一般質問(平成29年9月定例会)

ページ番号1003025  更新日 令和3年10月29日

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平成29年9月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報202号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
折原 政信 議員(公明党山形市議団) 人口減少時代における人口形成と業務等の改善、小さい子どもからお年寄りまで住み良いまちづくり、スポーツ振興 ほか
阿曽 隆 議員(日本共産党山形市議団) 核兵器禁止条約への態度、生活保護行政の改善、高すぎる国民健康保険税、無料低額診療 ほか
加藤 孝 議員(市民連合山形市議団) 旧双葉小学校の跡地利用、教育問題、公契約条例制定に向けた取り組み、介護を取り巻く環境の改善 ほか
菊地 健太郎 議員(翔政会) スマートインターチェンジの整備、サッカースタジアム建設、小規模企業振興基本法に基づく施策、街なか居住推進 ほか
石澤 秀夫 議員(市民連合山形市議団) サッカースタジアムを山形市に、中核市移行に伴う街づくりの新たな構想、スポーツ振興と施設の整備、聖せい苑えんの建設 ほか
渋江 朋博 議員(緑政会) 仙山交通網整備、モンテディオ山形新スタジアム建設、日本一の芋煮会フェスティバル大鍋プロジェクト ほか
伊藤 香織 議員(翔政会) 市斎場待合室のバリアフリー化、危機管理、酒田地区広域行政組合の例から山形市における同様の条例制定、市民のカルテ ほか
中野 信吾 議員(翔政会) 地方卸売市場の指定管理、山形市高齢者外出支援事業、山形市都市計画マスタープラン等、農業戦略本部での議論 ほか

【折原 政信 議員】親子で一緒に楽しめる「えほん図書館」の設置を!

市南部の屋内型児童遊戯施設に、札幌市のようなえほん図書館を併設してはどうか。

(回答)えほん図書館も参考にしながら、親子で絵本を楽しむ空間づくりを念頭に図書コーナーの充実を検討していく。

仙山線の高速化や安定化、東部幹線道路の整備について、新仙台市長とどのように連携していくのか。

(回答)今後も仙台市をはじめとした関係機関と協議し、仙山線の機能強化や利用率の向上に向けて調査研究していく。

※SDGsをどのように考え、取り組んでいくのか。

(回答)SDGsの掲げる17のグローバル目標は、本市の発展計画と方向性が概ね一致しており、「健康・長寿命の達成」など、幅広く施策に反映していくよう努めていく。

町内会のゴミ集積所への助成は、予算の上限に達した場合でも、流用などの方法で対応すべきだと思うがどうか。

(回答)さまざまな事情により全額町内会負担で施設を更新される場合もある。翌年度の対象件数を事前に調査し、適切な補助制度の運用が図られるよう検討していく。

育て環境の充実を図るため、ロタウイルスワクチン予防接種費用の半額を助成してはどうか。

(回答)任意接種の助成は、さまざまな状況を踏まえ、慎重に検討していく。

高齢者向け肺炎球菌ワクチン予防接種の周知方法として個別通知を行ってはどうか。

(回答)個別通知をすることで接種率が上がる状況もあることから、個別通知を進めていく。

県体育館の代替施設として、県立中央病院跡地などを利用し、県・市・民間が共同運営するセクター方式の体育館を建設してはどうか。

(回答)県総合体育館は、立地条件などから、代替施設となることは困難と考えている。県と情報交換を進め、整備の方向性を協議していきたい。

動物愛護に関する条例の制定スケジュールはどうか。また、野良猫の殺処分数を減らすための不妊・去勢手術などに対する助成はどのように考えているのか。

(回答)有識者の意見も踏まえながら、平成30年度中の条例制定を目指している。また、野良猫の不妊・去勢手術への助成は、殺処分ゼロに向けた施策の一環として検討していく。

動物愛護推進員制度の導入や、NPO法人・ボランティアなどの資格要件や助成などをどのように考えているのか。

(回答)動物愛護推進員は、配置に向けて人数や選出方法などを検討していく。動物愛護に関するボランティアなどの資格要件や助成は、他市の状況を踏まえて検討していく。

※SDGs…持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略称。地球環境と人々の暮らしを持続的なものとするため、すべての国連加盟国が2030年までに取り組む17分野の目標。

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【阿曽 隆 議員】重すぎる国民健康保険税(国保税)の負担軽減を図れ

国民健康保険加入者の負担能力を超える税額となっているという認識はあるのか。

(回答)国民健康保険の加入者は、低所得の方や高齢者が多く、医療費水準が高いという構造的な問題から、国保税の負担は決して少なくないと認識している。

法定外繰り入れなどで負担の軽減措置を積極的に行い、高すぎる国保税額を引き下げていくべきではないか。

(回答)県単位化による国保税率の改定や、一般会計からの繰り入れの要否を現時点では判断できないが、今後も国・県に対し、さらなる財政支援の拡大を求めるなど、加入者の負担軽減に努めていく。

多子世帯への国保税の負担軽減のため、2人目以降の子どもの均等割をゼロにしてはどうか。

(回答)国と地方の協議や全国市長会の提言に盛り込まれているため、要望していきたい。

平和都市宣言を掲げている市として、国連の核兵器禁止条約に参加するよう政府に求めていく考えはあるのか。

(回答)国の動向を踏まえ、日本非核宣言自治体協議会や平和首長会議などの加盟団体と連携して取り組んでいく。

生活保護のしおりとホームページの記載を見直し、相談者の不安な心情に寄り添っていくべきではないか。

(回答)相談者の不安な心情に寄り添うような、分かりやすい記載となるよう内容を検討し、見直していく。

福祉推進部に、福祉の専門家である社会福祉士などを増やしていくべきではないか。

(回答)社会人経験者採用試験などで、各分野の資格などを有する有能な人材の採用に努めるとともに、採用枠の見直しも検討していく。

高齢者の生活と移動が脅かされている公共交通の現状をどう認識しているのか。

(回答)今後も各地域における住民ニーズや利用実態などを踏まえ、運行事業者と連携しながら生活交通の確保に向けて取り組んでいく。

西部・南部地域の公共交通の充実を図るため、市の直営も含めたデマンド型や、乗り合い型のバス事業などを導入するなど、地域公共交通網形成計画を見直してはどうか。

(回答)地域住民の声を聞きながら、コミュニティバスの運行などで市民の足の確保に取り組むとともに、パーソントリップ調査の結果などを参考に事業改善に努め、公共交通の充実に向けて取り組んでいく。

夜間中学の開設に向けて、潜在的ニーズ調査や機運を高める取り組みをしてはどうか。

(回答)就学希望者や支援内容などの実態把握に努めていく。

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【加藤 孝 議員】早急に元双葉小学校の利活用方針を示せ

元双葉小学校が閉校になって5年半になる。元双葉小学校の具体的利活用を図るために、一般、民間企業からの提案を広く募集し、審査を経た上で決定してはどうか。

(回答)ドローンスクールなどの試行的利用を行うとともに、※公共施設再生ナビにも登録し、広く提案内容を具体化できる事業者を募っている。また、関心のある企業を集めた内覧会を開催していく。

今後増えると思われる外国人介護士の養成に合わせ、安価な宿舎の提供と研修するための施設として、元双葉小学校を活用してはどうか。

(回答)事業者より具体的な提案があった場合には、地区とも相談しながら検討していく。

村木沢小学校・大曽根小学校の今後のあり方について、地区民と話し会う場を持つべきだと思うがどうか。

(回答)平成27・28年度は、西部地区で各関係者と話し合いを重ねてきた。今後も、地区の方々の考えを尊重しながら、話し合いの場を設けることを検討していく。

労働者の人材不足や働く職場環境の改善を目指すため、改めて公契約条例の制定を検討してはどうか。

(回答)公共工事の品質確保の促進に関する法律を遵守し、労働条件の改善を図っているが、今後も国や県の動向を的確に捉え、さらなる労働条件の改善に努めていく。

第6期介護保険事業計画の、より一層の充実を図るために協議会を設置して、介護支援専門員の資質の向上や介護職員の人材確保と育成に取り組んではどうか。

(回答)県が進めている高齢者や主婦などの多様な人材の参入促進や職場定着のためのさまざまな施策と連携し、具体的にどのような取り組みが必要なのか、事業者の意向を聞きながら、協議会の設置も含めて対応を検討していく。

農家分家住宅をこれまでと同様に、農振地域内に農振除外での建築が可能となるようにしてはどうか。

(回答)このたびの規制緩和の目的は、インフラが整備された空き家や空き地を有効活用することで、農家分家住宅を含む誰もが建築できるよう、多様なニーズに応えたものである。新たなインフラ整備を伴う農用地区域は、規制緩和区域から除外している。

西公園の充実や西部工業団地の機能性を高めるためにも、山形パーキングエリアに隣接した場所にスマートインターを設置してはどうか。

(回答)既存のインターチェンジとの間隔、広域的都市間のアクセス性、経済性の観点などから、山形パーキングエリアと山形ジャンクション周辺の2カ所が設置候補場所として望ましいと考えている。

※公共施設再生ナビ…地方公共団体の保有物件を民間事業者が活用し、地域振興を支援することを目的としたシステム。

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【菊地 健太郎 議員】積極的な中心市街地活性化策を図れ!

山形市中心市街地活性化戦略推進事業で将来的なビジョンを策定した後、どのような体制を組織し施策に取り組んでいくのか。

(回答)将来の中心市街地のエリアマネジメント体制は、事業を包括的に取り組む新たなまちづくり会社の設立も含めて検討している。

中心市街地に、防犯カメラを増設してはどうか。

(回答)設置主体や活用できる補助金制度を含めて、警察や商店街などの関係者と連携しながら検討していく。

東北中央自動車道の南陽高畠インターチェンジから山形上山インターチェンジ間の開通に合わせ、スマートインターチェンジを設置してはどうか。

(回答)山形パーキングエリアと山形ジャンクション周辺の2カ所がスマートインターチェンジの設置候補場所として望ましいと考えている。今後、条件が整い次第、整備を進めていきたい。

モンテディオ山形の新スタジアム建設は、県内の自治体によるプロポーザル方式が検討されている。本市の参加への意思はどうか。

(回答)参加条件が明らかではないが、できる限り積極的に手を挙げていく。

多くの自治体が移住定住施策に取り組む中、さらなる移住施策を考えているのか。

(回答)平成29年度より、住宅リフォーム総合支援事業では、移住世帯を優先的に補助している。30年度においても、さらなる拡充を検討していく。

市内の空き家を、民泊や外国人留学生宿舎として活用してはどうか。

(回答)関係機関と情報共有を図るとともに、空き家の所有者の意向を把握することも含めて、調査検討していく。

本市を訪れる外国人観光客の6割以上は台湾や香港などの※繁体字(はんたいじ)を使用している国からである。新たな繁体字の観光マップを作成してはどうか。

(回答)山形全体の魅力を十分発信できる内容に変更し、併せて最新の情報を提供できるよう工夫しながら対応していく。

県民会館の跡地利用の検討に際しては、近隣地域の意見を聞く機会を設けるのか。

(回答)必要に応じて関係地区の意見を聞くとともに、山形市中心市街地活性化戦略本部でも検討していく。

台湾での日本産牛肉の輸入解禁が見込まれるため、山形牛の売り込みを図ってはどうか。

(回答)おもてなし山形株式会社が設立準備中の事業者組合を中心に、流通経路や販路拡大を目指すとともに、パッケージ化戦略も研究し、山形の食文化を売り込んでいく。

※繁体字…現在、中国で使用している簡体字に対して、簡略化する以前の画数の多い漢字。

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【石澤 秀夫 議員】スポーツを核としたまちづくりを図れ

サッカー文化を根付かせるため、市長にモンテディオ山形新スタジアム誘致の先頭に立ってほしいがどうか。

(回答)プロポーザル方式の参加条件がまだ明らかではないが、できる限り積極的に手を挙げていく。

国体などの大会が開催できるよう、県あかねヶ丘陸上競技場を第1種または第2種公認陸上競技場に整備すべきではないか。

(回答)スポーツの推進にかかる新たな計画策定の中で、位置付けの検討を進めていく。

パークゴルフ場、グラウンドゴルフ場の管理運営などは、地元や利用団体の全面的な協力を求めつつも、市としての具体的な整備の方策を示すべきではないか。

(回答)誰もが楽しみ健康な体づくりが行えるよう、市民ニーズを踏まえて身近なスポーツ施設の整備を進めていく。

斎場は築33年で、施設や持合室も狭い。新たに建設するには時間を要することが想定されるため、早めに準備作業に入るべきではないか。

(回答)他市では検討から供用開始まで約10年を要している。時期を逃さないよう引き続き調査研究を続けていく。

市街化調整区域での開発許可の規制緩和により、2万人の人口増加につながると聞くが、市長の所見はどうか。

(回答)新たな住宅などの建設を行う余地が約2万人分増えたということであり、どのくらいの人口増になるか分からないが、既に700件の問い合わせがある。この動きを活かし各地域の方々とともに最大限の努力をしていく。

西公園は子ども連れでにぎわっている。水遊び後の更衣所や日陰の休憩場所を多く確保してはどうか。

(回答)※1 パーゴラなどの休憩施設の増設を検討していく。

新産業団地実現までには相当の時間を要する。その間、本市に進出を希望する企業の受け皿として、西部工業団地の空き地の有効利用や団地周辺の拡張を行ってはどうか。

(回答)空き区画情報を提供しているが、拡張は※2 農振法などの関係で難しい。今後は、7月施行の地域未来投資促進法による国の動向を注視していく。

やまがた緑環境税運用事業で、高瀬地区の里山林に人と野生動物との緩衝地帯を整備しているが、他の地区でも行ってはどうか。

(回答)野生動物被害の軽減に対し一定の効果が発揮されていることから、地域の協力が得られる所から進めていく。

思考力や集中力などを養成できる囲碁や将棋を、教育に取り入れてはどうか。

(回答)今後も、囲碁や将棋に触れる機会を大切にし、自主的な取り組みへつなげていく。

  • ※1 パーゴラ…庭やテラスの上に木の枠を組み、ツタやバラなどのつる性の植物を絡ませて日よけとするもの。藤棚、葡萄棚もこの一種。
  • ※2 農振法…農業振興地域の整備に関する法律。

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【渋江 朋博 議員】二代目鍋太郎を新たな道の駅のシンボルに

役目を終える二代目鍋太郎を、現在検討中の道の駅へ移設し、活用してはどうか。

(回答)山形商工会議所青年部が主体となり活用方法を検討している。観光施設への展示や鍋本体を解体し活用するなどの案があり、本市としても引き続きサポートしていく。

市長公約の「山形~仙台間30分に挑戦」を実現するためには、フル規格新幹線の整備しかないと思うがどうか。

(回答)新幹線構想は仙山線高速化に関する整備案の一つである。今後、設置予定の仙山線の機能強化に関する勉強会の中で、他の整備方針案と同様に関係機関との協議を踏まえながら検討していく。

モンテディオ山形の新スタジアム建設場所は、県内市町村を対象にしたプロポーザル方式で決めることが検討されている。スタジアム建設に向けた市長の決意を聞きたい。

(回答)参加条件がまだ明らかではないが、できる限り積極的に手を挙げていく。

アメリカを中心に絶大な人気がある※1 エックスゲームズを蔵王に誘致してはどうか。

(回答)現在、民間主体で競技大会誘致に向けた活動を行っている。本市としても関係者や蔵王温泉などと協議していく。

町内会が保有する、※2 PCBを含む安定器の処分費用に助成し、一時保管場所として市有施設を活用してはどうか。

(回答)先進事例を参考に廃棄に対する補助を検討していく。また、処分費用の95%が助成対象となるPCB廃棄物処理基金助成金を活用しつつ、安全な保管ができるよう、施設面や法的な面で検討していく。

中学校への冷暖房の整備と小学校のトイレ改修は、計画通り平成31年度までに完了するのか。また、完了後の取り組み方針はどうか。

(回答)国の交付金制度を活用し、31年度までに整備を完了するよう進めていく。整備完了後は、小学校への冷暖房設備の整備と中学校のトイレ改修を進めていく予定である。

小学5・6年生の英語教科化が32年度から全面実施されるが、教員の英語指導スキルの現状はどうか。また、ALTや専科教員の増員をどの程度必要と考えているのか。

(回答)各小学校ではコミュニケーション活動を取り入れた外国語の授業を数多く実践し、指導力の高まりが認められるようになってきた。現在、効果的な指導に向けたALT配置の検討を行っており、専科教員については、今後も県に増員を要望していく。

小白川街道の国道13号線の下をくぐる箇所の歩行者の安全対策状況はどうか。

(回答)グリーンベルトの再塗装や照明灯のLEDへの交換、壁面の白色系塗装などを29年度に実施していく。

  • ※1 エックスゲームズ…スキー、スノーボーディング、BMXなどのエクストリームスポーツの技術や速さを競う大会。夏と冬の年2回開催しており、アメリカを中心に全世界でテレビ放送されている。
  • ※2 PCB…ポリ塩化ビフェニルの略称。電気機器の絶縁油などとして利用されていたが、人体へ有害であることから現在製造中止となっている。

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【伊藤 香織 議員】市民の生命と暮らしを守り「豊かな成長」の実現を!

毎年実施している総合防災訓練に加え、自衛隊、警察などの関係機関と※指揮所訓練を実施すべきと考えるがどうか。

(回答)平成29年度から段階的に関係機関に参加を依頼し、連携強化に向けた訓練を実施していく。

南山形地区では災害を想定した防災訓練を毎年実施している。他の地区でも同様の防災訓練を実施してはどうか。

(回答)今後も山形市自主防災組織連絡協議会と協力しながら、各地区の活動実例を紹介するなど、地区全体での防災訓練の実施を推進していく。

平成29年8月29日にミサイル発射情報がJアラートにより配信されたが、市内の防災ラジオの稼働状況はどうだったのか。また、防災ラジオを公共性が高い施設へ完全配備してはどうか。

(回答)緊急速報メールや防災ラジオなどすべての情報伝達手段が正常に稼働したことを確認している。
防災ラジオは、29年度に土砂災害警戒区域内の世帯に配布し、30年度は浸水想定区域内の世帯への配布を予定している。今後、配布結果を検証するとともに、ニーズ調査などを行い、事業の拡充を検討していく。

斎場の待合室のバリアフリー化を検討し、改修する必要があると思うがどうか。

(回答)新たな斎場の建設のため、用地の考え方や整備手法などを研究中であり、バリアフリー化についても、どの程度可能であるか、調査していく。

パワーハラスメントに対する懲戒免職処分を可能とする内部基準の策定や、客観的で公正な調査が必要と判断した場合に第三者委員会の設置ができるよう、新たな条例を制定してはどうか。

(回答)非違行為を行った職員の懲戒処分は、これまで国の基準などを参考に行ってきたが、現在、新たに本市独自の懲戒処分の基準を策定中である。また、第三者委員会の設置は、新たに定める本市独自の懲戒処分の基準の運用後の状況をみながら対応していきたい。

道の駅整備の基本構想の策定に向けた協議の進行状況はどうか。

(回答)現在、基本構想を策定するため、庁内や河川国道事務所と協議を進めている。今後、どのような地域振興機能を持たせるか先行事例も研究しながら、後発の利も生かせるよう取り組んでいく。

アレルギー7品目を除去した学校給食の提供を検討してはどうか。

(回答)学校給食センターは、卵と乳のアレルギー対応食を提供しているほか、そばと落花生は使用していない。安全面に配慮しながら、除去品目拡充を行うための検討を重ねていく。

※指揮所訓練…自衛隊で行われる演習・訓練。県や関係機関などが参加し、地図などを使用して災害時のシミュレーション訓練などを行う。

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【中野 信吾 議員】道の駅機能を兼ね備えた卸売市場の整備検討を

卸売市場の建て替えを検討する際は、場外市場や道の駅的機能を兼ね備えた整備を検討してはどうか。

(回答)将来的なあり方を、今後の課題として調査研究していく。

卸売市場の指定管理者制度導入と施設改善整備の進行状況はどうか。

(回答)指定管理者制度導入検討会の場内事業者窓口の方との協議の進行状況をみながら議論を進めていく。また、施設改善整備検討会に改善案を提示し、改善に向けた協議も進めていく。

新産業団地候補地の一つに立谷川工業団地付近がある。この南側十文字地区を、仙山交流の拠点として宅地開発すべきと考えるがどうか。

(回答)既存集落内の土地利用の規制緩和、道路事業などの進行をみながら、今後の対応を検討していく。

仙山交流による人口増施策を推進するため、早急に楯山停車場立谷川線および楯山駅北口を整備し、周辺開発の拠点駅にしてはどうか。

(回答)楯山停車場立谷川線は、平成30年度から用地補償に着手し、早期完成に努めていく。楯山駅北口の整備は、JR東日本との協議が必要で、経費は基本的に自治体負担となるため、今後の利用見込みなどを踏まえて検討していく。

高齢者外出支援事業は、バスの定期券購入補助だけでなく、タクシー券やJR回数券の選択制にしてはどうか。

(回答)全国的に高齢者の移動手段の確保が課題となっている。地域住民による福祉有償運送や、介護保険の総合事業を活用した移動支援などの取り組みを研究し、高齢者の移動手段確保に向けて検討していく。

移住者と農業人口を増やすため、新規就農事業と合わせて戦略農産物の団地化へ積極的に支援してはどうか。

(回答)本市では、団地化の取り組みへ積極的に支援しており、山形市新規就農者受入協議会を29年度に立ち上げ、新規就農者の受け入れから就農までの支援を手厚く行い、移住者・農業人口の増につなげていく。

ふるさと納税で「学校給食の充実」を大きく掲げ、給食内容の充実や、第2子以降の給食費を減免してはどうか。

(回答)現在の使途の「子育て・教育環境の充実」に含まれると考えるため、説明文などに書き込むなどの工夫を検討していく。負担軽減策は財源を含め、実施内容を調査していく。

山形商業高の観光学科導入の検討状況はどうか。

(回答)有識者からの意見や校内委員会の議論を踏まえ、観光に関する系統立った学習を可能にする選択科目を配置し、学科の設置は計画していない。

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