一般質問(平成30年9月定例会)

ページ番号1003050  更新日 令和3年10月29日

印刷大きな文字で印刷

平成30年9月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報206号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
高橋 公夫 議員(市民連合山形市議団) 災害対策、障がい者施策、放課後児童クラブ、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス、熱中症対策 ほか
長谷川幸司 議員(翔政会) 西日本豪雨からの教訓、ラグビー、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を通しての賑わいづくり、山形市政 ほか
斎藤 淳一 議員(緑政会) 新年度予算、人事交流、防災施策、山形駅前の開発、みどりの基本計画、街づくり、山形市立商業高等学校、都市計画道路
中野 信吾 議員(翔政会) 「山寺が支えた紅花文化」日本遺産認定、高齢者外出支援事業、連携中枢都市圏、山形市都市計画マスタープラン ほか
浅野 弥史 議員(翔政会) 楽天野球団との連携、PFI事業、連携中枢都市圏構想、西公園、子育て環境、半郷清掃工場の跡地利用、健康遊具
今野 誠一 議員(日本共産党山形市議団) 核兵器禁止条約、農業振興、子どもの貧困対策の推進体制
川口 充律 議員(市民連合山形市議団) 気象変化への対応、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス、交通安全対策、施策に取り組む姿勢、教育のICT化 ほか
武田 新世 議員(公明党山形市議団) 中核市移行に併せ子どもたちの安全・安心を拡充せよ、防災・減災対策を拡充し市民の安全・安心を確保せよ ほか

【高橋 公夫 議員】豪雨災害に学び防災意識の高揚を図れ

西日本豪雨での※1正常性バイアスによる避難の遅れは、本市でも起こり得る。早期避難意識徹底への対策はどうか。

(回答)住民の適切な避難行動につながる分かりやすい表現や伝え方に取り組むとともに、避難の重要性を呼びかけ、防災意識の高揚を図っていく。

防災行政無線などは、豪雨時の雨音で聞こえない場合があることから緊急速報メールなどに併せ、ツイッターやLINEを活用してはどうか。

(回答)情報伝達手段として効果的であるため、検討していく。

スマートフォン向け防災アプリは非常に利便性が高い。本市でも導入してはどうか。

(回答)民間アプリの活用や市独自アプリの構築など、多角的視点から調査研究していく。

洪水浸水想定区域の見直しで、新たに洪水浸水想定区域となった世帯にも、防災ラジオを配布してはどうか。

(回答)新たに洪水浸水想定区域となった世帯や想定区域を含む自主防災会なども、今後、配布の対象に加えていく。

長期に渡り障がい者の法定雇用率を不適切に水増し算定していたことは、障がい者雇用の軽視である。再発防止と信頼回復への対策はどうか。

(回答)今後は、職員の意識向上に努め、関係機関の指導のもと、制度の適切な運用に努めていく。職員採用の障がい者枠や障がい者作業室の拡充を図り、他市の事例も参考に、より積極的な雇用を行い、信頼回復に努めていく。

2恵光園の利用者も入居できる新たなグループホーム設置の検討状況はどうか。

(回答)設置手法やサービス形態などの検討を鋭意進めており、引き続き設置に向けた取り組みを進めていく。

国は平成31年夏までに、全ての公立小・中学校へのエアコン設置の予算措置を図る方針であるが、整備計画の前倒しは検討しているのか。

(回答)国の平成31年度空調設備の建築計画調査に、全小学校分を追加して提出している。現在、事業のスケジュールや財源構成などを検討しており、国の動向を見ながら、早期整備を目指していく。

放課後児童支援員の事務仕事が年々増えている。市が事務補助員を雇い上げ、各クラブに配置してはどうか。

(回答)人員配置以外の方策もあると考えるため、負担軽減となる工夫改善を検討していく。

保育士不足を、放課後児童クラブと保育所の共通課題と捉え、保育士確保施策の対象に放課後児童クラブも加えてはどうか。

(回答)放課後児童クラブにも適用するよう、制度の拡充を国や県に働きかけていく。また、さまざまな機会を捉え、放課後児童支援員の確保に向けた広報などに努めていく。

1 正常性バイアス…目の前の物事が異常な状態を示していても、比較的大きな状態変化がない限りは正常であるとみなしてしまうこと。
2 恵光園…本市総合福祉施設「まんさくの丘」に設置されている、日中サービスを提供する生活介護事業所。

このページの先頭へ戻る

【長谷川 幸司 議員】小・中学校に早急なエアコンの整備を!

小・中学校へエアコンを早急に整備すべきではないか。

(回答)国の平成31年度空調設備の建築計画調査に、全小学校分を追加して提出している。現在、事業のスケジュールや財源構成などを検討しており、国の動向を見ながら、早期整備を目指していく。

約半年と迫っている中核市移行を、どのように市民へPRしていくのか。また、出前講座の開催状況はどうか。

(回答)30年度から出前講座を開催しており、第一・第八・西山形地区、山形大学人文社会科学部行政学ゼミ、県都山形北部開発促進協議会、山形駅前クラブで開催している。今後も広報やホームページなどでの呼びかけを継続していく。

中核市移行により設置される保健所に、市民の長寿や健康増進に貢献するシンクタンク機能を確立するとのことだが、具体策はどうか。

(回答)保健所長を中心に横断的組織を設置し、統計の解析・分析などができるよう、研修体制を整備しながら、職員育成なども積極的に図っていく。

本市ホームページで、「防災重点ため池」の一部を掲載しているが、全て公開すべきではないか。また、洪水ハザードマップに「防災重点ため池」を記載してはどうか。

(回答)地元とのワークショップで避難経路や避難場所などを決定後、早急に作成・公表していく。また、洪水ハザードマップへの記載は、改訂時を目指し取り組んでいく。

本市の災害廃棄物処理計画の策定状況はどうか。

(回答)31年度中に策定完了を予定しており、審議会からの意見聴取や関係機関との調整を図りながら策定を進めていく。

ラグビーワールドカップや東京五輪ホストタウン交流を通して、外国人旅行者の誘客などに取り組むとしているが、具体策はどうか。

(回答)東北ビクトリーラグビーロードプロジェクトで、医療やバイオをテーマとした東北の活動を情報発信するワールド・プロフェッサーズ・ミーティングの開催を検討している。また、県内のホストタウン市町村などと連携し、外国人旅行者の誘客に努めていく。

合宿の受け入れ体制や、選手と市民の交流などは、どのように行っていくのか。

(回答)ラグビーワールドカップでサモアチームが最高の状態で臨めるよう準備するとともに、学校訪問やラグビー教室開催など、市民との交流が図れるよう、組織委員会へ提案している。また、ホストタウン交流事業では、国際交流の促進、競技スポーツの振興だけでなく、本市の活性化につなげるため、観光誘客による交流人口の増加やオリンピックなどに対する市民の意識の高揚などを積極的に図っていく。

このページの先頭へ戻る

【斎藤 淳一 議員】平成31年度予算編成の基本方針と中心となる事業は

市長の任期最後となる平成31年度の予算編成に係る基本方針と、中心となる事業はどのようなものか。

(回答)発展計画の最終年度であり、中核市として最初の年度であるため、中核市関連の施策をはじめ、財政の健全性堅持に努めながら、健康医療先進都市の実現に向けた取り組みを、一層加速していく。

災害時に逃げ遅れた方の捜索や避難施設への誘導、医療品の運搬に、ドローンを積極的に活用してはどうか。

(回答)29年度に、測量関係団体とドローンを活用した災害時応援協定を締結している。災害発生時の活用について、他都市の実績や実験結果などを参考に調査研究していく。

旧ビブレ跡地の再開発は、土地の利用計画を積極的に示し、地権者の理解を得るべきだと思うがどうか。また、山形駅前公共地下道の再活用も、早急に検討すべきではないか。

(回答)中心市街地活性化戦略本部におけるグランドデザインの中で、具体的な戦略プロジェクトを検討し、土地利用の方針を積極的に示していく。また、山形駅前公共地下道は、旧ビブレ跡地の再開発の動向を見極めながら、一体的な活用方法を検討していく。

街の拠点や軸となる、みどりをつくるため、※鎮守の森の保全を後押ししてはどうか。

(回答)地域のシンボル的な樹木などは保存樹に指定し、支援している。現在策定している景観計画では、景観上重要な樹木を景観重要樹木に指定し、維持・保全・継承を図ることとしている。今後、支援を活用しながら、市民とともに保全と継承に努めていく。

すずらん街のオフィス誘致型の再開発事業は、どのような方法で実現を図るのか。

(回答)中心市街地活性化プロジェクト本部と商店街組合や、地権者との勉強会を行っており、商店街の若手経営者や地権者で検討委員会を立ち上げる予定と聞いている。今後も、意見交換を行い、国や県と連携し、支援策を提案していく。

山形商業高校への単位制導入の検討状況はどうか。

(回答)新高等学校学習指導要領を基に、校内の教育課程検討委員会を中心に研究・検討しており、31年度末までに単位制の新教育課程を編成し、34年度からの導入としている。

都市計画道路美畑天童線の山形西高校から国道348号までの渋滞緩和や歩行者の安全確保について、今後の対応をどう考えているのか。

(回答)国道348号の事業実施を重要要望事業に位置付け、県に対し、早期着手を要望している。市道部では、28年度に渋滞対策として、暫定右折レーンを設置しているが、今後は、歩行者の安全対策に、歩道の連続性の確保などを検討していく。

※鎮守の森…神社に付随して境内やその周辺に、神殿や参道、拝所を囲むように設定・維持されている森林。

このページの先頭へ戻る

【中野 信吾 議員】日本遺産から世界遺産登録へ!

「山寺が支えた紅花文化」の日本遺産認定で、山寺の世界遺産登録へのハードルを一つ越えた。山寺には物語の題材が数多くあり、県内の紅花文化との融合で、より魅力的な物語ができるのではないか。

(回答)世界遺産登録は、県にも相談しながら情報収集を行い、進め方を研究していく。また、新たな物語は、「山寺と紅花」推進協議会の取り組みを通して、さらに魅力を高めて発信していく方策を探っていく。

世界遺産登録を目指す上で、山寺のインフラ整備は不可欠である。列車の増便や山寺街道の拡幅整備をJRや県へ働きかけ、無電柱化、消雪道路の整備を進めてはどうか。

(回答)仙山線の増便は、平成30年度作成予定のプロジェクト方針に基づき、JRへ働きかけていく。
主要地方道山形山寺線は、県に早期整備を要望し、無電柱化は、整備計画区間の予備調査を行い、事業採択に向け準備を進めていく。

楯山地区の都市計画マスタープラン地域別構想で、仙台・山形間を結ぶ新たな道路整備や新産業団地整備などの基本方針が示されたが、実現に向けた具体策はどうか。また、仙台・山形間のJRや道路網の利便性に優れ、新産業団地候補地に近い十文字地区へ宅地開発を進めてはどうか。

(回答)仙山線の機能強化は、関係機関と連携して、さまざまな施策を実施し、道路整備は、現在実施中の市道楯山停車場立谷川線整備と併せ、楯山駅北側へのロータリー機能設置を進めていく。これら施策の効果により、宅地需要が増加した場合、十文字地区などの宅地開発も調査研究していく。

中核市移行後の連携中枢都市圏は、現在、定住自立圏を構成している3市2町で具体的な連携事業を協議し、その上で他の3市4町と協議することとしているが、どのような規模を目指しているのか。

(回答)最大で、本市への通勤通学割合が10%以上の村山地区内6市6町と考えている。

近年の気象状況を考慮した洪水ハザードマップの見直しを考えているのか。

(回答)河川以外からの浸水箇所や危険箇所も反映させ、31年度末の改正を目指していく。

山寺地区の11カ所の避難所のうち7カ所が土砂災害時に避難不可となっているが、現在の避難指示で十分なのか。

(回答)県総合運動公園が代替避難所となるため、河川や道路の状況が悪化する前に避難できるよう、早めの避難情報の発令に心がけていく。

現在の高齢者外出支援事業は、路線バスが通っていない地域の多くの方が利用できない状況のため、タクシー券との選択制にしてはどうか。

(回答)効率的・効果的な取り組みのあり方を検討していく。

このページの先頭へ戻る

【浅野 弥史 議員】半郷清掃工場の早期解体と跡地利用の検討を

半郷清掃工場は、エネルギー回収施設川口の供用開始に伴い、稼働を停止し解体されるが、解体後の跡地利用の検討状況はどうか。

(回答)跡地利用については、地域からスポーツ施設整備の要望がある。まずは、跡地利用に必要な土壌調査を行い、市全体としての有効な利用方法を、地域の方の意見を聞きながら検討していく。

楽天野球団とパートナー協定を締結したが、今後、どのような周知や、連携による取り組みを考えているのか。

(回答)野球を通した交流活動やスポーツの振興と青少年の健全な育成に貢献できる活動を連携して進めていく。また、実施可能なPR方法を、楽天野球団と協議しながら、周知に努めていく。

西公園に※パークPFI制度を導入し、入浴施設を併設してはどうか。

(回答)パークPFI制度の導入を目指し準備を進めている。また、隣接する山形パーキングエリアにスマートインターチェンジの設置が見込まれることから、入浴施設の実現性を調査研究していく。

平成31年10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、市の財政負担をどのように試算しているのか。

(回答)制度の詳細は不明だが、国・県・市の負担割合が継続される場合、一般財源が圧縮できると試算している。

市南部の児童遊戯施設は、重度障がい児も遊べる遊具や、視覚に訴えるデジタル遊具などを設置してはどうか。

(回答)あらゆる子どもたちが可能な限り、仲良く一緒に遊べるユニバーサルデザインの遊具や、五感に刺激を与える機器などの設置も検討していく。

市南部の児童遊戯施設の要求水準書に、ユニバーサルデザインの遊具や液晶コンテンツなどの遊具の設置を盛り込んではどうか。

(回答)費用の試算なども行いながら、要求水準書に盛り込む内容についても検討していく。

第三子以降の出産があった世帯に対し、出産祝い金制度を創設してはどうか。

(回答)制度の効果などを検証していく。

「子育て応援都市宣言」を行い、本市の子育て支援を広く発信してはどうか。

(回答)まずは、待機児童の解消など、子育て支援施策の着実な推進を優先していく。

健康増進を図る場として、各地区の公園に健康遊具を整備してはどうか。

(回答)公園整備などの際は、市民の健康寿命を延ばすための環境づくりに向け、地元ニーズや利用者の意見を参考に、健康遊具の設置を積極的に進めていく。

パークPFI…公募設置管理制度。園路、広場などの整備を一体的に行うことを条件に、都市公園内において飲食店、売店などの公園施設の設置・管理を行う民間事業者を公募により選定する制度。

このページの先頭へ戻る

【今野 誠一 議員】農業振興と子どもの貧困対策を図れ

国連の「家族農業の10年」は、持続可能な農業として家族農業を地域の農業政策の中心に位置付ける活動である。本市は、このような世界的な流れをどう捉えているのか。

(回答)本市の農業戦略推進上、大規模・集約化だけでなく、小規模・家族農業への支援も重要と考えている。今後も、山形市農業戦略本部でさまざまな施策を検討し、より良い農業振興を図るよう努めていく。

新規就農者が営農継続できるよう、総合的・体系的な支援策を工夫し、長い目で育てていくための取り組み強化が必要と考えるがどうか。

(回答)就農後5年目以上の農業経営を確立するため、平成30年3月、新たに山形市新規就農者受入協議会を設置し、相談支援の体制を整えている。さらに、10年をめどに営農継続できるよう、協議会が一体となって、より充実した取り組みを実施していく。

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)は、農地を活用した発電方式である。農家の経営改善策の一つとして、また、後継者の確保・農村地域の再生策に、設備投資への支援を検討してはどうか。

(回答)ソーラーシェアリングは、売電による安定した年収が見込めることから、農業経営の安定化の一助になると考ている。支援については、積雪などの課題もあるため、今後、農業戦略本部会議において調査研究していく。

大郷地区の山形ジャンクション内や、その周辺農地の活用に、ソーラーシェアリングによる地域活性化のモデルを作ってみてはどうか。

(回答)周辺農地の活用については、地元住民団体から、大規模施設設置などの要望をもらっている。本市としても、議員の提案も含めて、地区の方と継続して活用策の協議を進めていく。

兵庫県明石市では、子どもの貧困対策として、具体的な支援を定めた「明石市こども総合支援条例」を制定している。本市でも、中核市移行を契機に子ども総合支援条例を制定すべきと思うがどうか。

(回答)本市では、発展計画の重点政策に「総合的な子育て環境の整備」を掲げ、その充実を図っている。
今後、他市の事例を参考にしながら、子ども・子育て会議での意見交換など、条例制定の必要性を検討していく。

核兵器廃絶に向けて国際情勢が変化する中でも、日本政府は核兵器禁止条約に参加しない姿勢であるが、平和都市宣言を掲げる本市として、どのように捉えているのか。

(回答)政府は、核保有国と非核保有国の双方が参加しなければ現実的・実践的でないという意味で、条約に参加をしなかったものと理解している。

このページの先頭へ戻る

【川口 充律 議員】定期巡廻・随時対応型訪問介護看護サービスへの支援を

利用者の伸び悩みにより、定期巡廻・随時対応型訪問介護看護サービス事業者が、事業廃止を検討しなければならなくなったことをどう受け止めているのか。

(回答)市内に泊りが可能な事業所が多く、在宅で介護を受けて生活を継続することに対する意識や、理解が進んでいないことなどが要因であると受け止めている。高齢者が、住み慣れた地域で生活を継続していくために必要なサービスであり、今後も必要な支援をしていく。

在宅における介護・看護の提供に関わる体制の構築を、具体的にどう進めていくのか。

(回答)市医師会に設置した在宅医療・介護連携室を中心に、医療と介護に関わる多職種で検討を重ね、入退院時に必要な視点や流れをまとめた支援フローを作成し、普及に努めている。今後も在宅医療と介護サービスの切れ目のない一体的な提供体制構築に向け、関係機関などと議論しながら、必要な施策を検討していく。

熱中症予防に、生活保護世帯や高齢者世帯へエアコン購入費用を支給してはどうか。

(回答)生活保護世帯に購入費用支給制度を周知し、要件該当者へ支給していく。その他の世帯は住宅リフォーム総合支援事業の要件工事とエアコン設置工事を一緒に実施することで補助対象となっている。また、ひとり暮らしの高齢者を中心に、福祉関係者や地域による声がけなどの熱中症予防対策を引き続き行っていく。

南沼原小学校新校舎の供用開始時期を明示し、歩道橋の増設などの安全対策を、県に要望してはどうか。

(回答)新校舎の供用開始までの整備を、継続して県に要望していく。なお、4方向の右折レーンと横断歩道のカラー化による安全対策を県で実施する予定である。

スマートフォンやインターネットの有害性が問われている中、学校教育のICT化をどう捉えているのか。

(回答)ICT活用能力は、これからの社会を生き抜く上で必要不可欠であるが、現在のところ、紙の教科書に取って代わるものではないと考えている。児童生徒が、家庭でスマートフォンやインターネットをどの程度使用しているか把握は難しいが、情報モラル教育やネット被害、ディスプレイを長時間見続けることによる健康被害なども指導していく。

訪日外国人が増加傾向にある中、救急業務でも医療関係通訳者の配置などが必要と考えるがどうか。

(回答)外国人からの通報時は、通訳オペレーターを交えた三者通話システムで対応している。また、救急車にタブレット端末を導入し、消防庁開発の多言語音声翻訳アプリを使用し、音声と画面の文字で対応している。

このページの先頭へ戻る

【武田 新世 議員】子どもたちと市民の安全・安心を確保し、中核市のトップランナーを目指せ!

児童虐待など深刻な事件を鑑み、児童相談体制の充実を図るべきと考えるがどうか。また、中核市への移行で設置が可能となる児童相談所の開設を目指すべきではないか。

(回答)現体制から子ども家庭総合支援拠点への移行を検討していく。また、児童相談所を開設する予定はないが、相談体制の充実を検討していく。

いじめを防ぎ、児童生徒の安全な学習環境の確保や教職員の相談体制を充実させるため、※スクールロイヤーを導入してはどうか。また、中核市移行後、市独自の教員研修で、いじめ問題への対応を法的側面から研修してはどうか。

(回答)県に相談しながら、スクールロイヤーの導入を研究していく。また、独自研修で講師を弁護士にするなど、法的な観点を内容に盛り込むことを検討していく。

SNSを活用した、いじめ・自殺相談窓口を開設すべきと考えるがどうか。

(回答)国や県と連携しながら、引き続き調査研究していく。

小学校のエアコン設置計画を前倒しして、早期に全校へ配置すべきではないか。

(回答)事業のスケジュールや財源構成などを検討しており、国の動向を見ながら、早期整備を目指していく。

一般家庭の塀も倒壊の可能性がある場合、早期の改修・撤去が求められる。住宅リフォーム総合支援事業の募集枠を拡大し、ブロック塀改修の必要性をさらに周知すべきと考えるがどうか。

(回答)平成31年度に向けて対象工事の追加など、補助の拡大を検討していく。また、ブロック塀の安全点検について、さらなる周知に努めていく。

災害時の情報伝達手段として、WEB版防災マップを導入してはどうか。

(回答)山形市地図情報でさまざまな防災情報を発信している。機能の充実を図り、より多くの方に活用してもらえるよう周知に努めていく。

消防演習や水防訓練に参加する消防団員へ、熱中症対策を実施すべきではないか。

(回答)開催時期や訓練時間の見直し、暑さ指数による開催判断など、より安全確保に配慮したものとなるよう、具体的に検討していく。

66歳以上を対象とした高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の独自助成を継続すべきと考えるがどうか。

(回答)国の動向を注視しながら、必要に応じて独自助成を検討していく。

本市でも、スマートフォンアプリを使用した市民からの通報による道路の老朽化対策を実施してはどうか。

(回答)市民と行政が協力し、正確で幅広い情報が得られる連絡体制を検討していく。

※スクールロイヤー…学校で起こるいじめや保護者とのトラブルなどを法的に助言・解決する弁護士のこと。

このページの先頭へ戻る

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

議会事務局
〒990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号
電話番号:023-642-8404 ファクス番号:023-641-9160
giji@city.yamagata-yamagata.lg.jp