日本遺産認定「山寺・紅花文化」について
日本遺産の認定について
平成30年5月24日、県が代表となり本市を含む4市3町(山形市、寒河江市、天童市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町)と申請した「山寺と紅花」をテーマとした歴史や文化が「日本遺産」に認定されました。
また、令和元年5月20日に認定内容の変更が認められ、新たに大石田町と白鷹町が、構成団体となりました。併せて、山形美術館が所蔵する「紅花商人〇山(まるやま(正しくは〇の中に山と表記する))長谷川家の上方由来コレクション」が、構成文化財として追加されました。
山寺が支えた紅花文化(ストーリーの概要)
鬱蒼と茂る木々に囲まれた参道石段と奇岩怪石の景勝地「山寺」。山寺が深くかかわった紅花栽培と紅花交易は莫大な富と豊かな文化をこの地にもたらした。石積の板黒塀と堀に囲まれた広大な敷地を持つ豪農・豪商屋敷には白壁の蔵座敷が立ち並び、上方文化とのつながりを示す雅な雛人形や、紅花染めの衣装を身に着けて舞う舞楽が今なお受け継がれ、華やかな彩りを添える。この地の隆盛を支えた山寺を訪れ、今も息づく紅花畑そして紅花豪農・豪商の蔵座敷を通して、芭蕉も目にした当地の隆盛を偲ぶことができる。
「日本遺産(Japan Heritage)」について【文化庁】
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するとともに、ストーリを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の伝統文化財群を地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図る。
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