こころの病気とは。有効な治療法があります。早めの発見、早めの治療を。

ページ番号1003456  更新日 令和3年9月30日

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こころの病気とは?

うつ病

過度のストレスなどに加え、几帳面、責任感が強いといった性格が相互に関係して、脳内の伝達物質セロトニンやノルアドレナリンの量が減り情報伝達機能に不具合が出て情報がうまく伝わらない状態です。
意欲の減退や判断力の低下といった症状のほか、睡眠障がいや頭痛、肩こりなどの症状も出ます。重症化すると、最悪の場合は自殺に至ることもあります。

アルコール依存症

職場や家族関係の心理的トラブルを抱えていることが多く、その悩みのはけ口としてはじまったものが習慣となり自分では変えられなくなります。
「これではいけない」と心の片隅では思いつつ、なかなか悪習慣を断ち切れずセルフコントロールが効かなくなります。やめると禁断症状が現れるなど精神的にも身体的にも依存が見られます。精神的、身体的に害が及んだり、社会生活や人間関係に支障をきたすようになったら要注意です。

統合失調症

脳内物質であるドーパミンの過剰分泌やセロトニンの不足などにより、脳内の情報伝達機能に異常が起きて発症します。強いストレスなどがきっかけと言われていますが、はっきりとした原因はよくわかっていません。
症状としては、幻覚や妄想によって人を疑ってかかったり、言動に一貫性をなくしたりして情緒不安定となり周囲を混乱させます。また、眠れなくなったり、不安やうつ状態に陥ったりするなど、意欲や気力をなくして引きこもりがちになることもあります。

自分や身近な人の様子が「いつもと違うな」と感じたら

疲れていたり、悩みを抱えたりしていませんか?

悩み、ストレスなどがつらい時は、ひとりで抱え込まず誰かに相談しましょう。自分ひとりでは気がつかなかった問題点を見つける事ができることもあります。相談相手は医療機関などはもちろん、家族や友人、同僚など身近な人でかまいません。相談する内容にあわせて、相談しやすい人に声をかけてみましょう。

こころの健康に関する相談窓口は次のリンクです。

身近な人達ができること

本人に自覚がないことも多いため、まずはひとこえかけてみましょう。
そして、話に耳を傾け専門家や専門機関の相談、受診を勧めましょう。

ひと声のかけ方としては・・・
「最近眠れてる?」
「どうしたの?元気ないね。」
「よかったら話してみて。」

気づき

こころの不調を示すサインに気をつけましょう。
たとえば…口数が少なくなる、以前に比べて表情が暗く元気がない、遅刻、早退、欠勤(欠席)が増える、好きなことに興味を示さない、眠れてない様子、食欲がない、自殺をほのめかす…など
もし、気がついたら話を聞くことは絶望感を減らすための重要なステップです。話題をそらしたり、否定したり、安易に励ましたりすることは逆効果です。相手の気持ちを尊重し、まずはしっかりと耳を傾けましょう。

つなぎ

相手のことを心配し、助けたいと思っていることを伝え、すみやかに専門家や専門機関に受診、相談しましょう。

見守り

焦らず温かく見守り、回復を支えましょう。

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