一般質問(令和3年6月定例会)

ページ番号1007354  更新日 令和3年10月29日

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令和3年6月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報217号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
阿曽 隆 議員(日本共産党山形市議団) ヤングケアラー、高齢者の聞こえの支援、農業振興、市の障がい者雇用
鈴木 進 議員(新翔会) 山形広域炊飯施設建設事業、安全・安心なまちづくり、新スタジアム建設
松井 愛 議員(市民連合山形市議団) 視覚障がい者への支援、聴覚障がい者への支援、多様な性ジェンダーフリー、学校内の居場所づくり、生理の貧困 ほか
井上 和行 議員(新翔会) コロナ禍における救急搬送、保健所が所管する新型コロナウイルス感染者の移送業務、除雪、新規就農者のサポート ほか
小田 賢嗣 議員(令政会) 小中学校等の各種大会のインターネット観戦への支援、地域交通対策としての移動スーパーによる買い物支援 ほか
佐藤 清徳 議員(新翔会) スマートシティ、中心市街地活性化、観光振興、産業振興
斎藤 淳一 議員(緑政会) 山形市地域公共交通計画、山形城本丸御殿の立体画像等、山形駅東口エリアの対応、蔵王温泉スキー場 ほか
石澤 秀夫 議員(緑政会) 安全・安心な防災都市山形を目指して、環境に優しい街づくり、健康寿命延伸都市を目指して ほか

【阿曽 隆 議員】高齢者の難聴に補聴器購入助成を

加齢性難聴者を対象とした補聴器購入助成制度を創設し、「きこえの相談」を開くなど補聴器の普及啓発に取り組んではどうか。

(回答)他自治体の取り組みを参考に、調査研究していく。また、補聴器の普及啓発への取り組みも検討していく。

住民健診の項目に聴力検査を追加し、高齢になっても元気に活躍できる基盤づくりの一助としてはどうか。

(回答)加齢性難聴の早期発見に向けた正しい知識の普及啓発を行い、他市の取り組みなどを参考に、調査研究していく。

ヤングケアラーの支援と課題解決に向け、ワンストップ相談窓口やプロジェクトチームを配置してはどうか。

(回答)幅広い相談を受け付ける福祉まるごと相談を実施しており、包括的な支援体制の中で必要な支援を検討していく。

第6次農業振興基本計画の見直しでは、小規模経営体支援や環境にやさしい農業に向け、どのように取り組んでいくのか。

(回答)小規模農家への農業用機械導入支援などを行い、中山間地域農業にも独自の補助を新たに実施するなど、持続可能な農業の在り方を検討していく。

斑点米混入を防ぐための色彩選別機購入に補助制度を創設し、ネオニコチノイド系農薬に頼らない安心安全な市産米生産を推進してはどうか。

(回答)農薬は国の基準を遵守して散布している。色彩選別機購入への補助は行っていないが、代わりにカントリーエレベーターを利用してほしい。

自然災害や凍霜害にあった果樹農家の状況をどう受け止めているか。また、収入激減の農家へ市独自に営農持続化給付金を支給してはどうか。

(回答)降霜による被害は深刻であると認識している。県やJAと協調し支援を検討していく。
また、市独自の支援も検討し、申請手続きの簡略化に努めていく。

収入保険は掛け捨てのため負担感が大きく、青色申告者のみが対象など、農家全体を対象とした仕組みになっていない。加入を進めるための支援策を検討していくことが必要と考えるがどうか。

(回答)農家にとって使い勝手がいい仕組みではないと認識している。どの部分が加入のネックとなっているのか調査するとともに、支援ができるか検討していく。

障がい者の市職員への雇用状況はどうか。また、地方公共団体の法定雇用率である2・6%より高い目標を定めるべきと考えるがどうか。

(回答)障がいの区分を撤廃し受験者を募っており、令和2年度は法定雇用率を達成した。当面は年度ごとの法定雇用率の達成を目標とし、さらに上回れるよう努めていく。

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【鈴木 進 議員】第九地区に新たな公的施設の設置を

第九地区では、新たな公的施設設置が最重要課題となっており、設置を切望しているが、今後の考えはどうか。

(回答)第九地区への公的施設設置は、生涯学習の場に限らず地域コミュニティ機能や防災機能など、どのような機能を備えた施設が必要か、勉強会などを開催していきたい。

北山形駅へのエレベーター設置は、JR東日本と連携し早期完成を目指しているが、事業の進展状況はどうか。

(回答)令和3年度はエレベーター工事に向け、支障となる施設の改修や東口駅舎内への多機能トイレ整備などを行い、エレベーター工事は4年度に実施の予定である。

個別避難計画の推進は、災害時での要支援者の安全安心だけでなく、地域の絆を再確認し、地域全体の安全安心の確保にもつながり有益だと考えるがどうか。

(回答)近隣住民が要支援者の避難行動を支援することは、「共助」の考えによるもので、地域防災力の向上や地域の安全安心の確保のためにも、大事なことだと考えている。今後、国から提供される情報をはじめ、本市内の優良事例なども参考にし、個別計画作成の促進に努めていく。

高齢者の安全を守るため、行方不明を防ぐ用品を家族が使用する際の支援を検討し、活用を推進してはどうか。

(回答)本人情報がわかる二次元コードシールやキーホルダーの利用を検討することを山形市高齢者保健福祉計画に盛り込んだ。高齢者やその家族のニーズ把握を行い、二次元コードシールなどの利用を検討していく。

市民の心理的なサポートや市役所での手続きの負担軽減を図るため、ご遺族サポート窓口を設置し、原則ワンストップで対応してはどうか。

(回答)現在、国が進めている行政のデジタル化と連動しながら、コンシェルジュのような機能も含めた窓口サービス設置に向けて、調査研究を行っていく。

今後の本市LINE公式アカウントの利活用はどのように行っていくのか。

(回答)リニューアル後は通報機能を活用したアンケートを実施できるようになったため、こうした機能も活用し、市民が求める情報を的確に捉え、効果的な情報発信につなげていく。

モンテディオ山形の新スタジアム誘致に向けて、今後どのように取り組むのか。

(回答)モンテファーストの考え方を基本に、株式会社モンテディオ山形をはじめとした関係機関と話し合いを進めていきたい。サッカーをはじめとするスポーツ文化の発展、魅力あるまちづくりの推進、市民の郷土への愛着促進などにつながるよう取り組んでいく。

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【松井 愛 議員】誰も孤立させない包摂的なまちづくりを

視覚障がい者の移動支援のため、市有施設でのナビレンスの活用を図ってはどうか。

(回答)市有施設では職員が移動を支援しているが、すでに導入している団体の取り組み状況などを調査研究していく。

中途視覚障がい者が専門的知識による歩行訓練を受けることができるように、県外から人材を招聘し、歩行訓練士育成に取り組んではどうか。

(回答)白杖を使用して歩行するための指導は、県内では歩行訓練士以外の方が行っているため、視覚障がい者の方に対してニーズ調査を行っていく。

ビデオ通話を利用した遠隔手話通訳サービスを令和3年度に導入することになっているが、その状況はどうか。

(回答)予定していたビデオ通話サービスで個人情報管理に関する問題が生じたため、現在検討中であるが、早期提供に向けて準備を進めていく。

制服のジェンダーフリー化が進んでおり、本市でもスラックスを選べる中学校が増えているが、知らない生徒や保護者が多い。周知はどのように行っているのか。

(回答)中学校13校で選択可能となっており、残り2校も4年度の実施に向けて検討している。
新入生オリエンテーションなどで周知しているが、より丁寧な周知を行う。

本市でもパートナーシップ制度をぜひ導入してほしいがどうか。また、戸籍上の性別やSOGIEを問わず届け出ができ、さまざまな支援が受けられるようにしてはどうか。

(回答)第4次男女共同参画プランを策定する中で検討していく。また、先進自治体の制度内容や利用状況などを調査し、今後の検討に活用していく。

学校内に地域の方々から子どもの見守りをしてもらう居場所をつくり、不登校の子どもや保護者が立ち寄れるようにしてはどうか。

(回答)居場所の確保は非常に大切であるため、4年度から全学校に設置されるコミュニティスクールの事業として調査研究していく。

コロナ禍で生理用品の費用捻出に苦慮する女性のため、市有施設のトイレに生理用品を設置してはどうか。

(回答)生活困窮者から依頼があった場合は、生理用品を含めた生活用品を配布できるように取り組んでいる。さらなる支援は、ニーズの把握に努めながら、先進自治体の取り組みも参考に検討していく。

大郷・明治地区で生活の足として利用されているスマイルグリーン号を、冬期間の中学生の通学手段として活用してはどうか。

(回答)運行が月曜日・水曜日・金曜日のみで、事前予約も必要などの課題があり、効果的な解決方策の調整を図っていく。

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【井上 和行 議員】救急医療体制のさらなる強化を目指して

医療機関の受入体制強化や、医療機関・保健所・消防の連携強化を図り、患者を速やかに医療機関へ搬送できる体制づくりが必要ではないか。

(回答)受入要請回数が4回以上となった事案は、令和2年が646件、3年は5月時点で433件となっている。消防庁の動向を注視するとともに、各関係機関との連携を密にして、速やかな搬送体制づくりに努めていく。

保健師などの資格を有する職員の増員や、市独自での移送車両調達などにより、保健所の体制強化を図るべきではないか。

(回答)新型コロナの状況や業務量を勘案し、全庁的な要員配置のバランスも配慮しながら、保健師などの適切な配置に努めていく。なお、移送車の配備は、今後の感染状況を注視しながら検討していく。

除排雪に関する電話での要望・意見の録音や、コールセンターの開設などを検討すべきではないか。

(回答)令和2年度は、電話での要望や問い合わせが1000件以上あった。電話対応の録音は、他市の状況を調査しながら導入の検討を進め、電話受付体制を調査研究していく。

農産物の販売促進につなげるため、PR映像などを作成してはどうか。また、地元野菜のおいしさや新規就農者の活躍を知ってもらうため、山形市新規就農者受入協議会で即売会などのイベントを開催してはどうか。

(回答)PR動画などの作成や地元野菜の販売促進につながる効果的な取り組みを検討していく。
また、新規就農者による農畜産物フェスティバルなどへの出展も、山形市新規就農者受入協議会にて検討していく。

卒業式などの保護者が参加する小・中学校の行事は、市教育委員会の指導のもとで実施し、他校との差が出ないようにすべきではないか。

(回答)2年度の卒業式は、各校の校長判断で行われており、同一内容の式典とならなかった。
今後は、各学校の主体性や自主性も尊重しながら、校長会と相談して進めていく。

令和3年開催の成人祝賀式へ参加できない方が多数いた。アンケートなどで新成人の意向を確認し、代替イベントなどを検討してはどうか。

(回答)代替イベントや次学年との合同開催などは、市民の意見や他市の対応状況なども参考にしながら検討していく。

七日町周辺にも学習空間mana-viを整備し、市内の学習環境のさらなる充実を図ってはどうか。

(回答)中央公民館内に小規模な学習スペースはあるが、市有施設などの利用状況やニーズを把握し、必要性を調査検討していく。

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【小田 賢嗣 議員】若者や子どもたちにも政治の光を

令和3年の中学校総合体育大会はコロナ禍で保護者が観戦できなかった。今後、インターネット上での映像のライブ配信による視聴を可能とするため、小・中学校体育館や市有体育施設へ光回線を整備してはどうか。

(回答)市有体育館は避難所の防災機能を兼ねているため、Wi-Fi整備の検討を予定しており、高画質な動画を送受信できる環境の整備も検討していく。なお、小・中学校の体育館は児童・生徒の教育活動を目的としていることなどから、整備の予定はない。

楯山地区で実施している移動スーパーによる買い物支援は、高齢者などから大変好評を得ている。他地区へ拡大し、買い物難民の早期解消を図ってはどうか。

(回答)効果的な取り組みを広げられるよう、各地区の住民のニーズや近隣商店の状況などを踏まえ、地域と連携しながら必要な支援につなげていく。

eスポーツは新たなコミュニティの場であるが、健全なゲーム文化育成のためには大人の理解が必要であることから、啓発を図ってはどうか。

(回答)正しい理解が必要であると考えるが、民間主導で普及しているため、先進自治体などを参考に行政の関わり方を研究していく。

気軽に動画制作などができる環境の整備のため、創造都市の拠点となる山形まなび館内で、動画制作や配信の講座などを開催してはどうか。

(回答)映像文化の発展や地域のPRにつながり、若い世代の活躍なども期待できることから、機材や撮影環境を整備し、市民向けの講座も開催できるように検討していく。

イノシシによる農作物被害などを防止するワイヤーメッシュ柵の維持管理は、地元の鳥獣被害対策協議会にて行う予定だが、その費用へ支援を行ってはどうか。

(回答)設置に必要な資材を支給することで支援しているが、今後の状況を見ながら、維持管理費支援の必要性を検討していく。

3年4月に開始した市税のキャッシュレス納付は、法人市民税が対象外となっているが、その理由と今後の考え方はどうか。

(回答)申告と同時に納付いただく税であり、納付書を事前に送付できないため、対象外となっている。なお、エルタックスでは利用可能な税目を拡大する方針であるため、適切に対応していく。

福祉部門への需要が増えているが、市役所本庁舎は窓口の数が不足している。窓口を新市民会館などの本庁舎外へ拡充していくことを検討すべきではないか。

(回答)新市民会館整備時に限らず、市民の方が利用しやすい窓口となるように、スペースの確保を検討していく。

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【佐藤 清徳 議員】山形駅前再開発でにぎわい創出を!

移転を検討しているNHK山形放送局を核とした山形駅前の再開発を進め、にぎわい創出を図ってはどうか。

(回答)再開発の必要性が高まっているエリアと認識しているため、地権者の意向を確認しながら、開発の範囲や手法などを調査研究していく。

山形駅東西自由通路を山形市産材のPRができる空間として整備してはどうか。また、市内店舗による臨時出店や名産品の販売が行えるように規制緩和してはどうか。

(回答)令和4年度の工事に向けて実施設計を予定しているが、既に木質化が図られている周辺施設との調和を図り、安らぎを与える歩行空間となるよう検討していく。また、さらなる自由通路の有効活用に向け、具体的なルールづくりを進めていく。

スマートシティ基本計画の策定に市民の意見を取り入れるための体制として、「推進協議会」などを設置してはどうか。

(回答)効率的な推進には協議会が必要であるため、基本計画策定の中で枠組みなどを検討していく。

スマートシティに加え、スーパーシティ構想があるが、本市が公募に参加していないのはどのような考えからか。今後取り組む考えはあるのか。

(回答)現在、スマートシティ推進基本計画の策定を進めており、スーパーシティの可能性も検討していく。

行政のデジタル化を進めるには高い専門性とリーダーシップが必要になると考えるが、今後の人材活用の計画はどうか。

(回答)ICTに係るアドバイザー業務など、主に委託の形で民間事業者の高い専門性を活用してきたが、人材の公募や登用などは、先進自治体の状況を確認し研究していく。

新市民会館が一歩先に進んだ施設となるための考えはあるか。また、にぎわいあふれる施設にするための具体的な活用方法はどうか。

(回答)エントランスロビーへ大型モニターなどを設置し、本市の文化芸術や観光などの情報発信を行う。また、カフェや交流ラウンジを休息と交流の場として活用するなど、催しがないときも市民や観光客でにぎわう魅力的な施設となるよう努めていく。

(仮称)山形北インター産業団地へ企業を誘致する際は、健康医療先進都市の理念を取り入れ、誘致の目玉としてスポーツジムや民間診療所を整備してはどうか。

(回答)誘致する業種は健康医療先進都市の確立の視点を含め検討していく。また、運動施設や診療所の立地は想定していないが、団地内の公園緑地にウォーキングコースや健康器具の設置を検討している。

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【斎藤 淳一 議員】日本一の観光案内所の早期実現を

日本一の観光案内所の設置は、旧ビブレ跡地にこだわらず、駅南エリアで検討されている再開発事業で行ってはどうか。

(回答)旧ビブレ跡地を念頭に置きながら、案内所機能の仮開設の検討など、早期設置に向け関係者と協議していく。

蔵王温泉スキー場でスキー教室を行う小学校では、トイレ確保に苦労している。環境整備を図るべきではないか。

(回答)地元と連携しながら、利用実態を調査し、スキー場全体の将来像を計画する中で、整備も検討していく。

山形駅と蔵王駅の中間に設置する新駅完成までのタイムスケジュールはどうか。

(回答)具体的な時期などは確定していないが、将来の利用者見込み数やコスト算定、整備目的の整理、費用対効果の検討などが必要であり、少しでも早い整備実現に向け、JR東日本と協議を進めていく。

各学校で環境問題を学ぶ時間を確保してはどうか。また、誰一人取り残さないというSDGsの理念を深く理解してもらいたいがどうか。

(回答)第4次山形市環境基本計画を理解する機会を設けていく。また、SDGsは各学校で教材化し授業を行っており、さらに理解が深まるよう、教職員研修などを通して周知していく。

単位制を導入する山形市立商業高等学校の選択教科・科目の割合はどうか。また、単位制導入に伴い教員の増員が必要となるのか。

(回答)1年次は必修科目のみで、2・3年次で選択科目を増やし、多様な進路希望や興味・関心に応じた学びを可能にする。教員数は段階的に増やし、生徒全員が新しい教育課程となる令和6年度には、現在より9人増員となる予定である。

単位制導入に伴う新校舎の施設面の充実はどのように図られるのか。

(回答)県内および全国トップクラスの最先端の教育環境を備えた学校になる。地域、社会、時代の要請に応えられる学校を目指していく。

CGによる山形城本丸御殿の画像を、本物と誤解しないための情報発信を行いながら、CGの精度を上げるべきではないか。

(回答)山形城公式ホームページでCGを公開し、情報発信しているが、復原整備実現に向けた史資料の提供も呼び掛けており、十分な史資料が揃えばCGの修正を行う。

PFI方式の導入で、建具・家具に対する分離発注が少なくなり、事業者へ大きな影響が出ている。事業の検証を行うべきではないか。

(回答)道の駅(仮称)蔵王の事業者公募では、要求水準書に設計業務の段階から地元企業との対話を図ることなどの条件を追加したが、引き続き検証を行い改善に努めていく。

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【石澤 秀夫 議員】健康寿命延伸都市を目指して

東消防署は老朽化が進み、敷地面積も狭い。移転・新築し、近代的な消防署とすることで市民の安心・安全に寄与してはどうか。

(回答)敷地面積は狭いが、中心市街地に近く、市中心部からの出動要請に対応しやすいことや、国道13号へのアクセスも良く市周辺部への迅速な出動が可能なことから、最適地の一つであると認識している。移転・新築が消防力の向上となるように優先順位を付け、整備に向け検討していく。

市の歴史などに触れるウォーキングロードを増やし、ウォーキングの街としてはどうか。
また、月に一度、市民がウォーキングをする「ウォーキングの日」を設け、市の事業として実施してはどうか。

(回答)令和2年度より、ウォーキングロードおよびサイクリングロード整備計画の検討を進め、3年度中の策定を予定している。各地でウォーキングが活発に行われるよう、ウォーキングの日をはじめ、健康づくり運動普及推進協議会など関係機関と検討していく。

宮城県内などの施設を参考に、クラブハウスや食事処などを備えた、ホール数が多い本格的なパークゴルフ場を整備してはどうか。

(回答)本市内のパークゴルフ場は4カ所あるが、空きがない状況である。新たなパークゴルフ場の整備の予定はないが、隣県にあるパークゴルフ場の情報収集を行い、市民ニーズの把握に努めていく。

移住定住促進のため、若者の働く場が必要である。西部工業団地を拡充し、企業誘致に取り組んではどうか。

(回答)農業振興地域の整備に関する法律や農地法の規制などから、西部工業団地拡張は難しい。
企業立地促進には、農村地域への産業の導入の促進等に関する法律に基づく、産業導入地区の設定が有効な手法の一つと考えられ、同法の適用条件である人口要件の緩和を国に要望していく。

市の審議会などの女性委員比率は、2年度の目標値を達成できたのか。達成できない場合、目標達成に向け、どのように取り組んでいくのか。

(回答)2年度末時点で30%であり、目標の40%を達成していないことから、3年度中に具体的取り組みを検討し、次期プランに盛り込みたい。

LGBTなどをはじめ、多様性を認め合う共生社会への理解を深めるための教育をどのように進めていくのか。

(回答)LGBT対応サポートハンドブックを活用し、人権教育やいのちの学習などを通して、全ての児童・生徒が互いに個性を認め合い、命や人権、多様な生き方を尊重しようとする態度を養う教育を実践している。今後も、多様性を認め合う共生社会への理解を深める教育を推進していく。

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