山形市議会基本条例の検証
目的
山形市議会基本条例は、平成23年11月15日に議会改革検討委員会を設置して以来、25回にわたる会議での議論と、3回の全議員への報告会、市民への意見募集と報告会などを経て、平成24年12月定例会において全会一致で可決し、平成25年4月1日より施行しています。
この基本条例は、二元代表制の下、合議機関である議会の役割を明らかにし、議会とその構成員である議員が活動するに当たっての基本的な事項を定めています。
山形市議会では、基本条例の施行後、より市民に身近でわかりやすく、公平公正で信頼される議会の実現を目指し、様々な議会改革に取り組んできました。こうした中、基本条例の施行から5年が経過したことから、その達成状況等について、基本条例第21条に基づき、議会運営委員会を中心に検証・評価を行い、さらなる議会改革に向けた今後の取組方針を示すこととしました。
経過
議会運営委員会では、基本条例施行前から実施している取り組みと、施行後、新たに実施した取り組みを整理した取組実績表等に基づき、検証項目ごとに関連性のある条文をまとめ、取組実績の評価や今後の取組方策等を確認する検証シートを作成し、協議、検討を行いました。
議会運営委員会における経過
- 平成29年11月30日
- 議長より基本条例の検証を提案
- 平成29年12月14日
- 基本条例の検証について実施の確認
- 平成30年3月15日
-
具体的な検証方法について協議
- 実施要領の策定
- 検証シートの策定
- 取組実績表
- 検証スケジュール
- 平成30年4月10日
- 具体的な検証方法について協議
- 平成30年4月23日
- 検証方法(次頁参照)及び検証項目について協議・決定
- 平成30年6月7日
- 検証シートの協議・決定
検証シートに基づき、会派ごとに検証を実施 - 平成30年6月28日
- 評価等の取りまとめ
- 平成30年7月12日
- 評価等の取りまとめ
- 平成30年8月9日
- 検討課題の抽出
- 平成30年8月29日
- 今後の取組方針について検討
- 平成30年9月28日
- 今後の取組方針について検討
- 平成30年11月6日
- 検証結果報告書の作成について協議
- 平成30年11月13日
- 検証結果報告書の作成について協議・決定
- 平成30年11月21日
- 議長へ検証結果報告書の提出
検証方法
議会運営委員会において、山形市議会基本条例の検証に関する実施要領を定め、検証を行いました。
検証結果(検証結果報告書)
検証結果の内容は、下記「山形市議会基本条例検証結果報告書」からご覧いただけます。
検証結果のみをご覧になりたい場合は、「山形市議会基本条例検証結果一覧」からご覧いただけます。
検証結果の公表
平成30年11月21日に、長谷川幸司議会運営委員長より渡邉元議長へ検証結果報告書を提出しました。
また、平成30年12月定例会の全員協議会において検証結果の報告を行うとともに、市議会ホームページや市議会報「みちしるべ」に掲載するなど、広く市民への周知を図ります。
今後も、山形市議会は基本条例の理念のもと、不断の努力により、これまで以上に市民に信頼され、開かれた議会となるよう取り組んでまいります。
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