながっておらず、歩道が狭く通学する児童の家族からは不満の声も出始めている。山形西高の南西角交差点までの170m区間を、早期に整備すべきと思うがどうか。

(回答)抜本的な解決を図るには、国道348号線の改良が必要である。道路管理者の県に対し、今後も積極的な要望を行っていく。また、歩行者の安全対策として、歩道の連続確保なども検討していく。

※1 VFM…Value For Money。従来の方式と比べてPFIの方が総事業費をどれだけ削減できるかを示す割合。

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【田中 英子 議員】健康医療先進都市の実現に向けて

アメリカの医療先進都市ロチェスター市を視察した成果をどう施策に生かすのか。

(回答)ロチェスター市の施策には、患者第一の考え方が根付いており、クリニック関連事業に従事する市民の生活環境を向上させる取り組みなど、今後の施策展開へ、たくさんのヒントをもらったところである。

健康医療先進都市の実現に向けて、市独自に受動喫煙防止条例を制定してはどうか。

(回答)国が進めている受動喫煙の対策強化の動向を注視しながら調査研究していく。

近年、妊産婦や若年層の喫煙者が増えていると聞く。喫煙が及ぼす健康被害の啓発活動を行うべきではないか。

(回答)今後も乳幼児健診などのあらゆる機会を捉え、関係機関との連携も図りながら、啓発に取り組んでいく。

乳がん検診時に、※1 高濃度乳房の通知や超音波検査の助成を行ってはどうか。

(回答)今後、国の方針に沿って進めていくとともに、超音波検査への助成は、受診促進の観点からも調査研究していく。

白洲次郎氏にゆかりのある東京都町田市や大分県竹田市と連携して、白洲次郎サミットを開催してはどうか。

(回答)旧白洲次郎山荘の中に入れるようになることが前提となるため、一般公開に向けての考え方などを関係者と話し合っていきたい。

障がい者スポーツの環境整備をどう考えているのか。

(回答)利用している障がい者や団体の意見を聞きながら、障がい者スポーツの用具などの環境整備を検討していく。

つながりが薄い異文化と映画をどのように結び付けて、ユネスコ文化創造都市の認証を得るのか。

(回答)映画を基軸に置きながら、プロオーケストラの存在や、豊かな食文化、伝統工芸などの地域資産との連携や融合を意識した内容で、6月14日に申請した。日本初となる映画での加盟認定を目指し、今後も認定に向けた取り組みを継続していく。

北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対し誰もが一目で分かる避難行動マニュアルを作成し、自主防災組織などを通し広く市民に周知してはどうか。

(回答)分かりやすい避難行動マニュアルを作成し、7月中を目途に自主防災組織などを通じて、広く市民に周知を図っていく。

南沼原小学校新校舎建設の進行状況はどうか。

(回答)現在実施しているPFI導入可能性調査の結果により事業手法を決定した上で、平成29年度内に策定する基本構想の中で建設スケジュールをまとめることになる。

※1 高濃度乳房…乳腺の密度の濃い乳房で、乳房エックス線撮影では全体が白く写り、同じく白く写るがんを見つけにくい。

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【尾形 源二 議員】政策決定は万機公論に決し普遍的且つ公平に決すべし

ひと・物・情報の交流拠点形成を完結させるべく、道の駅の1カ所は大野目付近に整備すべきではないか。

(回答)道の駅天童温泉からの距離が約7キロメートルで、国が示した目安とされる10~20キロメートルに満たない点や周辺の開発状況から候補地に入らなかった。

定住人口増加のためには、市街化区域を第一義的にターゲットにするべきではないか。

(回答)都市計画マスタープランでは、宅地分譲時の最低敷地面積の緩和を先行して実施した。また、移住者のニーズに合わせたリノベーションなどの手法を組み合わせ、今後、中心市街地の市街地再開発事業などによる土地の高度利用などを図っていく。

(仮称)東部拠点保育所整備の検討内容と、現在の進行状況はどうか。また、拠点の機能は何を考えているのか。

(回答)敷地面積や形状、交通や周辺環境への影響などを比較検討した結果、緑町一丁目の県有地を選定した。平成28年度に基本設計を行い、29年度は実施設計を予定しており、31年4月開園に向け事業を進めている。拠点機能として、特別な支援が必要な子どもへの支援などに取り組んでいく考えである。

いじめの実態把握と取り組みはどうなっているのか。また、いじめた当事者へは、どのように指導しているのか。

(回答)日常的な児童生徒の観察や定期的なアンケート、面談による実態調査を行っている。どのような場合でも毅然とした態度で、厳しくも温かい指導をしていくよう、校長を通して全教職員に指導している。

タブレット型パソコンの導入は、不公平が生じないよう全校一斉に導入すべきではないか。また、指導者の教育も重要と考えるがどうか。

(回答)29年度はモデル校や総合学習センターに導入し、研究成果を踏まえて全校への導入計画を作成する。この計画に同センターで行う予定の研修を加え、モデル校での実践例を全校に紹介し、教職員のスキルアップも図っていく。

幼少期から、文字や読書に親しむ※1 ブックスタートを導入してはどうか。

(回答)図書館で作成した「絵本とあそぼう」という、本を紹介する冊子を1歳6カ月児健診時に渡している。今後も幼いころから本に触れ、本を読むことの楽しさが感じられる取り組みを進めていく。

学区の再編も含めて市教育基本計画を見直し、教育力アップを実現するプログラムを策定すべきではないか。

(回答)現在、さらなる教育力の向上を目指した計画の策定に取り組んでいる。学区は、望ましい学校規模の実現に向けて、地域の方の声を聞きながら慎重に検討していく。

※1 ブックスタート…すべての赤ちゃんに周りで楽しく温かいひとときがもたれることを願い、一人ひとりの赤ちゃんに、絵本を開く楽しい「体験」といっしょに「絵本」を手渡す活動。

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【髙橋 昭弘 議員】不登校児童生徒への支援充実を図れ

不登校の児童生徒数の現状はどうか。

(回答)平成28年度は小学校60人、中学校171人で、27年度より小学校は18人、中学校は8人増えている。担任などが家庭訪問や教育相談を行い、教育相談員やスクールカウンセラーも本人や保護者を支援している。

不登校には、専門性のある援助が不可欠である。※1 スクールソーシャルワーカーの配置状況はどうか。

(回答)本市では配置していないが、村山教育事務所に派遣を依頼できる。また、生活福祉課などに相談員を配置し家庭への支援をしているが、今後、他市の活用法を調査しながら引き続き検討していく。

NPOなどと連携し支援する仕組みを作ってはどうか。

(回答)市内に不登校生を支援する施設が3カ所あり、自由に集える居場所を提供している。利用する児童生徒も数名おり、校長判断での出席扱いのケースもある。今後も学校と支援施設の連携を深めていく。

平成27年6月の一般質問で、定期健康診断業務が行われる期間の養護教員の補助員配置を提案したが、これまでの調査、検討状況はどうか。

(回答)他市でも負担軽減の取り組み事例があり、その成果や課題などを把握しながら引き続き調査していく。

学校外でのスポーツ活動を部活動として認めるか否かは学校により異なっている。なぜ一律の基準ではないのか。

(回答)各学校の実態などが異なるため、今後、各学校の実態を把握し、調査研究していく。

過度な部活動の抑止に努めるため、顧問や外部コーチに対する科学的トレーニング法などの研修会を5年に一度開催してはどうか。

(回答)過度な部活動の抑止を含めた運動部活動の適正化は全国的な課題であり、5年に一度の研修も検討したい。国が30年3月の公表に向けてガイドラインの作成を進めていることも踏まえ、引き続き適正化に努めていく。

海外友好姉妹都市との交流は、教育交流などの特定分野に特化してはどうか。

(回答)今後、相手方の特性や希望を把握しながら、具体的な分野での交流を検討していく。

須川西部や東部山間地域と同様に、滝山地区の国道13号線の東側を除雪作業の自主判断区域としてはどうか。

(回答)滝山地区の一部は降雪量が多いため、自主判断区域の指定に向けて検討していく。

山寺は市を代表する観光地であるが、山寺小中学校の屋根の赤さびは美観を損ねている。早期に改修すべきではないか。

(回答)今後、調査しながら改修などの検討を進めていく。

※1 スクールソーシャルワーカー…いじめや不登校、虐待・貧困など、学校や日常生活における問題に直面する子どもを支援する社会福祉の専門家。

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【川口 充律 議員】人口30万達成の前提仙山圏交通網整備の再検討を

仙山圏交通網整備を考える中で、仙山線の※1 線路等級引き下げをどう捉えているのか。

(回答)JR東日本から、運行状況に関して仙山線の利用者に影響を及ぼすような変更はない旨の回答を得ている。今後も、仙山線の機能強化や高速化に向けた協議や関係機関への要請、勉強会などを行いながら機運の醸成を図っていく。

仙山圏交通網の整備調査結果に示された施策の事業化には、費用面や技術面などから課題も多い。仙山圏交通網の整備によらない人口増の手段を再検討してはどうか。

(回答)山形市発展計画に掲げる取り組みを交通網の改善と合わせて進めていく。

PPP/PFI手法導入に係る優先的検討基本方針が4月に策定されたが、検討の対象となる南沼原小学校は、施設整備のみの導入を検討するのか。もしくは、整備後の学校の運営・経営や跡地利用なども含めた検討となるのか。

(回答)南沼原小学校の校舎等改築事業は、PFI導入可能性調査を実施している。整備事業の範囲は調査の結果に基づき判断することになるが、教育事業の実施は、従来どおり本市が行うことになる。

新校舎建築後の跡地に、図書館や文化・映像・郷土資料の収蔵展示、公文書館などの機能を合わせ持った、複合文化施設を整備してはどうか。

(回答)移転後の跡地利用は今後の検討課題であり、公共的活用や売却による民間活用など、本市にとって最も適切な利用を目指して検討していく。

自然エネルギーを活用した無散水消雪道路の整備は、交通量の多い各小中学校の主要な通学路を優先的に進めてはどうか。

(回答)主要な通学路の消雪化は、莫大な事業費が掛かるため対応が難しいが、交通量が多い所や危険な箇所は、道路の拡幅整備に合わせ、歩道の無散水消雪化などの交通安全対策を図っていく。

下水道未接続に起因する悪臭対策として、浄化槽設置者を対象とした清掃料金の補助を実施してはどうか。

(回答)県では水質検査を怠った方への指導、本市では悪臭などの発生原因者への指導・助言を行っている。今後さらに県との連携を密にして指導の徹底に努めていく。浄化槽の清掃は、負担公平の観点から、今後とも設置者負担をお願いすべきものと考えている。

高齢者の単身世帯や身寄りのない方の市営住宅入居に係る連帯保証人の資格要件を緩和してはどうか。

(回答)連帯保証人のあり方は、国が保証会社の活用など家賃債務保証に関する施策検討を進めていることから、国や他自治体の動向を注視していく。

※1 線路等級…等級により線路の保守を行う期間や列車の本数、速度が異なる。

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【仁藤 俊 議員】積極的な山形ブランド戦略で「日本一」を全国へ!

山形ブランドを広めるため、ネーミングやロゴデザインを公募してはどうか。

(回答)公募自体がブランド戦略のPRになることから、プロジェクト名やロゴの公募を含めて検討していく。

本市が誇れる全国1位、2位の品や産業などを、もっと全国に発信してはどうか。

(回答)日本一の芋煮会フェスティバルの開催で、郷土料理「芋煮」の材料を全国に発信している。それ以外の日本一の項目は背景を調査し、PRの素材としての活用を検討しながら、全国に発信していく。

山形ストーリーの日本遺産認定に向けたプロジェクトチームを発足してはどうか。

(回答)山寺や紅花、蔵王などさまざまな魅力ある文化遺産に関わるストーリーの日本遺産認定に向け、県の考えとも合わせながら、積極的に連携して取り組んでいく。

観光客や市民の利便性向上のため、停留所近くの歴史や文化スポットの説明などの案内板を設置してはどうか。

(回答)中心市街地の観光施設などの37カ所の案内板に、市街地マップと案内施設の二次元コードを追加するなど、分かりやすい表示に更新している。新たな名所や施設への案内板設置は、施設管理者や関係機関と十分に協議していく。

祭りやイベントが開催される中心市街地で、トイレの使用に協力いただける民間の企業や店舗などに、センスある統一した「山形トイレマーク」を設置してはどうか。

(回答)統一したマークや他の手法も含めて検討し、企業や商店街など、関係機関の協力や理解が得られるよう協議していく。

中心市街地の公共施設のトイレの一部を、障がい者や高齢者、子育て世代にやさしい※1 ユニバーサルデザインのトイレに改修してはどうか。

(回答)※2 差別解消条例に基づき実施計画を策定するが、障がい者が利用しやすい施設整備も盛りこみたいと考えている。

市街地飲食店の活性化のために、東西循環線バスの運行時間を延長してはどうか。

(回答)利用実態調査などを適宜行いながら、継続的に運行内容を検証していく。

子どもの貧困の実態を把握し的確な支援を行うため、子どもの貧困実態調査を実施すべきではないか。

(回答)全体像を把握する統計的な調査は実施していないことから、調査の方法も含めて、今後検討していく。

子ども食堂を本当に必要としている子どもを救う手立てが必要ではないか。

(回答)地域の福祉関係者との協力を密にし、利用が適当な子どもの把握と利用への連携を強化していく。

  • ※1 ユニバーサルデザイン…障がいや年齢、性別や国籍などに関わらず、すべての人が使いやすい、安全で便利なデザイン。
  • ※2 差別解消条例…山形市障がいを理由とする差別の解消の推進に関する条例。

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【浅野 弥史 議員】斬新な施策展開でより良い山形へ!

企業版ふるさと納税制度を活用してはどうか。

(回答)地方創生総合戦略に位置付けている4つの重点政策に係る事業については、今後の新規事業も含めて企業版ふるさと納税活用の可能性を検討し、※1 山形応援団にお願いするなどのPRに努めていく。

未処理のPCB使用製品などの保管・管理・処理の状況はどうか。

(回答)高濃度PCB廃棄物462個、低濃度PCB廃棄物57個を施錠ができる倉庫や保管庫に、適切に保管・管理している。また、処理期限も定められていることから、処理施設と調整を図りながら、計画的に処理していく。

必要な備品や消耗品を購入できるよう、小学校の消耗品費を増額してはどうか。

(回答)備品費を減額した分、消耗品費を増額するなど、学校の希望に沿うような予算の配当に努めている。今後も全体の予算の枠組みの中で、できる限り希望に沿った配当となるよう努めていく。

小中学校の共同事務室を創設し、予算の効率化を図ってはどうか。

(回答)共同学校事務室の創設は、今後、県教育委員会の考えや、校長会、事務部会の意向を聞きながら、検討していく。

医療的ケア児および重症心身障がい児の受け入れ施設に対して、今後どのような支援を検討しているのか。

(回答)7月から医療的ケア児や重症心身障がい児に対する調査を行い、調査結果を踏まえ、必要なサービスを障がい児福祉計画に取り入れていく。

西公園を宿泊が可能なキャンプ場にしてはどうか。

(回答)管理および防犯体制などの課題を整理した上で、十分に協議を行いながら検討していく。

山形まるごとマラソンの3キロメートルの部に親子枠を創設してはどうか。

(回答)関係団体とともに検討していく。

※2 ハラル認証取得可能な、と畜場と食肉加工場を整備し、山形牛の販路拡大とPRを検討してはどうか。

(回答)と畜場および食肉加工場の建設には相当の費用が掛かることから、今後、調査研究していく。

本市単独で建設が困難な場合は、仙台市と連携して建設し、山形牛と仙台牛の輸出拡大を図ってはどうか。

(回答)諸国への輸出拡大などは、仙台市の意向も踏まえて対応していく。

出生率向上のため、特定不妊治療費の助成要件を緩和してはどうか。

(回答)現在の補助基準は90%以上の世帯が該当することから、当面は現行の助成制度を継続していく。

  • ※1 山形応援団…山形にゆかりがあり、首都圏で活躍される企業、団体および個人の方を募り、企業誘致活動や観光誘客など、山形市政全般を応援してもらうために結成。
  • ※2 ハラル認証…「ハラル」=イスラム教で「許されている」という意味(アラビア語)。イスラム教が摂取を禁じている豚肉やアルコール等を使わないなど戒律に従って製造したことの証明。宗教等の見解の相違のため、ハラル認証には国際的な統一基準はない。

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【小野 仁 議員】災害時にも有用な液体ミルクの活用促進を

液体ミルクは外出時や災害時に赤ちゃんに手軽に飲ませられるミルクである。防災対策の観点から、液体ミルクをどう認識しているのか。

(回答)災害時の避難所で、お湯が使えず粉ミルクが作れない状況では、液体ミルクは有効な物資になると考えているが、現時点で日本での製造販売が認められていないため、公助備蓄とすることは難しい。

地方自治体の基金残高の増加を理由とした、国の地方交付税削減論をどう考えているのか。

(回答)地方交付税は自治体固有の財源であり、基金の積立てや活用は自治体の判断により行うべきであることから、地方交付税削減は適当ではないと考えている。

ふるさと納税は、返礼品ではなく、政策や事業を理解してもらうべきである。動物愛護センター設立を予定している本市として、動物の殺処分ゼロを目指す事業に対する寄付を募ってはどうか。

(回答)寄付の使い道は健康医療先進都市の実現、子育て・教育環境の充実、市政の一般に対する寄付の3つだが、今後、より具体的な事業を追加するかどうか、調査検討していく。

重粒子線がん治療事業で、本来の山形大学の教育研究機能を維持・継続していくことはできるのか。

(回答)健康医療先進都市の実現に向け、東北・北海道地区で初めてとなる重粒子線がん治療事業を、その中核として位置付けることに変わりはない。

動物を愛護する市民の意識の高揚を図り、人と動物とが共生できる社会の実現のために、動物愛護に関する条例を制定してはどうか。

(回答)中核市移行に伴う権限移譲で、動物の保護・収容などの業務を実施することになる。業務の実施に当たり、本市としての方針を示す必要があることから、条例を制定して施策を推進していく。

視覚障がい者用誘導ブロックの問題点を改善し整備することは、差別解消条例の目的に則した必須条件であると考えるがどうか。

(回答)国のガイドラインに基づくとともに、視覚障がい者の方々の意見を反映しながら、誘導ブロックの整備を進めてきた。今後も、さらに識別しやすく、適切な誘導が図られるよう、差別解消条例に基づく合理的な配慮を行いながら整備を進めていく。

障がいを持つ方へのサービスが滞ることがないよう、同行援護従事者を確保するための養成研修の開催を、県に強く働き掛けてはどうか。

(回答)同行援護者の増員につながるように、研修の回数や開催場所を増やすよう県に要望し、視覚障がい者のニーズに対応できるよう努めていく。

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