一般質問(令和2年12月定例会)

ページ番号1003088  更新日 令和3年10月29日

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令和2年12月定例会で行われた一般質問は、以下のとおりです。
(ここに掲載した一般質問は、市議会報215号に掲載したものを再掲載しており、質問内容は実際の質問を要約・抜粋したものです。なお、「新型コロナウイルス感染症」を「新型コロナ」と表記しています。)

質問者と質問の要旨一覧
質問者 質問の要旨
仁藤 俊 議員(新翔会) 子どもの貧困・「子ども宅食」制度の導入、中心市街地の活性化、空き家利用の集会所
斉藤 栄治 議員(令政会) 新型コロナ対策、新型コロナ対策下における経済対策、福祉施策、災害対策、公共交通網の活性化策、スポーツ振興策 ほか
今野 誠一 議員(日本共産党山形市議団) 新型コロナ対策、農業の振興、機構再編と人員配置
武田 新世 議員(公明党山形市議団) 子宮頸がんワクチンの情報提供、SDGsとゼロカーボンシティ宣言、市立図書館における読書環境の充実 ほか
武田 聡 議員(緑政会) 新型コロナの現状を踏まえた対応策、新しい生活様式実践へ向けた対応、命を守るための防災・減災対策 ほか
田中 英子 議員(新翔会) 健康医療先進都市として、新市民会館、日本一の観光案内所、西部地区の活性化、有害鳥獣に関する啓発 ほか
菊地 健太郎 議員(新翔会) 第3期山形市中心市街地活性化基本計画の推進体制、済生館の建て替え、山形を日本のAIの中心地に ほか
川口 充律 議員(市民連合山形市議団) 社会全体で人々を支えるしくみの確立を、ゼロカーボンシティの表明、南沼原小学校新校舎建設後の周辺環境整備 ほか

【仁藤 俊 議員】子どもの貧困誰ひとり取り残さない!!

新型コロナで「子ども食堂」のような窓口型や通所型の支援が難しくなっている。「子ども宅食」のような出前型支援を制度化し、導入すべきと考えるがどうか。

(回答)子どもの貧困対策は、地域で孤立し、支援が届きにくい「見えない貧困世帯」の状況を把握するとともに、困難を抱える子どもを必要な支援へつなげることが求められている。子ども宅食などは、先進事例を参考に調査研究していく。

山形まなび館を、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方を取り入れた施設にしてはどうか。

(回答)令和3年度実施の工事で正面入口の自動ドアや、建物西側へのエレベーターを設置する。また、西棟の北側にはスロープを設けるとともに、接続する出入り口に自動ドアを整備する。さらに、館内の各階段に手すりを設置するなど、利用しやすい環境を整備していく。

山形まなび館は2022年の全館オープンを目指しているが、進展状況はどうか。

(回答)現在、実施設計に取り組んでおり、2、3階は創造都市の拠点としてふさわしい活動を行うシェアオフィスに加え、オープンアトリエ、上映会などにも活用できるイベントスペースなどを検討している。ダイナミックな空間を現代の感覚で再利用していく。

文化と創造性を軸に、創造都市推進事業を通じてSDGs達成に貢献するとしているが、具体的な取り組みはどうか。

(回答)現在、本市の伝統工芸や伝統文化を短編映画化し、海外での上映を通じて、地元産業の振興や地元映像作家の育成を行っている。

カラス対策は地域住民と連携して取り組んでいくとのことだが、撃退計画はどうか。

(回答)現在、捕獲による個体数調整と追い払いを二つの柱としながら、道路管理者や電力会社と被害軽減や解消に向けた連携を行っている。追い払いに有効なレーザーポインター照射には、地域住民の協力が欠かせないものである。今後も、専門家からの指導や助言を受けながら、効果的な方法を研究していく。

中央公民館(aZ)のトイレは和式が多い。洋式化を行ってはどうか。

(回答)洋式トイレは各階男女1基ずつのみの設置であり、今後、利用者の意見を聞きながら、改修の検討をしていく。

空き家などを集会所とする際の賃貸料の補助条件を緩和し、高齢者が笑って集えるコミュニティづくりを支援してはどうか。

(回答)地域ニーズや建設費などの実態を踏まえるとともに、高齢者の居場所づくりの必要性など幅広い視点から、集会所の在り方も含めて検討していく。

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【斉藤 栄治 議員】新型コロナに負けないまちづくりを

新型コロナの本市の感染状況と今後の対策はどうか。

(回答)感染者は令和2年11月以降、急速に増加している。県や関係機関と連携を密にし、正確で速やかな情報提供に努め、感染拡大の防止と市民の不安解消に全力で取り組む。

コロナ禍の令和2年度上期の済生館経営状況はどうか。

(回答)前年度比較では、約3億5400万円、6・8%の減収となっている。

コロナ禍での医療従事者への慰労金支給と、医療機関への補助を行ってはどうか。

(回答)休日夜間診療所の医療体制を維持するため支援する。国や県の動向を注視しながら、必要に応じて適切に対応する。

旧大沼デパートと済生館を直接通路でつなぎ、患者の利便性向上と、まちなかへの誘客推進を図ってはどうか。

(回答)中心市街地の活性化も考慮しながら、医療の質を担保するために求められる機能など、さまざまな観点での検討が必要だと考えている。

気になる子どもに関する県への要望と、市拠点保育所に児童発達支援の機能を持たせることの検討状況はどうか。

(回答)小児発達専門医の確保や職員の増員、診療や相談体制の充実を引き続き県へ要望していく。また、次の拠点保育所整備の中で検討するとともに、用地取得を急いでいく。

鈴川第2号幹線沿いの水上がり解消のため、県に野呂川改修の早期実現を働きかけてはどうか。

(回答)県から8年度完成を目標に進めていると聞いているが、早期完成を要望していく。

地域公共交通計画策定に向けた進展状況はどうか。

(回答)バス利用者アンケート調査の実施と集計・分析のほか、市公共交通活性化協議会で学識経験者などの意見を聞きながら、検討を行っている。

高齢者外出支援事業の充実を求めたいが、どのような検討を行っているのか。

(回答)地域や高齢者のニーズなどを踏まえ、公共交通全体の見直しの中で検討していく。

スポーツに親しむ機会確保のため、多目的グラウンドを新たに整備してはどうか。

(回答)西部工業団地内の新たな公園整備事業で、多目的グラウンド整備を計画している。

花笠パレードコースをすずらん通りなどに移し、霞城公園周辺の夜店と一体となって祭りを盛り上げてはどうか。

(回答)場所も含めた開催方法を関係団体と協議していく。

東消防署本署の建物は相当古いが、建て替えなどの整備計画はあるのか。

(回答)老朽化や緊急度を見極めながら、整備に向け検討する。

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【今野 誠一 議員】コロナ対策の充実に向け人員配置の強化を図れ

新型コロナの新局面を前に、これまで以上の対策を実施すべきではないか。

(回答)令和2年11月から、発熱などの症状のある患者が、かかりつけ医などとの電話相談で診療可能な医療機関の紹介を受け、必要に応じた検査が可能となっている。

市保健所では、陽性者の保護や感染経路の追跡などを専門的に行う人員の確保が不可欠と考えるがどうか。

(回答)保健師などの専門職が積極的疫学調査などに注力できるよう、職員の応援体制を構築している。

新型コロナ感染予防・経済活動両立支援の今後の方針と財源確保の考え方はどうか。

(回答)今後も状況を見極めながら、市民や事業者の負担軽減に向けた対策を講じていく。その財源は、臨時交付金やイベントの中止・縮小による不用額の活用に加え、国の第3次補正予算の動向なども注視し、財源確保に努めていく。

新型コロナに対応するため、発展計画2025の見直しが検討されているが、その内容はどうか。

(回答)感染症に強いまちづくりの視点を加え、感染症予防対策やキャッシュレス化の推進などを検討している。また、テレワークの推進や行政のデジタル化など、アフターコロナを見据えた新たな取り組みも検討していく。

転作作物の本作化を進めるに当たり、具体的な計画目標を立てるべきではないか。

(回答)本市では具体的な計画・目標は設定していないが、集団転作に取り組む各生産組織において設定している。また、平成30年度以降は、面積助成から収量助成に制度を見直し、本作化を推進している。

特に、小麦への転作は、学校給食用のパンや麺への利用を推進することで、本作化につながると考えるがどうか。

(回答)担い手不足や乾燥調製施設・販売などの課題もあるため、農業戦略本部で議題とし、関係機関と連携し進めていく。

耕作放棄地対策をどのように考えているのか。

(回答)令和2年度から、農業機械の共同利用支援事業を創設するなど、小規模農家を支援している。また、農業戦略本部において、中山間地域向けの戦略農産物を決定し、耕作放棄地にならないよう取り組んでいく。

生活弱者への支援を充実させるため、生活保護ケースワーカーの増員や、福祉窓口へのコンシェルジュの配置などを検討してはどうか。

(回答)3年度に(仮称)生活支援室を設置するとともに、ケースワーカーの増員を検討している。また、福祉コンシェルジュの配置は、ボランティアの活用と併せ、必要性も含め、調査研究していく。

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【武田 新世 議員】SDGsとゼロカーボンシティの実現をリードせよ!

SDGsとゼロカーボンシティの達成に向け、また、環境対策推進とともに観光振興への寄与も期待できるため、ベニちゃんバスなどの公共交通機関へ、環境負荷の少ない車両を導入してはどうか。

(回答)山形市地域公共交通計画に、公共交通機関への環境負荷の少ない車両の導入も盛り込むことを検討していく。

子宮頸がん予防ワクチン接種の情報提供のため実施した、個別周知の詳細はどうか。令和3年度は全対象者へ郵送にて周知すべきではないか。

(回答)高校1年相当の女子と保護者へ国が作成したリーフレットを個別に郵送した。3年度においても、小学6年生から高校1年生までの女子と保護者へ個別に情報提供を行う。

読み聞かせに役立ててもらうため、0歳児の親子に絵本を贈るブックスタート事業や、幼児や児童に本を贈るセカンドブック事業を実施してはどうか。

(回答)さまざまな機会や場所で発達に合わせた本と出合うことが大切であるため、両事業を検討していく。

市公式ホームページやSNSを利用し、投票所の混雑状況をリアルタイムで発信するなど、密集、密接を避けるための工夫をしてはどうか。

(回答)期日前投票所の混雑状況は、市のSNSなどを利用し、情報を発信する。

国がETC2・0搭載車を対象に実施している「賢い料金」を、道の駅(仮称)蔵王でも利用できるよう国に働きかけてはどうか。

(回答)利用者の利便性を高めるとともに、新しい人の流れを生み出し、消費活動による地域活性化や山形の魅力発信につながることから、該当となるよう活動していく。

職員の安全意識向上などに加え、移動可能な防犯カメラとして市民の安全を見守る効果も期待できるため、すべての公用車にドライブレコーダーを設置してはどうか。

(回答)記録データが個人情報に当たるため、運用に関する指針を策定した。今後は、市民が乗車する公用バスへ先行して設置するほか、車両更新の際などに順次設置していく。

鈴川地区をはじめ市内のイノシシなどによる被害状況はどうか。農地に対しては防護柵設置などの支援があるが、住宅地に対してはどうか。また、国に被害対策の働きかけをするとともに、市単独でも住宅地へ支援してはどうか。

(回答)2年度はイノシシ400頭を捕獲した。農地以外には防護柵設置への支援はないが、助言や追い払いのための爆竹の提供を行っている。国の制度では農地が条件となっているため、要件緩和などの働きかけを進めるとともに、本市の対応も検討していく。

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【武田 聡 議員】現状を踏まえたきめ細かな施策展開を!

感染拡大傾向を踏まえ、本市でも「コロナ差別ゼロのまち宣言」の施行など、誹謗中傷などへの注意喚起を強める必要があると思うがどうか。

(回答)市民には、良識ある行動を常々お願いしているが、感染者や感染症に関わった方に対し、誤った認識や差別を行わないよう、他自治体の取り組み事例も参考に、地域社会全体の意識の啓発が図られるよう、さらに努めていく。

スポーツ大会などを主催する団体などでは、新型コロナ対策費の負担増などで苦慮している。施設使用料の減免の拡大や新型コロナ対策費用への助成が必要ではないか。

(回答)他自治体の取り組みを参考にしながら、スポーツ施設に限らず市有施設全体において、検討していく。

プールの授業や着衣水泳は、命を守るすべを学ぶ貴重な機会である。令和3年度における、感染防止対策を講じた水泳授業の見通しはどうか。

(回答)児童生徒の健康状態の確認を前提とした上で、3密回避の感染防止対策を取り、夏季の感染状況を基に、保健所と協議を行いながら、総合的に検討したいと考えている。

豪雨時の防災意識や判断能力の向上のため、市が独自に河川監視カメラを設置するなど、情報発信を強化すべきではないか。

(回答)大雨時は職員が河川へ直接出向き、合流部の氾濫状況などを確認しているが、河川監視カメラによる情報発信は、迅速な避難を促す上で有効な手段と考えられるため、導入に向けて調査研究していく。

第七地区に流れ込む八ケ郷堰や宮町堰などの浸水対策の実施状況はどうか。

(回答)下条五差路に接続する旧寒河江街道の側溝整備を進めており、約5500メートルの整備が2年度末までに完了する見込みとなっている。また、国道112号歩道拡幅工事に併せ、ヤマザワ北町店の交差点から下条五差路に至る雨水幹線の整備を進めており、4年度からは、下条五差路付近の整備を予定している。

山形テルサや県総合文化芸術館などの文化施設がある中、新たな市民会館は、どのようなコンセプトで設置を検討しているのか。

(回答)市の文化芸術活動の拠点としての役割を継承、発展させるとともに、市民や観光客が気軽に立ち寄れる交流の場として、まちのにぎわい創出に寄与する施設を目指したいと考えている。

山形地方裁判所跡地への郷土館移設のコンセプトにおける国との協議状況はどうか。

(回答)山形地方裁判所からは可能な限り協力する旨の回答をもらっており、現在も、市民会館跡地も含め、移転先となる候補地の協議を行っている。

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【田中 英子 議員】子宮頸がんワクチン接種率向上に向けた取り組みを

より早い年齢からHPVワクチンの接種につながるよう取り組むべきではないか。

(回答)無料定期接種対象が小学6年生から高校1年相当の女子であることから、令和2年11月に定期接種最終年となる高校1年相当の女子と保護者へ情報提供を行っている。今後も、小学6年生から高校1年相当の女子と保護者へ適切な情報提供を行う。

高齢者の転倒予防などのため、正しい爪の切り方や足の洗い方を学ぶフットケア講座などを開催し、フットケアの重要性を啓発してはどうか。

(回答)フットケアをテーマとした健康講座や介護予防教室の実施に向け、対象の年代や、その効果などを検証していく。

旧県民会館跡地に整備計画の新市民会館の施設規模や機能は、市内の他施設と、どのように差別化を図るのか。

(回答)利用者や地域住民などを対象としたアンケート結果を踏まえ、これまで果たしてきた市民の自主的な文化芸術活動や身近に文化芸術に触れる機会を提供する役割を継承、発展させるとともに、広く市民が気軽に立ち寄れる交流の場として、まちのにぎわい創出に寄与する施設を目指す。

日本一の観光案内所整備の進展状況はどうか。また、ビブレ跡地にこだわらず、早期事業化を目指すとともに、八戸ポータルミュージアムを参考に、地域文化に触れながら観光客も市民も楽しめる複合施設としてはどうか。

(回答)山形駅前に観光案内の拠点設置を考えているが、関係者が新型コロナ対応などで協議が進んでいない状況である。今後も早期実現に向けて調整していく。また、山形の文化が体験できる複合施設機能などの検討も引き続き行う。

元年12月定例会で提案した、清風荘駐車場整備の進展状況はどうか。

(回答)令和3年度に整備の可能性を具体的に検討するため、現況測量や路線測量を行う。

(仮称)山形PAパーキングエリアスマートインターチェンジ事業の進展状況はどうか。

(回答)東日本高速道路株式会社による詳細設計が進められており、スマートインターチェンジ整備に必要な用地幅の決定後、直ちに用地測量を行い、用地買収に着手していく。また、4年度から整備工事に着手し、5年度中の供用開始を目指していく。

有害鳥獣出没時の対処方法や通報先を簡単にまとめた市民向けマニュアルを作成し、周知してはどうか。

(回答)野生動物の活動が活発になる時期に、有害鳥獣が現れた場合の対応方法を市広報に掲載している。今後は、ホームページなどの活用とともに、より広く周知を図るための新たな手法を調査研究していく。

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【菊地 健太郎 議員】全集中!市街地の活性化を図れ

中心市街地の活性化を推進するため、「都市再生推進法人」を立ち上げてはどうか。

(回答)国の支援が活用できるため、山形エリアマネジメント協議会と連携した中心市街地活性化区域全体を統括する都市再生推進法人の設立を目指していく。

市立病院済生館は、建て替えとなっても同じ場所とすべきと思うがどうか。

(回答)済生館の整備計画は、中心市街地エリアにおける整備を前提に、令和3年度中に、建て替え時期や場所などの方向性を示すよう進めていく。

本市をAI技術の拠点都市とするため、技術者の養成所をまなび館に設立し、AIやICT関連企業を誘致してはどうか。また、東北大学で整備が進む先端技術「次世代放射光施設」にはAIが必須であるため、新たな仙山連携になると考えるがどうか。

(回答)3年度策定予定のAI活用やスマートシティの取り組みに向けた計画の中で検討するとともに、首都圏のAI技術者を招聘し、助言をもらう事業も検討していく。また、次世代放射光施設には、本市や本市内業者も関わってきた経緯もあるため、仙台市から情報を得ながら、今後の連携の可能性を研究していく。

市観光協会とコンベンションビューローの統合に向けたスケジュールや、統合後の組織体制はどうか。

(回答)令和4年4月1日の統合に向け、協議を進めている。今後は、村山地区7市7町の観光協会と、より連携しながら事業展開していく。

創作活動などとあわせてアーティストが移住することで人口増となるよう、積極的な施策を展開してはどうか。

(回答)発展計画の見直しの中で、アーティストなどを含め、多業種の方々に移住してもらえるよう検討していく。

現在大ヒット中の「鬼滅の刃」の舞台である大正期の建物が多く現存する本市を、PRしてはどうか。

(回答)3年度実施の東北ディスティネーションキャンペーンに向けPRを行い、関係機関と誘客に向け協議していく。

山形大学の運動施設などを活用し、市の中心部に総合型地域スポーツクラブを創設してはどうか。

(回答)施設を管理する山形大学や地域住民の意向などを踏まえ、県教育委員会とともに、課題の調整などの創設に向けた支援を行っていく。

仙山圏交流促進に向けた道路網整備を、国で検討中の「特定広域道路」として事業採択されるよう、働きかけてはどうか。

(回答)県では、特定広域道路を、関係市町村などと協議、調整しながら検討するとしている。山形仙台間の新たな道路は、国の方針に即したものであり、県に積極的に働きかけていく。

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【川口 充律 議員】社会全体で人々を支えるしくみの確立を!

コロナ禍の中、営業収益が減退している事業者に対し、重層的かつ継続的な行政支援が必要であるが、今後の考え方はどうか。

(回答)さまざまな経済対策により、企業倒産などをある程度抑えられていると認識しているが、実態を正確に把握し、国の動向などを注視しながら適切な支援策を検討していく。

市独自の雇用創出事業として職業訓練の実施や、市職員の採用枠拡大などを実施してはどうか。

(回答)特に求人難にある医療・看護・介護・福祉系の業種の専門人材として資格を取得し、市内で就業した場合の支援として、専門人材就職支援給付金などの独自制度による支援を行っているが、市民の雇用にさらなる影響が懸念される事態となった場合には、直接雇用なども検討していく。

新型コロナ感染拡大防止対策として、東京都世田谷区のように、社会的検査を実施してはどうか。また、市独自の検査体制構築の進展状況はどうか。

(回答)本市におけるPCR検査は、濃厚接触者に限らず、接触者なども保健所長の判断に基づき、より幅広くかつ積極的に行っている。また、独自検査は、新型コロナの感染状況や検査の実施状況を踏まえ、効率的かつ効果的な検査体制の構築を検討していく。

介護予防や社会参加のため、高齢者が交流する活動拠点の整備が一層重要になると考えるがどうか。

(回答)新型コロナの影響で、会場確保に苦慮しているとの声も聞かれることから、感染予防対策の普及啓発を行いながら、活動団体のニーズに応じて、市有施設の活用も含めた、高齢者の運動や交流活動などを行う居場所の立ち上げや再開に向けた支援を進めていく。

ゼロカーボンシティの具体的施策として、利用期を迎える市有林の有効活用と造林を計画的に実施してはどうか。

(回答)市有林の下刈りや間伐などの森林整備を実施するとともに、伐期を迎える人工林の計画的な皆伐・再造林を行うことで森林の若返りを図り、二酸化炭素吸収量の向上に努める。さらに、森林環境譲与税を活用し、荒廃した民有林の整備などを推進するとともに、伐採された木材を積極的に市有施設に利用するほか、民間施設への市産材の活用を促進していく。

南沼原小学校の改築事業に伴い、現校舎敷地の南側にある忠魂碑の慰霊や管理に支障が生じないよう配慮すべきと考えるがどうか。

(回答)小学校跡地の具体的な利活用方策は決まっていないが、遺族会や地域との話し合いの場を設け、忠魂碑へのアクセスや管理が継続できるよう配慮していく。

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