ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟認定について

ページ番号1005843  更新日 令和5年1月5日

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2017年10月31日(パリ現地時間)、ユネスコ本部ホームページによる発表により、山形市は、申請していた『UNESCO CREATIVE CITIES NETWORK』(ユネスコ創造都市ネットワーク)へのFILM(映画)分野での加盟が認定されました。

1. ユネスコ創造都市ネットワークの概要

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、グローバル化の進展により固有文化の消失が危惧される中で、文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を、都市間の戦略的連携により最大限に発揮させる枠組みが必要であるとして、2004年から「ユネスコ創造都市ネットワーク事業」を開始し、7つの分野において世界でも特徴のある都市を認定しています。

分野(7分野)

映画、デザイン、クラフト、メディアアート、音楽、食文化、文学

現在の認定都市数

295都市(令和3年11月8日付認定)

日本の認定都市(10都市)

デザイン:神戸市(2008)、名古屋市(2008)、旭川市(2019)
クラフト:金沢市(2009)、丹波篠山市(2015)
メディアアート:札幌市(2013)
音楽:浜松市(2014)
食文化:鶴岡市(2014)、臼杵市(2021)
映画:山形市(2017)

世界の映画都市(21都市)

ブラッドフォード(イギリス)、シドニー(オーストラリア)、釜山(韓国)、ゴールウェイ(アイルランド)、ソフィア(ブルガリア)、ビトラ(マケドニア)、ローマ(イタリア)、サントス(ブラジル)、山形(日本)、ブリストル(イギリス)、ウッチ(ポーランド)、青島(中国)、テラッサ(スペイン)、ムンバイ(インド)、サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、バリャドリード(スペイン)、ポツダム(ドイツ)、ウェリントン(ニュージーランド)、カンヌ(フランス)、クルージュ・ナポカ(ルーマニア)、グディニア(ポーランド)

 

2. 山形市の認定に関して

世界でも高い評価を得ている「山形国際ドキュメンタリー映画祭」をはじめとした山形市の映像文化を育む環境が高く評価されたと考えています。
さらに、山形市はグローバリズムの波に埋没することなく、地域の多彩な文化資産を育くんでおり、それらを将来に向けて横断的に活用し、また国連が提唱する世界平和や格差解消社会に向けた方針にも一致しながら、持続可能な都市として発展することが期待されるとの評価を頂いたと考えています。

今後はネットワーク加盟都市などとの交流も交えながら、映画をはじめとする山形の多彩で豊富な文化や自然などの地域資産を横断的に結びつけ、総合的に活用していく視点で、従来事業の継続や拡充を図るとともに、新たな事業に取り組みながらまちの発展に役立て、さらに国連の掲げる平和かつ格差解消社会の実現を目指していきます。

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このページに関するお問い合わせ

文化スポーツ部文化創造都市課創造都市推進係
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-641-1212(代表)内線769・777
ファクス番号:023-624-9618
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