ご存じですか?COPD(慢性閉塞性肺疾患)のこと
1 COPDって、どんな病気
COPD(慢性閉塞性肺疾患)はこれまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれてきた病気の総称です。タバコの煙を主とする有害物質を長期間吸入することで生じる肺の炎症性疾患であり、長期間の喫煙に起因する生活習慣病です。
○詳しくは、健康寿命をのばそうSMART LIFE PROJECT「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」(外部リンク)を参照ください。
このような症状はありませんか
・歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難
・慢性のせきやたん
・喘鳴や発作性呼吸困難などぜんそくの様な症状を合併する場合もあります。
2 重症化を防ぐためには、早期発見が重要
長期の喫煙歴(特に40歳以上)があり、思い当たる症状がある方は、下記のCOPD集団スクリーニング質問票(COPD-PS)を使って調べることができます。
COPD集団スクリーニング質問票(COPD-PS)
広く一般の人を対象として、COPDの可能性があるかどうかを簡単に調べることができる質問票です。合計点が4点以上の方は、かかりつけ医に相談し、必要に応じて呼吸器科の専門医を紹介してもらいましょう。確定診断にはスパイロメトリーといわれる呼吸機能検査を実施します。
○詳しくは、「COPD集団スクリーニング質問票(COPD-PS)」に関連するサイトを参照ください。
※一般社団法人GOLD日本委員会は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)に関する正しい知識の普及をするために2012年10月に設立された団体です。
※COPD簡易チェックができるサイトです。
3 禁煙することがCOPDの重症化を予防します
COPDの主な原因はたばこであることから「肺の生活習慣病」とも言われています。患者の多くが喫煙者であり、禁煙することがCOPDの重症化を予防します。
非喫煙者でも受動喫煙がCOPDの危険因子となります。望まない受動喫煙をなくすため、周囲の方への御配慮をお願いします。
4 禁煙したい方へ
禁煙外来を受診することで、医師のアドバイスと禁煙補助薬を使うことで、ニコチン依存の禁断症状をやわらげ、楽に禁煙することができるようになります。
禁煙治療は12週間が基本ですが、その間に医師の診察を5回受けます。健康保険が適用されるので、健康保険の自己負担が3割の場合、5回の診療の費用は2万円程度で、治療期間中たばこを1日1箱ずつ吸い続ける金額より安く済みます。
をご覧いただき、医療機関で医師の指導のもと禁煙治療を受けてみませんか。
※受診する際には、事前に医療機関にお問い合わせください。
○詳しくは、健康寿命をのばそうSMART LIFE PROJECT「たばこ」(外部リンク)を参照ください。
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