市長メッセージ

ページ番号1005467  更新日 令和6年6月27日

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写真:蔵王の樹氷
樹氷
写真:霞城公園の桜です。
霞城公園の桜

 皆さん、こんにちは。山形市長の佐藤孝弘です。
 山形市は、蔵王をはじめとする豊かな自然に恵まれ、四季折々の風流と美味しい食が楽しめるまちです。春の桜、夏の紅花やあじさい、ホタル、秋の紅葉、冬の樹氷・・・四季がはっきりしており、それぞれの楽しみがあります。

写真:紅花畑
市の花である紅花

 市の花である紅花は、江戸時代には口紅や染物の原料として大変貴重なものでありました。山形で生産された紅花は最上川を下って酒田港から海に出て、北前船で京都まで運ばれたのです。今も高瀬地区、出羽地区などで紅花が生産され、その情景はスタジオジブリ制作の映画「おもひでぽろぽろ」でも詳細に描かれています。平成31年2月には、山形の「最上紅花」が日本農業遺産に認定され、令和3年10月、世界農業遺産の登録に申請しています。

 盆地、扇状地という地形上の特性から寒暖差が大きく、良質の水にも恵まれた環境にあります。それらの自然条件によって美味しい農産品が産出され、豊かな食文化を形成しています。つや姫、雪若丸、はえぬきなどのブランド米、日本酒、さくらんぼ、ラ・フランス、桃、シャインマスカットやデラウェアなどの果物、セルリー、きゅうり、トマトなどの野菜、豊富な山菜、ブランド牛として評価が高い山形牛など絶品の食材と、芋煮やだしをはじめとする特徴ある郷土料理が楽しめます。醤油・味噌・酢などの発酵食品も地場の老舗が丁寧につくり続けています。それらの素材を活かした和洋中の美味しい飲食店も数多く、バラエティに富んだ食が楽しめます。フランスのレストランガイド「ゴエ・エ・ミヨ」2024年版では、山形市内のお店が4店舗掲載されました。また、市内には数多くのそば店、ラーメン店が立地し、それぞれが個性を競いあう麺王国でもあり、「山形のそば、ラーメンにハズレ無し」と言っていただけます。総務省家計調査(2013年~2020年、2022年~)において「中華そば消費額日本一のまち」であり、令和5年2月に「ラーメンの聖地、山形市」を宣言し、ラーメン業界をはじめ関係する皆様とともに、ラーメンを観光資源とした取組を進めています。また、そば消費額日本一プロジェクトとして、そばの魅力発信にも取り組み、大都市圏でのプロモーションなども行っていきます。

写真:冷たいラーメン
山形市発祥の冷たいラーメン
シャインマスカットの写真
シャインマスカット
ラ・フランスの写真
ラ・フランス
蔵王温泉の大露天風呂です。
蔵王温泉の大露天風呂

 

 

 

 

 

 開湯1900年といわれ、全国的に知名度の高い観光地である蔵王温泉をはじめ、黒沢温泉、市内各地にある立ち寄り温泉施設など、多様な泉質のたくさんの温泉があり、観光客だけでなく市民の皆さんが気軽に楽しめる環境が揃っています。蔵王はスキー場としてはもちろん、近年は夏のトレッキングや自転車ヒルクライムのスポットとしても大変な人気を博しています。

 古くは山岳信仰が栄え、最上義光公57万石の城下町、紅花商人の町、そして明治以降の県都として発展してきた歴史を有するまちでもあります。中心市街地には、山形五堰や文翔館、旧済生館(現 山形市郷土館)などの歴史的遺産も色濃く残っており、市内各地に点在するお蔵などもカフェやレストラン、ギャラリーとして活用、再生されています。山形城跡では、スマートフォンのアプリを使って山形城の本丸御殿や櫓などをバーチャルで復原できるしかけもあり、当時の雰囲気を味わうことができます。また、松尾芭蕉が訪ね、「おくの細道」の中で最も有名な句「閑かさや 岩にしみ入 蝉の声」を詠んだ山寺立石寺には、外国からも多くの方が訪れています。

山寺の垂水遺跡です。
山寺の垂水遺跡
山寺立石寺の五大堂です。
山寺立石寺 五大堂
山形城のVR画像です。
山形城AR/VR
伝統工芸品の画像
伝統工芸

 

 

 

 

 

 山形市はものづくりの町でもあります。900年の歴史を誇る山形鋳物をはじめ、仏壇、打刃物、焼物、指物家具、木工、漆器、和傘など、職人の技が今も息づいています。その伝統は山形市の製造業に引き継がれ、日本のものづくり産業へ大きく貢献しています。

 季節ごとにたくさんの行事も開催されます。1月には伝統の「初市」と霞城公園の冬の花火、FIS女子スキージャンプワールドカップ大会、4月には霞城観桜会、5月には薬師祭植木市、6月には鈍翁茶会、7月には紅花まつり、あじさい祭り、8月にはサマースキージャンプ大会、山形花笠まつり、山形大花火大会、9月にはやまがた秋の芸術祭、山形ビエンナーレ(隔年)、日本一の芋煮会フェスティバル、10月には山形まるごとマラソン、山形ドキュメンタリー映画祭(隔年)、12月下旬から3月初めには蔵王樹氷まつり(3月初めまで)と盛りだくさんです。

 

芋煮の写真
山形の芋煮
日本一の芋煮会フェスティバルです
日本一の芋煮会フェスティバル
サマースキージャンプ大会の画像
サマースキージャンプ大会

 平成31年4月には、山形・福島・仙台の県都3市が東北中央道・東北道・山形道で環状に接続され、令和4年10月には、東北中央道の新庄‐米沢間が全線開通し、関東圏から新庄までの高速道路がつながっています。令和5年12月には、東北中央道「山形上山IC」のすぐ近くに、山形市初となる道の駅「やまがた蔵王」がオープンしました。山形牛からスイーツまで、山形市自慢の食を提供するほか、手ぶらで芋煮会やバーベキューができる芋煮広場や車中泊スペースもあります。ぜひ山形市にお越しいただき、道の駅も起点としながら、それぞれの季節をまるごと楽しんでいただければ幸いです。
 このような一方で、山形市は、居住する町としても大変魅力的です。人口あたりの病院・診療所数は東北の都市のなかでトップクラス。市立病院済生館、県立中央病院、山形大学医学部附属病院をはじめ基幹病院と診療所が連携しながら医療にあたっています。令和3年2月には、山形大学医学部において東北・北海道で初となる重粒子線がん治療が開始されるなど、最先端の医療が提供されるまちでもあります。

シェルターインクルーシブプレイス コパルの様子
シェルターインクルーシブプレイス コパル

 子育て環境については、待機児童も近年は毎年4月時点でゼロを達成、子供医療費は中学校3年まで無料、令和6年度からは、高校生までの医療費を完全無償化しています。産後ケア事業では心身のケアや育児サポート等を行い、妊娠から子育て期まで切れ目ない支援を行うとともに、病児・病後児保育の施設も充実しています。子育て支援施設としても、中心市街地の子育て支援施設「子育てランドあ~べ」、北部の屋内型児童遊戯施設「べにっこ広場」に加え、令和4年4月には、南部に新たな屋内型児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」をオープンし、更なる子育て支援の充実を図っています。

電子黒板の利用風景画像
電子黒板

 教育環境については、教育の情報化を推進するため、一部導入していた電子黒板を、令和6年度から小中学校全ての普通教室に導入するほか、東北の政令・中核市では初めてとなる音楽室・技術室・図工室への導入も行い、ICT機器による教育が標準となる環境を整備していきます。また、AIドリルなど最先端の教材を全小中学校に導入し、児童生徒一人一人に合った、個別最適な学びを実践しています。

 また、文化活動も大変盛んです。隔年で開催している山形ドキュメンタリー映画祭は国際的に高い評価を得て、映画関係の皆様の共通のインフラとなっています。市民の皆様も昔から映画に親しみ、近年は映画のロケもしばしば行われます。こうした映像文化を育む環境や地域の多彩な文化資産のほか、それを活用した取組が評価され、平成29年にユネスコ創造都市ネットワークの映画部門への加盟認定を受けました。令和4年12月には、同ネットワークにおけるモニタリングレポートで、最高評価も受けています。また、東北随一の芸術大学である東北芸術工科大学と学生、卒業生の皆さんが山形市のまちづくりにも積極的に参画しているほか、東北に二つしかない本格的オーケストラの一つである山形交響楽団は、老舗の音楽雑誌「音楽の友」平成31年3月号における世界のオーケストラランキングにおいて、日本で6位、世界で45位と位置付けられ、その実力と独自の企画力で高い評価を得ています。

やまがたクリエイティブシティセンターQ1の外観
やまがたクリエイティブシティセンターQ1

 さらに、地域に蓄積されてきたクリエイティブのチカラを産業・観光・教育の振興に活かし、未来につなげていくため、旧第一小学校校舎を文化創造都市の戦略的拠点施設として再整備した「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」を令和4年9月にオープンするとともに、文化・芸術活動に触れていただく機会をさらに増やしていくため、「やまがた秋の芸術祭」に続けて、新たに「やまがた冬の芸術祭」を開催するなど、様々な取組を進めています。

粋七エリア整備事業のイメージ図
粋七エリア整備事業イメージ図

 中心市街地については、約400年前に作られ、令和5年11月に世界かんがい施設遺産にも登録された御殿堰を活かし、歩くほど幸せになるまちづくりを進めています。平成22年にオープンした「水の町屋 七日町御殿堰」に続き、令和3年にはその向い側に「七日町ルルタス」が完成しました。そして現在、「粋七(いきなな)エリア整備事業」を進めています。これは、暗渠となっている御殿堰のふたを開け、堰沿いにゆったりと歩ける小径(こみち)や広場を作り、その両脇はお店が立ち並ぶ空間に変えていこうとする取組です。令和6年3月には、中心市街地の十一屋とオワゾブルー山形の間の整備が完了しました。「粋な町七日町」をコンセプトに、今後もさらに上流部において堰沿いの整備を進め、エリアとしての魅力と回遊性を高め、まち歩きを楽しめる場所に変えていきます。また今後、旧大沼と市立病院済生館の周辺エリアが将来的に中心市街地をけん引する地域となるよう、一体的な開発を進めていきます。

御殿堰の画像
十一屋とオワゾブルー山形の間
旧大沼・市立病院済生館再開発イメージ図
旧大沼・市立病院済生館の周辺エリア再開発イメージ図
ベニちゃんバスのイメージ図
ベニちゃんバス

 また、まち歩きを楽しんでいただくには、公共交通の充実も欠かせません。山形駅の東西エリアを走る循環バス「西くるりん・東くるりん」に加え、新たに「南くるりん・北くるりん」の運行に向けた検討も進めています。鉄道や路線バス等がないエリアにはタクシー等を利用した、地域コミュニティ交通のモデル事業を始めています。新たに相乗りマッチングシステムを導入するなど試行錯誤を重ねながら、成功事例は他の地域にも導入していきます。さらに、シェアカーや徒歩を補完する乗り物として、コミュニティサイクルの導入など、自家用車に頼らなくても誰もが快適に移動できる環境の実現を目指しさまざまな施策に取り組んでいます。

 山形市は、平成31年4月に中核市に移行し、市が直接担う事務事業が増加しました。その一環である市単独の保健所の設置は、専門性の高い正確な情報確保や迅速な対応によって、新型コロナウイルス感染症対策にも大きく貢献しました。また、中核市移行後、村山地方の6市7町と連携中枢都市圏の協約を締結し、人口減少・少子高齢社会でも活力ある社会経済を維持するための拠点形成を図っています。8市町の連携で山形広域炊飯施設を建設し、運営を開始したほか、圏域外からの移住・定着施策や、村山地方全体の7市7町で連携した観光地域づくり法人「さくらんぼ山形」による広域観光の推進など、エリア全体の活性化を目指す事業が進んでいます。


 市政運営にあたっては、市民目線であること、常にチャレンジを続けることが、私のモットーです。先頭に立って、山形市が将来にわたり、元気で心豊かに暮らすことができる「持続可能なまちづくり」を推進してまいりますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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