一般質問(令和8年3月定例会)
令和8年3月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報236号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)
【長澤 愛 議員】公共施設を地域で柔軟に有効活用
こどもホスピスの設立に向けて、国のモデル事業を活用し、県や関係機関と連携した実態把握やニーズ調査の実施などを行ってはどうか。
(回答)国の動向を注視するとともに、県や関係機関と連携しながら、実態把握やニーズ調査の実施を検討していく。
少子化に伴う利用者数の減少で小規模な放課後児童クラブは運営が厳しくなっている。放課後児童クラブのあり方の方針決定前に、暫定的に運営補助を行ってはどうか。
(回答)今後、小規模なクラブが増えることも予想されるため、個々のクラブの実情なども聞きながら、暫定的な支援の必要性も含めて検討していく。
大曽根さわやか荘を多世代が多目的に利用できるようにすることで、地域交流拠点として活用するとともに、地域と一緒に今後の在り方を検討してはどうか。
(回答)施設認知度の向上や市民ニーズの把握に向けた手法などを運営団体と検討するとともに、他市の事例を参考に調査研究していく。
複式学級への補助教員の加配を県へ要望するとともに、市が独自に取り組んでいるアシスタント・ティーチャーの配置を強化してはどうか。
(回答)教職員の定数改善や加配教員のさらなる増員を国や県に強く要望するとともに、アシスタント・ティーチャーをできるだけ配置できるように努めていく。
奈良県天理市を参考に、公認心理士などの専門職が窓口となり、教育・福祉・こども家庭部門などが部署横断的に情報共有や協働を行う支援体制を構築してはどうか。
(回答)部署を横断してチームで対応することは重要と捉えており、他自治体の事例を参考に、より機能する相談・支援体制を研究していく。
令和7年3月に山形市管理不全空家等・特定空家等に関する判断基準を策定しているが、本市の管理不全空家対策の状況はどうか。
(回答)現在、市民から相談のあった約800戸の空き家の危険度判定を実施している。調査結果を踏まえて、周囲に危険を及ぼす可能性の高い空き家を優先し、順次、管理不全空家等への認定や指導を行うことで、早期解決に努めていく。
町内会と連携した空き家対策モデル事業の成果と課題はどうか。
(回答)令和6、7年度で48件の情報提供があり、そのうち32件は市が把握していなかった空き家であった。状態がよく市場で流通可能なものもあり、これらを把握できたことを大きな成果と捉えている。一方、町内会から、所有者の管理状況などの調査の負担が大きいとの声も寄せられたため、7年度内に指定する空家等管理活用支援法人に調査を担ってもらうなど、市と町内会、支援法人が一体となり、早期発見や利活用に努めていく。
【渡辺 元 議員】シビックプライドの形成、醸成を!
人口減少社会が到来し、都市間競争が発生している。その土地に生まれ育った人が持つ郷土愛だけでなく、より多くの人々に本市のファンになってもらう必要があることから、シビックプライドの形成や醸成に向けて取り組んではどうか。
(回答)「健康医療先進都市」、「文化創造都市」をまちづくりの2大ビジョンに掲げ、都市ブランドの確立に向けて取り組んできたが、シビックプライドはまちづくりを進めるための大きな推進力になると認識している。また、生活の豊かさの実感や外部からの評価が相まって、形成、醸成されていくと考えており、山形市発展計画2030を着実に進め、成果を積み重ねることで、シビックプライドの形成と醸成につなげていく。
シビックプライドの形成と醸成に向けて、SNSで発信したくなるキャッチフレーズやロゴ、撮影スポットなどを東北芸術工科大学などと連携して作成し、シティプロモーションを展開してはどうか。
(回答)2大ビジョンを掲げてさまざまな施策に取り組むことで、市民自身が本市の強みや良さを認識するとともに、外部から見ても都市ブランドとして形成されていくことを狙って取り組んできた。切り口や視点は、相当戦略的に考えないと、単に抽象的なキャッチフレーズで終わることにもなりかねないため、多くの人の意見を聞きながら進めていかなければならないと考えている。
全国初のシビックプライド条例を制定した相模原市などを参考に、施政方針などにシビックプライドの形成と醸成を盛り込むことや、条例の制定を検討してはどうか。
(回答)今後、シティプロモーションの考え方を検討する中で、条例制定の検討にも取り組んでいく。
小・中学生が主体的にまちづくりを企画・実行する地域学習を教育課程の中で実施し、当事者意識を育てることで、シビックプライドの形成と醸成につなげてはどうか。
(回答)地域の伝統や歴史を学び、特色ある地域活動に参画するなどの多様な学習を実践している。「自分たちのまちは自分たちでより良くしていく」という意識を高めるため、地域と学校が連携した学習活動の充実に努め、シビックプライドの醸成を図っていく。
令和7年3月の一般質問で、民間の創意工夫を最大限引き出す契約方式であるPFSを医療や健康、介護などの業務へ導入することを提案したが、検討状況はどうか。
(回答)成婚促進事業で導入実績のある寒河江市と意見交換などを行っており、先行自治体の活用事例を参考にしながら、効果的な導入に向けて検討していく。
【髙橋 昭弘 議員】さまざまな課題解決を図り「文化創造都市」の実現へ
姉妹都市交流を視覚的に表現するため、友好姉妹都市の市章を模したタイル絵やタペストリーなどを市民が多く通る場所へ設置してはどうか。
(回答)より効果的なPRができるように、市役所1階などの展示内容の見直しや再編を検討するとともに、SNSなどでの情報発信の拡大にも取り組んでいく。
薬師祭植木市への植木関係業者の出店が減少しているため、植木業者の出店へ補助を行ってはどうか。
(回答)実行委員会では、令和8年度の植木業者の出店負担金を軽減する予定だと聞いている。本市も連携し、植木業者の出店数増加と植木市本来の魅力向上につなげていきたい。
部活動の地域展開の推進に向けて、受け皿団体や指導者、活動場所の確保の見込みはどうか。
(回答)受け皿団体と指導者を一定数確保できる見込みであり、市で収集した指導者情報と必要とする地域クラブとのマッチングなどを行い、指導者の確保を支援していく。また、学校施設を中心として活動できることが望ましいため、中学校の屋内運動場や屋外運動場を優先的に使用できるように活動場所を準備していく。
山形版ESDを導入し、ESDの観点から教育の評価と価値付けを行うとともに、市役所全体でESDの推進に取り組んではどうか。
(回答)総合的な学習の時間に、環境教育や国際理解教育など、SDGsの目標達成に関連した学習活動を展開しており、教育委員会と市長部局との連携も含めて、他市の先進事例を調査研究していく。
消防団員に支給する防寒衣の改善や、冬季・夏季用のブーツの支給を行うなど、支給品の充実を図ってはどうか。
(回答)防寒衣は改善の余地があるが、ブーツは安全確保を考慮した仕様であり、冬季用や夏季用に特化した製品はない。多様な環境の中でも安全・快適に活動できるように見直しを行い、優先順位を整理しながら、計画的に装備の充実に努めていく。
不法投棄等のない山形市を目指す条例に基づきパトロールを強化するとともに、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく罰金などの厳しい罰則があることを、強く啓発してはどうか。
(回答)罰則の周知を徹底し、パトロールの充実などで不法投棄の未然防止に努めていく。
ごみの分別後の処理方法を情報発信し、分別の重要性と合理性を周知してはどうか。
(回答)市民の理解と協力をより一層得られるように、市公式ホームページなどを活用し、分別後の処理方法やリサイクルの流れの情報発信の充実に努めていく。
【佐藤 亜希子 議員】小学校給食だけでなく中学校まで無償に
放課後児童クラブ運営のあり方検討事業での具体的な検討内容はどうか。
(回答)育成支援の質の向上やサービス水準の統一化、リスク管理や労務管理を適正に行える法人を主体とする運営への移行などの検討を行っている。単なる預かりの場ではなく生活の場であり、質の高い育成支援と、子どもと保護者が安心して利用できる環境の実現に向けて、検討を進めていく。
放課後児童クラブ運営のあり方検討は、有識者だけではなく、クラブ関係者を交えた「検討会」などの場を設けて進めていくべきではないか。
(回答)当事者の声は大変重要だと認識しており、有識者とクラブ関係者を含めた検討組織の立ち上げも検討していく。
保護者の経済的負担軽減と安全な子どもの居場所の確保のため、民間施設を利用する放課後児童クラブの家賃を全額補助してはどうか。
(回答)補助制度の創設を国や県へ継続して要望していくとともに、放課後児童クラブ運営のあり方検討事業の中で総合的に検討していく。
小学校給食費の無償化に伴い、本市でも中学校給食費を無償化してはどうか。また、地産地消や有機野菜の拡大など、給食内容の充実にも取り組んではどうか。
(回答)中学校給食への保護者負担軽減の早期実施と地域偏在の解消を、国へ引き続き要望していく。また、国の基準額の中で、地産地消の推進や有機野菜の導入を検討していく。
経済格差が命の格差とならないように、子どものインフルエンザワクチンの接種へ助成を行ってはどうか。
(回答)小児のインフルエンザワクチンは感染を完全に阻止する効果はなく、社会全体の流行を阻止することが十分でないため任意接種となっており、現在は助成対象としていないが、さまざまな観点から小児の予防接種を検討していく。
公民館とコミュニティセンターは住民自治活動の拠点であり、市民の学習権の保障の場でもあることから、利用しやすい施設であるべきではないか。
(回答)公民館は市民の自主的な文化活動や学習活動を支える基盤、コミュニティセンターは地域住民の自主的な地域づくり活動や交流を深める地域活動の拠点施設であり、生涯学習環境のさらなる充実に努めていく。
駐車場が不足している公民館があるため、駐車場の確保と拡充を行ってはどうか。
(回答)公共交通の利用の呼び掛けや近隣施設の駐車場の借用のほか、南部公民館で行っている日曜・祝日に周辺市道上への駐車を可能とするなどの混雑緩和の取り組みを継続するとともに、利用状況を注視して必要な対応を見極めていく。
【田中 英子 議員】人の集まる山形市へ!
プラネタリウムは少年自然の家ではなく中心市街地へ整備してはどうか。整備が難しい場合には、移動式プラネタリウムの導入や河北町のサハトべに花のプラネタリウムとの連携を検討してはどうか。
(回答)プラネタリウムの利活用方針は、現時点ではまだ決定していないため、(仮称)山形市自然の家基本計画を踏まえて、総合的に検討していく。
旧大沼跡地エリアの再開発で整備する広場に大型ビジョンを設置し、さまざまなイベントが開催できるようにしてはどうか。また、気軽に利用できる季節限定のスケートリンクを設置してはどうか。
(回答)先進事例などを参考に、今後、基本計画の策定などの際に検討していく。また、季節限定のスケートリンクは、コンテンツの一つとして検討していく。
霞城公園内の二ノ丸東大手門櫓やぐらや土塁へ登る階段にスロープを設置するとともに、多言語での音声案内など、ユニバーサルデザインを取り入れた整備を行ってはどうか。
(回答)ユニバーサルデザインでの施設の充実が必要だと認識しているが、遺構の保存と城跡にふさわしい景観の保全が重要となっており、令和8年度からの霞城公園整備計画の改定の中で、文化庁と有識者の意見を聞きながら、さまざまな方法を検討していく。
主要地方道山形上山線の西側の農地を活用して、さまざまな農業体験ができ、大規模な駐車場などを備えた日本一の観光農園を整備してはどうか。
(回答)既存の果樹園を最大限に活用するとともに、第7次山形市農業振興基本計画の策定の中で、関係者の意見を聞きながら、交流人口の増加につながる施策を検討していく。
男性への子宮頸がん予防ワクチン接種もHPVの感染予防効果が期待されており、国に先駆けて、男性への接種費用の助成を行ってはどうか。
(回答)有効性などは確認されているが、費用対効果に課題があり、国では定期接種化を引き続き審議しているため、国の動向を注視するとともに、他自治体の取り組みなどを調査研究していく。
安定した除排雪体制の維持のため、少雪時の事業者への支援を行ってはどうか。
(回答)除雪機械の点検整備費などの固定的経費を準備費として支払うとともに、一斉除雪約2・5回分の相当額を初期除雪費として前払いしており、実質的に最低保障費の役割を果たしている。また、債務負担行為を活用し、道路工事を前倒しで発注することで事業量の確保などに努めており、今後も、事業者の実態把握に努めながら、少雪時でも安定して除排雪業務を継続できる仕組みを調査研究していく。
【安久津 優 議員】山形市内での滞在満足度向上を!
人口減少社会でも持続可能な地域づくりを進めていくため、ふるさと住民登録制度を導入してはどうか。
(回答)国の動向を注視するとともに、先進事例の情報収集に努めながら、導入を検討していく。
空き家の敷地が接する狭い道路や、隣接する空き地などを含めて、エリア全体を一体的に整備する手法を取り入れてはどうか。
(回答)敷地の整序化が図られ、空き家や空地問題の解消に有効であるため、他自治体や民間事業者の事例などを収集しながら、調査研究していく。
交通事業者にオンラインでの予約対応やキャッシュレス化の推進を積極的に働きかけるとともに、推進に向けた支援を行うべきではないか。
(回答)インバウンドを含めた利用者の利便性向上に欠かせないため、引き続き、交通事業者と連携しながら、環境整備と普及に取り組んでいく。
蔵王温泉行きの路線バスは予約ができず、待ち時間が課題となっているが、どのように改善していくのか。
(回答)交通事業者と話し合いながら検討するとともに、日本一の観光案内所が整備された際には、改善・解決ができるように努めていく。
食文化体験や伝統芸能鑑賞などの予約機能をMaaSアプリに導入してはどうか。
(回答)令和7年度には、日本一の芋煮会フェスティバルの協賛チケットなどの取り扱いを開始している。今後も、交通事業者や地域の観光関係者と調整して、MaaSアプリの内容充実と利便性向上に取り組んでいく。
中心市街地の文化拠点として、山形市美術館を旧大沼跡地に設置してはどうか。
(回答)将来的な芸術作品展示の利用見込みや、民間施設である山形美術館とのバランスなどを勘案し調査研究していく。
本市の学校教育では、生成AIの活用の統一的なガイドラインや運用ルールは整備されているのか。また、生成AIを学校教育でどの程度まで活用していく方針なのか。
(回答)生成AIの利用の統一的な方針は、現在改訂を進めている山形市学校情報セキュリティポリシーガイドラインの中で定める予定である。また、他自治体の状況などを見据えながら、具体的な利活用のガイドラインを慎重に研究していく。
本市にゆかりのある著名人を「ラーメン大使」に任命して、新たなファン層の開拓や継続的な関係人口の創出を図ってはどうか。
(回答)山形ブランドの発信に有効な施策であるため、7年度当初予算で関係予算を計上しており、現在、任命に向けた人選を進めている。
【斉藤 栄治 議員】物価高対策の商品券は「紙の商品券」であるべき!
ベニpayが物価高対策として実施されるが、スマートフォンを持っていない高齢者のみの世帯などは支援の対象外となってしまうため、おこめ券などの紙の商品券での支援を検討すべきではないか。
(回答)ベニpayのほか、全世帯が対象の水道料金減額など、さまざまな手法を組み合わせた支援を行っており、キャッシュレス決済に不慣れな人への対応に留意するとともに、支援の効果を検証し、実効性のある支援策を研究していく。
他自治体では、物価高などの影響で病院建設工事の入札が不調となる事例が見られるが、済生館の建て替えのスケジュールへの影響はどうか。
(回答)基本設計業務を、コスト縮減方策を検討する前編と、本格的な基本設計を行う後編に分割しており、当初の想定からは遅れるが、後戻りなく進展するように調整していく。
在宅医療の需要の増加が見込まれるため、拡充に向けた取り組みや啓発が重要となるが、福祉推進部と健康医療部が連携し、共同で取り組む仕組みを構築してはどうか。
(回答)定期的な情報共有の場を設けるなど、課題や取り組み状況を共有しながら、医療と福祉が連携した効果的な事業推進体制の構築に努めていく。
見崎浄水場の廃止後は、本市の大部分が県の西川浄水場の配水エリアとなるが、松原浄水場の配水エリアの拡大など、リスクに備えた自主水源の確保に取り組んではどうか。
(回答)西川浄水場が給水制限となった場合でも24時間配水が可能な配水池を建設するほか、非常時には蔵王ダムからの取水量を増量し、対応する予定である。他市町との連携も図りながら、災害時の運用の検討を続けていく。
鈴川第2号幹線は、野呂川の河川改修事業完了と同時に接続となるように県と協議を行いながら工事が進められているが、進展状況はどうか。
(回答)令和7年度末の河川改修事業の進捗率は約89%であり、今後も早期完成を県に強く働きかけていく。
都市計画道路四日町山家町線の馬見ケ崎橋から国道13号までの未整備区間は、市中心部と鈴川地区を結ぶ重要路線として早期着工が望まれるが、進展状況はどうか。
(回答)事業認可の申請手続きを進めており、8年度は道路詳細設計を実施し、その後、用地補償調査や用地取得など、段階的に事業を進めていく。
印役町地内は細い道路が入り組み、緊急車両到着の遅れなどが懸念されるが、利便性と安全性の高い生活道路をどのように確保していくのか。
(回答)都市計画マスタープラン地域別構想に基づく整備の調査検討を進めるとともに、市道印役西1号線では、電柱移設に伴う有効幅員の確保などを進めていく。
より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
議会事務局
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-642-8404
ファクス番号:023-641-9160
giji@city.yamagata-yamagata.lg.jp










