西蔵王地区にて有機農業実証栽培をおこなっています

ページ番号1014312  更新日 令和6年11月21日

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西蔵王地区に有機農業実証圃を設置し、じゃがいもの有機栽培をおこないました。
原則、化学肥料・農薬を使わずに栽培するため写真のように雑草も沢山生えてしまいますが、農福連携により福祉事業所へ除草業務をお願いしながら取り組み、10月に収穫をおこないました。
生産されたじゃがいもは11月の学校給食にて提供され、育ててくれた農家さんと児童のみなさんとで有機栽培について学びながらおいしくいただきました。

じゃがいも栽培記録

種芋の写真
こちらはじゃがいもの種芋です。今回は「ハルカ」と「男爵いも」の2種類を植えます。
種芋植え作業写真
福祉事業所の方々と一緒に、ひとつひとつ手作業で植えました。
1か月後の写真
種芋を植えてから約1か月の様子です。
10aの畑にじゃがいもの芽が整列!畝たて機で土をかぶせて雑草が成長するのを防ぎます。
種芋を植えてから2か月後
種芋を植えてから約2か月の様子です。夏本番を迎え青々と成長しています。
虫食い
葉っぱを見てみると虫食いの跡が!
犯人は…ニジュウヤホシテントウ!手作業で駆除します。
種芋を植えてから約3か月後
種芋を植えてから約3か月の様子です。
除草剤を使わずに栽培をおこなうため写真のように雑草が伸びてしまいます。
ですが、じゃがいもは土の中で栄養を蓄え順調に生育しています。
9月上旬ごろ
雑草を刈り払い、収穫の準備を進めます
収穫(トラクター)
種芋を植えてから約5か月。いよいよ収穫の日を迎えました!
トラクターを使ってじゃがいもを掘り起こしていきます。
じゃがいもの写真
掘り起こしたじゃがいもは人の手で拾い集めて収穫します。
収穫は福祉事業所の方々にもお手伝いいただき、数日に分けておこないました。
じゃがいも2
大きなじゃがいもが沢山収穫できました!
収穫したじゃがいもは市内の小中学校の学校給食に使用されます。
中学校肉じゃが
有機栽培のじゃがいもは、市内の中学校の給食で「肉じゃが」に使用されました。
学校給食じゃがいものお味噌汁
市内の小学校の給食では「じゃがいものお味噌汁」に使用されました。
有機じゃがいもを食べる会
有機栽培でじゃがいもを育てた農家さんが蔵王第二小学校を訪れ、一緒に給食を食べました。
「どうして有機栽培をしようと思ったの?」「有機栽培のどんなところが大変ですか?」など児童のみなさんからは沢山の質問が!農家さんからひとつひとつ丁寧にお答えいただき、有機栽培について関心を持っていただけました。
じゃがいものお味噌汁完食
お味噌汁が入っていた鍋は空っぽに!とてもおいしく食べてくれたようです!
児童からは「かたいイメージだったけれど今日のじゃがいもはやわらかくて食べやすかった!」などの感想がありました。
ごちそうさまでした
有機栽培の大変さを学んだ児童たちは、生産者の方に感謝しながら
「ごちそうさまでした!!」

 

山形市では、今後も農業の持続的な発展を実現するため有機栽培を推進してまいります。

 

 

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