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山形市指定文化財を新たに指定しました

山形市指定文化財を新たに指定しました

ページID : 115075

以下の文化財が新たに指定されました。

 最上家関係書状(追加指定)

【もがみけかんけいしょじょう】
 

指定年月日

令和3年(2021年)9月7日
 

指定された文化財について

最上家関係書状

種別

有形文化財(古文書の部)
 

数量

  4通
 

所在地

  山形市大手町1-53(最上義光歴史館)
 

所有者

  山 形 市
  

概要

山形市が所有している最上家に関係する書状等のうち、山形市の歴史上重要と認められる以下の4通の書状等を追加指定しました。これにより既に指定している「最上家関係書状」9通と合わせて、「最上家関係書状」は13通となります。

⑴ 天正(てんしょう)9年(1581)9月12日 最上義光宛行状(あてがいじょう)

⑵ 享保(きょうほう)9年(1724)3月29日 資清添状(すけきよそえじょう)

⑶ 慶長(けいちょう)17年(1612)正月11日 最上家親一字状(いえちかいちじじょう)
⑷ 年不詳1月1日 最上家親書状



(1) 天正9年(1581)9月12日 最上義光宛行状
 最上義光が、現在の秋田県横手周辺の土地を家臣に給与したことを証する文書。天正9年は、現在の山形県最上地方の領主が最上氏の支配下に属する時期ですが、秋田県横手地域の領主たちをも支配下に治めていくことを示す貴重な史料です。


(2)享保9年(1724)3月29日 資清添状

 「最上義光宛行状」の元所有者の先祖は、秋田藩の家臣でした。秋田藩では、藩命によって家臣の所蔵する古文書を提出させて記録し編纂していました。それに伴って⑴の文書を秋田藩御文書所へ提出して、そこで記録された上で、改めて所有者に返却されたことを記した文書です。⑴の文書の江戸時代での来歴がわかる貴重な史料です。

 
 

(3) 慶長17年(1612)正月11日 最上家親一字状

 最上家親(最上義光の息子)が家臣である矢口作丞(さくのじょう)に「親」の一字を与えた文書。主人が自分の名前の一字を与えることを「偏諱(へんき)」といい、主従関係を意味しています。このころ家親は江戸にいますが、離れた山形の家臣との関係を強固にする動きを示しています。近年、家親に関する研究が進み、史料が少ないながらも再認識されており、これらの研究で使用される貴重な史料です。