市長のやまがた自慢「リノベーションまちづくり」
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山形市では従来から民間主導でお蔵を利用したカフェ・レストラン、ギャラリーなど、既存の建築物を生かした取り組みがなされてきました。行政も関わったケースとして紅の蔵や山形まなび館などが整備されました。
そうした中、2016年2月、七日町の旭銀座のれん会(通称シネマ通り)に「とんがりビル」がオープンしました。築40年の雑居ビルをリノベーションし、創造的な活動を行う若者が集うビルに生まれ変わりました。それを機に周辺でさまざまな動きが同時多発的に起こり、エリア全体が変わりつつあります。傘屋さん跡、書店、旅館跡、診療所跡等がそれぞれ別業態のお店などに生まれ変わりました。最近も新しい洋菓子店がオープンしたばかりです。雑誌や旅行ガイドなどにも掲載されるようになり、県外からも人が訪れはじめています。
始めから全て計画を決めていくのではなく、一つのリノベーションが他の動きを喚起して徐々に面としての街が変わっていく、新たな街づくりのあり方です。こうした手法はエリアリノベーションと呼ばれています。
それを企画・デザインや人材の面で推進しているのが東北芸術工科大学です。先生、学生や卒業生がさまざまな形で関与し、その輪が広がっています。また、中心市街地全体へのさらなる広がりの芽も出つつあります。
山形市の街づくりの新たな動き、今後もご注目いただきたいと思います。
(広報やまがた平成30年7月1日号掲載)
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