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東京2020大会施設への山形市産材提供の取組み

東京2020大会施設への山形市産材提供の取組み

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 山形市 木材伐採式及び協定締結式・木材エンブレム記念盾贈呈式は東京2020公認プログラムです。

「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~ 」 

 山形市は、平成29年9月に、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下「組織委員会」)が募集した、「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」に応募し、部材協力者として選定されました。


 このプロジェクトは、オールジャパンで大会を盛り上げるとともに、環境に配慮した持続可能な大会を実現するため、全国の自治体から借り受けた木材を使用し選手村ビレッジプラザを建築、大会終了後は解体された木材を各自治体に返却し公共施設などでレガシーとして活用するもので、県内では山形市のほかに山形県と金山町が参加します。
 山形市ではこのプロジェクトへの参加を通して、山形市産材のPRや林業の活性化に寄与したいと考えています。
 

『選手村ビレッジプラザ』とは

 提供木材を使用して建築される選手村ビレッジプラザは、選手団の入村式の場としてメディアを通して多くの人の目に触れる選手村の代表的な施設であり、他にも大会期間中の選手の生活を支える施設として様々な店舗やカフェ等が配置され、多くの選手やメディア関係者等が訪れる施設になります。
 プロジェクトの概要は東京2020組織委員会のホームページをご参照ください。


選手村ビレッジプラザ外観(2018年10月時点のイメージ図/©Tokyo2020)

選手村ビレッジプラザ内観(2017年9月時点のイメージ図/©Tokyo2020)

提供木材 

 山形市南西部の「山形県県民の森」内に位置する、標高約600m、面積約34haの山形市有林板橋山から、地元の西山形地区の皆さんが植林し大切に手入れしてきたスギの木を約45㎥提供します。
 伐採された木材はビレッジプラザの建築材として使われた後市に返還され、大会レガシーとして地元の西山形小学校の改築工事に利用されるほか、多くの市民の皆さんに親しんでいただけるよう公共施設等に後利用する予定です。
 また、伐採跡地には再び植林することで、「植える→育てる→伐採する(使う)→植える」という健全な森林サイクルによる資源の循環利用を目指します。
 

これまでの取組み

1 感謝状贈呈式                                          

活動内容

 日時 2017年11月24日
 場所 東京都港区虎ノ門 虎ノ門ヒルズ森タワー
 プロジェクトに参加する全国63自治体に、組織委員会より感謝状が贈呈されました。
 また、プロジェクトの記念として各参加自治体産の木材で作られた東京2020オリンピック・パラリンピックの木材エンブレムが披露されました。
 

写真

山形市から農林部長が出席し、組織委員会遠藤利明会長代行より感謝状を手交
 

 

2 木材提供に関する協定締結式

活動内容

 日時 2018年5月12日
 場所 山形市大字門伝地内 山形市有林板橋山
 提供木材を切り出す市有林板橋山のスギ植林地において、地元西山形地区の皆様をはじめ林業関係者やご来賓の方に参加いただき、組織委員会と山形市による木材提供に関する協定締結式を行いました。また、組織委員会から、選手村ビレッジプラザに木材を提供する各自治体に贈られる記念品である木材エンブレム記念盾が贈呈されました。
  

写真

山形市長佐藤孝弘と東京2020組織委員会遠藤利明会長代行による協定書の取り交わし



 

山形市産材で作られた世界で一つだけの木材エンブレム記念盾

   
 

3 市有林板橋山伐採作業

活動内容

 日時 2018年9月下旬~11月上旬
 場所 山形市大字門伝地内 市有林板橋山

 選手村ビレッジプラザの建築材として提供するため、市有林板橋山の一部を皆伐しました。

写真

伐採前の市有林板橋山のスギ林


木の根元をチェーンソーで伐倒する作業


伐倒した木の枝を払い(枝払い)、木材の用途に応じた長さに切断(玉切り)する作業


林内に置かれた丸太を作業道の脇などに集める作業

 
プロセッサ(造材機械)による枝払い・玉切り・集積の一貫作業


フォワーダ(集材用車両)で山土場から集積所に運搬する作業


丸太を集積所に積み上げ(はい積み)


木の先端の細い部分や根本の太い部分などの端材も、バイオマス材として発電用燃料に使用

 
伐採終了後、スギ苗を植栽
 
 

4 製材加工作業

活動内容

 日時 2018年10月下旬~2019年7月中旬
 場所 山形市内の各製材所11社
 伐採した木材を山形木材業組合を通じて各製材所に運搬、市内の製材所11社で丸太を製材・乾燥し、プレカット加工、塗装などの仕上げ作業を行いました。
 

写真

トラックで集積場から製材所へ木材を運搬


東京2020組織委員会が指定する寸法に合わせて丸太を角材にする作業


乾燥機で木材を乾燥させる作業


製材、乾燥後の木材


木材の表面を滑らかに整える加工作業


組立用の金具を入れる穴やミゾをほる加工をした木材


提供木材すべてに、ハンコで「山形市」の刻印を施す

 

5 提供木材の仕上げ作業

活動内容

 日時 2019年5月24日
 場所 山形市立西山形小学校グラウンド

 西山形小学校の全校児童66名と山形市長が、提供木材の加工作業の最終工程である、「山形市」の刻印と仕上げ塗装を行いました。
 

写真

東京2020大会の成功と日本選手の活躍への願いを込めた、応援メッセージの発表


仕上げ塗装作業の様子

 

6 提供木材出発式

活動内容

 日時 2019年6月9日
 場所 山形市役所正面ピロティ
 完成した木材を納品するにあたり、来賓の皆様や協力事業者の方約120名にご出席いただき、提供木材の出発式を行いました。
 式典では、山形市から東京2020組織委員会への提供木材の引渡しのほか、木材を切り出した市有林板橋山の地元西山形地区の皆様による「西山形柏倉田植え踊り」が披露され、最後は出席者全員で、木材を積んで東京都晴海へ向けて出発したトラックを見送りました。
  その後、7月にかけて順次完成した木材を、4回に分けて東京都晴海の選手村ビレッジプラザ建設地へと運搬し、7月18日に最後の木材を運び終えました。
 

写真

山形市長佐藤孝弘と東京2020組織委員会遠藤利明会長代行による提供木材の引渡し


「西山形柏倉田植え踊り」の披露


東京都晴海へ向かうトラックの見送り


選手村ビレッジプラザ建設地に提供木材を納品


7月18日 最後の納品状況

 

7 ウィンドウディスプレイ展示

活動内容

 日時 2019年7月中旬~8月上旬
 場所 山形市中央駐車場ウィンドウディスプレイ
 「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~ 」事業の取組みを紹介する展示を行いました。床に木製チップを敷き詰め木をふんだんに使うことで、取組みをPRするとともに木のぬくもりを感じていただける展示となりました。
 また、8月5日~7日にかけて行われた花笠まつり期間中は、観光に訪れた多くのお客様にも見ていただくことができました。
 

写真

提供木材の見本のほか、積み木や木琴などの多くの木製品も展示


8 選手村ビレッジプラザ内覧会

活動内容

 日時 2020年1月29日
 場所 東京都中央区晴海
 選手村ビレッジプラザの棟上げが完了し、木材提供自治体の首長を招いた内覧会が開催されました。ビレッジプラザは延床面積約5,500m2、木材約4万本を使用した木造の仮設建築物で、大会終了後は解体され、提供木材は大会レガシーとして各自治体に返却されます。
 山形市産材は5つある建物のうち、式典が行われた場所であり雑貨店やオフィシャルショップが入る建物の梁や柱、床材に使われました。内部は梁や柱があわらしになった構造になっていて、完成後も各木材の産地の刻印を見ることができるようになっています。
 大会期間中はこのビレッジプラザが、メディアを通して世界中の人々に取組みをPRするとともに木の良さを発信していきます。

 

写真

山形市産材が使われている棟の全景



床材


柱材


梁材



 

9 今後の予定

・2020年4月まで        ビレッジプラザの本体工事・内装工事等
・2020年7月~9月       東京2020オリンピック・パラリンピック大会開催
・2020年10月~2021年3月 ビレッジプラザ解体
・2021年3月          提供木材の返却
・2021年以降          返却された木材を大会レガシーとして活用

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