
山形城(本丸・二ノ丸)をデジタル技術により復原しました。
山形城VR/ARは霞城公園にご来園いただき、お手持ちのスマートフォンで体験することができます。
VR/ARでありし日の山形城をお楽しみください。
詳しくは山形城VR/ARをご覧ください。
山形城について
山形城の歴史は、羽州探題として山形に入った斯波兼頼(最上氏初代)が延文2年(1357)に築城したことに始まります。その後、最上氏11代の最上義光によって城郭の整備が行われました。現在の二ノ丸の堀や石垣は、最上氏の後、鳥居忠政によって改修されたものと伝えられています。姫路城よりも広い全国有数の規模の平城は、昭和61年(1986)国の史跡に指定されました。
本丸御殿跡
本丸御殿は、天守閣が無かった山形城本丸の最重要施設です。しかし、間取り図はありますが、建物の形を確認できる立面図等の史料は確認されていません。山形市では、平成24年度から「本丸御殿跡」の整備を目的とした発掘調査を行い、地下遺構や出土品などから御殿の位置や規模を推定するとともに、研究者の監修の下、CGやVRなどの最新デジタル技術を活用した復原事業を進めています。
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体験する 本丸御殿オブジェクトVR
本丸と本丸御殿の往時の姿をCGで復原しました。上空から見下ろしたり、回転させて全体をぐるりと見回したり、さまざまな角度からご覧いただけます。
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体験する 本丸御殿360°パノラマ
実写の映像にCGで復原した本丸御殿を合成した360°パノラマのVR映像です。現地にいるような臨場感あふれる映像をインターネットで体験いただけます。
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観る 本丸御殿跡の映像
石垣や大手橋、高麗門、枡形土塀が復原された「本丸一文字門」と「本丸御殿跡」(本丸御殿広場)など、整備が進む山形城の本丸跡を映像でご紹介します。
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調べる 出土品と発掘の状況
発掘調査では大量の「金箔瓦」が出土しました。また、鯱瓦のほか、数種類の鬼瓦も出土し、複雑な屋根構造をもった、多層の建物があったと推定されます。