子宮頸がん予防接種

ページID : 110446

 平成25年4月1日より定期接種(法律に基づいた予防接種)となった子宮頸がん予防ワクチンの接種ですが、平成25年6月14日に、厚生労働省から、副反応の発生頻度等が明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な勧奨を一時的に差し控えることとした通知が示されました。
 その後、令和2年10月9日に厚生労働省から「ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について(勧告)」の一部改正があり、定期接種の対象者及びその保護者に、公費によって接種できるワクチンの一つとして子宮頸がん予防ワクチン(以下「HPVワクチン」という。)があることを知っていただくとともに、HPVワクチンの接種について検討・判断するため、また接種を希望する場合の円滑な接種のために必要な情報を届けることを目的として、HPVワクチンの定期接種に関する情報提供を行うよう通知がありました。

・令和2年10月9日付け厚生労働省通知「ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について」(勧告)〔PDFファイル〕

 

定期接種の中止ではないため、小学校6年生から高校1年生相当の女子で希望する方は、公費(無料)で接種を行うことができます。ワクチンの効果とリスクについて、知っていただき検討してください。

対象者

 接種日において山形市に住民票のある小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女子

 

標準的な接種年齢・回数・間隔

 中学1年生に相当する女子

合計3回を肩に近い腕や太ももの筋肉に注射します。

 

接種スケジュール

 接種スケジュール

2価ワクチン(サーバリックス®)の場合※2回目の接種が1か月後になります。

(やむを得ず接種間隔の変更が必要な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて1回接種します。)

4価ワクチン(ガーダシル®)の場合※2回目の接種が2か月後になります。

(やむを得ず、接種間隔の変更が必要な場合は、1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種します。)

 接種間隔の「1か月後」とは、例えば接種日が2月5日であれば、1か月後の接種は3月5日となります。つまり翌月の同日となります。

 

接種回数・間隔の注意事項

 3回接種しないと十分な予防効果が得られません。

子宮頸がん予防ワクチンは2種類ありますが、3回とも同じワクチンで接種する必要があります。安全性や有効性の面から、途中でワクチンを切り替えて接種することはできません。
 

接種方法

 山形市予防接種協力医療機関での個別接種
予診票は協力医療機関へ設置していますので、接種時に医療機関でご記入ください。


 市外(県外含む)での接種を希望する場合や、山形大学医学部附属病院での接種を希望する場合は、 接種前に山形市母子保健課(山形市保健所内)窓口(霞城セントラル3階)での手続きが必要ですので、お問合せください。ただし、山形大学医学部附属病院での接種は、同病院に入院しているなど一定の条件を満たす方のみの受け入れになります。
 

「山形市予防接種協力医療機関」(PDFファイル)
 

接種料金

 無料

 対象年齢を過ぎたお子さんは有料になります。
 

接種前の注意

次のような場合は、副反応が強く出ることがありますので予防接種は受けられません。

  • 発熱している
  • 重い急性疾患にかかっている
  • その日に受ける予防接種によって、また予防接種に含まれる成分で、ひどいアレルギー反応  (アナフィラキシー)を起こしたことがある
  • 麻しん風しん混合(MR)、麻しん、風しん、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘(水ぼうそう)、BCG等の生ワクチンの予防接種を受けて27日を経過していない
  • その他、医師が不適当な状態と判断したとき


 妊娠している方、またはその可能性がある方は注意が必要です。
 

接種後の注意

  • 接種当日は激しい運動は避けましょう。

  • 注射した所が赤くはれたり、 しこりがしばらく残ることもありますが 自然に治ってきます。

  • 接種後、お子さんの体調に変化があった場合や、 異常が認められる場合は、 医師の診察を受けてください。

  • 接種による痛みやストレスのため、失神したりすることもあるので、接種後30分程度、医療機関でイスに座るなどして安静にしましょう。失神して倒れ、頭を打ったりすることもありますので、注意が必要です。

  • またこの予防接種は筋肉注射ですので、痛みを強く感じる場合があります。お子さんが痛みに弱いと思われる場合は、事前に接種医師に申し出ておきましょう。

 

予防接種を受けるにあたって

  • 接種歴の確認と接種後の記録を行うため、必ず、母子健康手帳を持参してください。

  • 接種前に、接種医療機関でお渡しする予防接種についての説明書を必ずお読みください。

  • 接種の際は、医師の問診や診察をしたうえで、保護者の意思確認と予診票へのサインが必要となります。そのため、予防接種を受けるお子さんの保護者が同伴してください。

  • 接種の際は、日頃の健康状態をよく知っている保護者の方が同伴してください。特に、このワクチン接種後に失神したりする例もありますので、できるだけ同伴していただくようお願いします。やむを得ず同伴できない場合(接種年齢が13歳以上に限る)は、保護者の方に接種前にお渡しする説明書をよくお読みいただき、事前に「予診票」と予診票内の「同意書」をご記入ください。「予診票」と「同意書」に保護者の署名等がない場合、接種は受けられません。

 

その他

1.万が一、この予防接種による副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障がいを残すなどの健康被害に対しては、予防接種法に基づく救済制度があります。

予防接種法に基づく救済制度について(リンク)

2.厚生労働省及び文部科学省は、ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(子宮頸がん予防ワクチンの接種)後に症状が生じた方からの相談を受け付け、ご相談内容に応じて柔軟に対応することを目的として、各都道府県に相談窓口を設置することになりました。山形県においても相談窓口が設置されました。

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口の設置について:山形県ホームページ(リンク)
 

 この予防接種を接種したからといって、子宮頸がんにかからないわけではありません。20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受け、早期発見につとめましょう。

 

子宮頸がんとは

 子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、ほとんどが発がん性ヒトパピローマウイルス(発がん性HPV)の感染によって起こります。HPVは、性交渉によって感染するので、性交渉の経験がある女性は誰でも子宮頸がんになる危険性があります。

 HPVは、100種類以上ありますが、そのうちの15種類ほどが発がん性HPVといわれています。感染しても多くの場合は自然に消えてなくなりますが、感染が続くと、前がん病変(がんになる手前の状態)を数年から数十年を経て、その一部ががん化するといわれています。最近は20歳代~30歳代で子宮頸がんにかかる方が増えています。初期の段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると次のような症状が現れます。

 

 ・月経中でない時や性交渉の時に出血する

 ・濃い茶色や膿(うみ)のようなおりものが増える

 ・下腹部や腰が痛む など 

子宮頸がん予防ワクチンの概要

 発がん性HPVのうち、子宮頸がんから多く見つかるHPV16型・18型に対して効果があります。ただし、すでに感染している人に対して、ウイルスを排除したり、発症しているがんを治療したりする効果はありません。また、ワクチンを接種しても全ての発がん性HPVを予防できるわけではないので、接種した方も20歳を過ぎたら、定期的に子宮頸がん検診を受けていくことが大切です。

 

 ワクチンは2種類あります。

 1つ目は、国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出される、HPV16型・18型を含むワクチン(2価ワクチン)です。

 2つ目は、HPV16型・18型に加えて、尖圭コンジローマの原因となるHPV6型・11型の4つのタイプのHPVを予防するワクチン(4価ワクチン)です。

 どちらのワクチンも予防できる発がん性HPVは同じタイプ(HPV16型・18型)の2種類です。ワクチンはそれぞれ予防できるタイプ以外のHPVには効果がありません。

 

ワクチン接種後に起こりえる症状

 接種部位の痛みや腫れ、赤みがあります。ほとんどは接種後2日までに出現し、数日で消失します。その他、疲れた感じ、頭痛、腹痛、筋肉や関節の痛み、じんましん、めまい等があります。ごくまれに、呼吸困難、じんましんなどの重いアレルギーや、手足の力が入りにくいなどの症状(ギラン・バレー症候群という末梢神経の病気)等の報告があります。

 また、接種の際の痛みや恐怖・興奮などをきっかけとした失神の報告もあります。そのため、失神等による転倒でケガをすることもあるので、接種後30分程度は体重を預けることができるような場所で座るなど、なるべく立ち上がらないようにしましょう。
 

(参考)厚生労働省ホームページ

 ・「子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ(平成25年6月版)」〔PDFファイル〕

 ・  子宮頸がん予防ワクチンに関するQ&A(リンク)
 

(参考)日本産婦人科学会ホームページ

 ・「子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために」日本産婦人科学会ホームページ(リンク)

お問合せ

山形市 母子保健課(山形市保健所内)母子保健第一係

990-8580 山形市城南町一丁目11号(霞城セントラル内3階)

電話番号:023647-2280  FAX023647-2281

Eメールアドレス:boshihoken@city.yamagata-yamagata.lg.jp

開庁日:火~日曜日(閉庁日を除く)

開庁時間:午前830分~午後515

閉庁日:月曜・祝日・年末年始

    (日曜、月曜が祝日の場合は、火曜日も閉庁。※閉庁日はこれによらない場合がありますので、母子保健課開庁日カレンダーをご確認ください)

             

 


このページの作成・発信部署